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若者の4人に1人は献血そのものを知らない」記事へのコメント

  • 献血事業は独占事業 (スコア:-1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2006年05月11日 8時51分 (#936742)
    どれだけ献血しても、自分が病院で輸血すると費用負担が発生するから、タダで独占企業に寄付し、相当品を受け取るときは料金を払うのがなんとも。
    日本赤十字が血液事業に対し、合理化を図ったという話も聞かないし、上層部に独占企業としてのエゴも感じられる。

    そんな訳で献血はしたくないなぁ。
    • はい先生! (スコア:3, すばらしい洞察)

      by mishima (737) on 2006年05月11日 9時29分 (#936770) ホームページ 日記
      屁理屈であげつらってるだけのように見えまーす。

      「上層部に○○としてのエゴも感じられる。」
      と言えば、どんな団体にでも使えるね。

      やりたくないなら
      「自分が損するだけ、見返りのない協力なんてイヤです。
      みんなが自分と同じような理由で献血しなくなったら
      どうなるかなんて知ったこっちゃないです。」
      と言って非協力的な自分をさらけ出せばいいのに
      (ID での発言ならともかく、AC なんだからさ)、
      そこにもっともらしい理由をくっつけて、
      潜在的な非難をかわそうとしているように見えまーす。

      #非協力的なやつを、十把一絡げに悪いやつと決め付けることが問題。
      #変な理由で自己正当化しようとするよりは、
      #協力的でなくても堂々としてるほうがまだまし。
      --
      # mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
      親コメント
    • by tetsuya (11853) on 2006年05月11日 10時16分 (#936808) 日記
      まぁ、落ち着いて日本赤十字社の献血事業と財政基盤 [jrc.or.jp]を見てみましょう。

      確かに献血ですから、献血側には金銭の支払いはありません。が、献血のための設備コストや医師、看護師、血液検査のコストなど結構な費用がかかっているようです。

      ごく単純に計算して、輸血用血液の供給による収入112,881万円(輸血本数が200ml換算で1,692万本なので、1本あたり約6,672円の上がり)に対して、支出の部から献血事業に直接必要と考えられる上位6項目を合計した金額が130,671万円、ここから広報関係費を差し引いても115,506万円なので輸血用血液の供給で儲けているわけでないでしょう。

      #採血された分が全部輸血に回っているわけでもないし、製薬会社に卸している分の
      #単価がわからないので上記は正確に実態を表している訳では無いと思いますが
      #むちゃくちゃでは無いことは判ると考えます。

      というわけで、血を採られるのは只でもらう(輸血の)時は金を取るのか!と文句を言うほどのことは無いと思いますがどうでしょう?輸血用血液の費用そのものは、ほぼそのまま血液を供給するための手数料なのですから。

      それから、合理化。確かに、この手の我が国で唯一という事業は無駄がどこかにあんじゃね?という目で見たくなりますし、献血事業の合理化が十分にされているか?は分かりませんが、今の日本の状況を見るにつけ合理化のしわ寄せは安全に行ってしまう(医療事故、航空会社や鉄道会社に運送業、建設会社などの事故は突き詰めていくとコスト削減に行き着くことが多いと考えています)ので、献血事業の性格を考えるとあまり合理化、合理化と言うのは良くないと思いますよ。
      親コメント
    • Re:献血事業は独占事業 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2006年05月11日 8時59分 (#936749)
      これからは献血も競争の時代ですか

      献血が減ったのは「献」を損だと思う(思わざるを得ない)層が
      増加した所にあると思うのですが。

      #と言ってもヘマトクリットが低いので献血したことがないAC。
      #高々血液検査後程度でも2日ぐらいグロッキーになるんで…
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年05月11日 9時53分 (#936792)
      だからこそ献血しなくてはなりません.

      私も日本赤十字(特に献血事業)に対して親コメに近い組織感を持っています.
      でも、今の日本のルールだと「一旦輸血を受けると献血できない」んですよ.

