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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
日本の大学は雑用が多い? (スコア:2, すばらしい洞察)
研究以外に雑用とかてんこもりという印象があるのですがどうでしょうか?
Re:日本の大学は雑用が多い? (スコア:5, 興味深い)
ただし、教育的効果を越えたレベルで学生に雑用を振る先生が少なくないのも事実です。これは徒弟制度的な発想がまだ(特に年配の教授を中心に)残っているという理由もあります。
雑用が院生に回される理由のもうひとつは、教授の補佐的なポストがどんどん削減されているという事情もあると思います。昔に比べて事務職や技術職は削減され、助教授・教授ポストの維持拡大のために助手ポストも減らされました。大講座制になって助教授も独立してしまったので、結局親玉である教授・助教授が研究室運営に必要な雑用のほとんどをやらないといけなくなっているのです。いきおい、簡単な雑用は(多少知恵の付いた)院生に回したくなるという寸法です。
個人的には教授ポストを減らしてでも必要な事務ポストは残す(場合によっては増やす)べきだし、若手の参入機会を増やす意味では助手ポストを増やさないといかんと思ってるのですが、なかなか皆さんそのようには考えないみたいですね。
#中の人なのでAC
雑用の効用 (スコア:1)
研究費の請求のやり方とか、大学内の雑務の実務的知識とか、研究機材のメンテナンスとか、学会の準備に必要な作業とか。これらは、アカデミックポストを得たときに役立つ。
とくに機材のメンテをやって、マニュアルを隅ずみまで読んでおくと、他人はデフォルトで使っているのに、自分は設定をカスタマイズして最適条件で実験や測定ができて研究に有利ですし、新機材を購入するときに相談もちかけられて、メーカーの営業と交渉することになって、より深い知識が得られたりとか。
深入りすると、実験機材メーカに就職することになりますが、それもいいんじゃないですか?(笑)
中島義道電気通信大学教授のように、助手時代にボス教授の家の掃除や芝刈りまでやらされるんじゃ困るけど、さすがにそんなボスはもういないだろう。