      もし自分が輸血を受けた際にも「日本赤十字社に足を向けては眠れません」ではなく、「預けていた分を返してもらっただけ」で居たいので、私はこつこつと献血(貯血)しています.
      親コメント
    • Re:献血事業は独占事業 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by kabutch (30040) <kabutch@gmail.com> on 2006年05月11日 11時44分 (#936879) 日記
      ジュースや食べ物、場合によってはメイドさんのサービス [srad.jp]までついていながら「タダ」だなんて・・・。
      「現金の授受がない」のと「無償」はまったく別です。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年05月11日 8時58分 (#936748)
      つ やらない偽善より、やる偽善
      親コメント
    • by astro (17245) on 2006年05月11日 11時52分 (#936885) 日記
      血液自体は無償で入手できても、そもそも献血センターや
      献血バスの管理運営、血液事態の保管・管理にかなりの
      コストがかかっているという想像は働きませんかね。

      それに献血センターにいって見ればわかりますが、献血者に
      対して、現金こそ支払われませんが、ちょっとしたもの(絆創膏などの
      応急手当グッズ)とか、飲み物とかはもらえます。
      こういうものを削っちゃったら、それ目当てでも献血してたひとも
      減るでしょうから、血液の供給にも問題が起きると思います。

      むしろどんな状況でも、何らかの形で輸血血液が供給できている
      今の体制は、驚くほかはありませんよ。
      もちろん上層部の意識に問題はあるかもしれませんが、特殊法人
      ならではの、天下り脳に侵された人々なのでしょう。こういった
      ものは排除していくべきですが。

      残念ながら私は持病により献血できない身なので、せめて赤十字社に
      寄付をするくらいしか出来ませんけどね。
      親コメント
      • by RB104 (4896) on 2006年05月11日 13時34分 (#936988) 日記
        >現金こそ支払われませんが、ちょっとしたもの(絆創膏などの
        >応急手当グッズ)とか、飲み物とかはもらえます

        去年まではMDがもらえてたのだけど、今年になってキティ
        ちゃんの財布とか、一回もらったら後はいらないような物
        ばかりになって、品物選ぶのに困ります。
        現金化できるということで大昔に図書券が廃止されたらし
        いけど買取できないような図書カードの設定とかできない
        ものか

        #MDは甥にあげてたけど
        親コメント
    • 献血以前の制度はさらにヤバかったと記憶。
      買い取ってもらえたため、「売血」と言う商売があった。
      浮浪児をアパートに集め、最低限の食事を与えて血液を生産する悪人が横行。
      血は抜き過ぎると、黄色っぽくなるとの事。
      • by pmjames (29210) on 2006年05月11日 10時18分 (#936812) 日記
        「黄色い血」というのはライシャワー事件のときに新聞が使った言葉ですから、
        血液自体が黄色く見えることを意味するわけではなく、
        「肝炎の病原体(そもそもHBVの同定より前の話です)が入っていて
        輸血されると黄疸が出るかも知れない危険な血液」という意味です。

        売血制度を糾弾した人たちの武勇伝 [geocities.co.jp]は話半分に聞いておくにしても、
        金に困っていない人がわざわざ血液を売るというのが考えにくい以上、
        「手配師がドヤ街で仕事にあぶれた人を集めて……」という場面は容易に想像できるので、
        採血の基準もろくに守られず、貧血で皮膚の赤みが抜けて黄色く見えるような人からも
        血液を買っていた、ということもあっただろうと思います。

        そういうことで大騒ぎして献血を導入したはずなのに、20年後に全く同じ問題を
        病原体だけ変えて(HBV→HIV)起こしてしまったのが情けないところです。このときには、
        皮肉にもライシャワーの母国の売血制度が原因の一つだったわけですが。

        #書いてる間に同じリンクを挙げた人が出ちゃったけどID
        親コメント
    • 200mリットルよりも400mリットル献血の血を
      優先して使うので古くなりがちな200mリットルは
      廃棄される事が多いそうで・・・
      しかしいきなり400mリットル頼める人がどれだけいるのかと。
      • 街頭での献血呼びかけを見かける時、血液型毎の不足人数を看板に書いてありますね。自分の血液型は結構足りてるとか足りないよとか思うわけですが、足りないというからには、その分は足りてないというのは、本当なんでしょうね。

        献血するなら400mlの方が確実なんですか...
        廃棄されたら嫌だなあ...(なんか、テストとかに有効活用するとWebに書いてありますが...
        • >廃棄されたら嫌だなあ...(なんか、テストとかに有効活用するとWebに書いてありますが...

          以前、医療廃棄物を中間廃棄処理施設へ運搬する仕事をしていた時に日赤血液センターにも
          出入りしていましたが、かなりの数の保存期限が切れた輸血パックを回収していました。
          期限が切れたらテスト等にも活用してるのでしょうが、廃棄するパックの数も大量な物でした。

          なので私は街頭で「血液が不足していま~す!」なんて呼びかけを聞いても、どうも献血する気になれません。

          #あるいみ関係者っぽいのでAC
          • Re:献血事業は独占事業 (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2006年05月11日 11時25分 (#936867)
            廃棄しているから無駄になっている、というわけではないと思いますけどね。
            それこそ阪神大震災のような災害が発生すると、とたんに需要量が跳ね上がる+供給不足は人命に直結するわけで、期限が切れた場合に廃棄になってしまうことを前提とした上でも一定量の備蓄をしておくことは決して無駄なこととは思いません。

            いろいろ理屈をつけて献血を「しない」という選択をするのは簡単ですけどね。

            別にたいした手間でもないし(多少の時間はかかるが、経済的社会的体力的に負荷になるようなもんでもない。骨髄ドナーになるってんならともかく)、ほんのちょっとしたステップで社会に貢献できるんなら、私はそっちを選びます。

            ただ、そんな私でも献血ルームもうちょっと遅い時間まで開けてて欲しいってのはやっぱり言いたい。
            親コメント
          • Re:献血事業は独占事業 (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2006年05月11日 22時50分 (#937274)
            血液に限らず、医薬品は大災害などに備えて大量に備蓄され、
            そして時間が経てば捨てられるべきものです。

            血を必要とする病人や怪我人が少なかったことをむしろ喜びましょう。
            親コメント
    • これ素晴らしい洞察っていうより
      大いなる勘違いですね。
      本人の自由なので献血したくないのはいいですけど
      理由は事実と違いますね。
      他人に強制しなければ勘違いを理由に自分の行動を
      決めるのは何ら問題ありませんが、わざわざスラドに
      投稿する程のことはありませんね。自分の中にしまっておけば
      よいことです。

      事実と違うといっても献血制度に問題無しとは
      言えないのでこれも勘違いなきよう。
    • > タダで独占企業に寄付し、相当品を受け取るときは料金を払うのがなんとも。

      それが献血の「献」という字にこめられた意味を否定しているわけですね。

      単に「注射がこわい」とか「献血って何?」という若者が増えることよりも
      チャリティの精神を屁理屈でもって否定したり「すばらしい洞察」をするやつが
      いるほうが先行き悲しいものがあります。
    • 私もあまり良い印象は持ってません。少しは苦しまないと良くはならないんじゃないだろうかと思いますが。

      日赤がらみの仕事に関わったことありますけど、印象としてはまさに「お役所仕事」でした。担当者の親族会社に発注させるために、デキレースっぽい入札やってたなんて話も聞きましたし(結果は聞いてませんが)。施設ももの凄い立派だったり、少なくとも私が見聞きした範囲では経営努力をしてる...とは思えませんでしたから。

      でもそれはそれとして、献血しなければ血が足りないんでしょうから...。
    • FONのように、
      ある頻度以上で献血している人には無料or安価に輸血を
      してくれ、そうではない人にはある程度の高い対価を
      取るというのがよろしいかと。
      で、ドナーカードならぬ献血カードにランキングに応じて
      献血ばかりして輸血されたことが無い人: kuze
      献血せず輸血ばかりされている人: gouda
      とか書いてあるわけですよ。

      言うまでもなく、この制度を利用する人にはジュースや
      お菓子は出せませんが。
    • リンク先の血液事業と財政基盤を見た範囲だと、収入より支出が上回っている赤十字の文字通り赤字部門じゃないのか?

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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