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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
「権威」という言葉 (スコア:2, おもしろおかしい)
ついつい弁護したくなるな。
「権威」という言葉を「信頼できる情報か」に言い換えてみれば
毎日新聞の言いたいことも分かるんじゃないかと。
大手新聞社ならその情報が事実であるかどうかに対して
それなりのプライドを持っているだろうし
ネット上みたくニュースに関しては二次情報がほとんど基礎になる世界には
記者や編集が気を使うそういうところ、マスメディアとして
信頼できる情報を届ける、みたいな職務意識はないわけだから
毎日の言うこともまず、間違っているとは言いにくい。
問題なのは「当たり前のようにガセが含まれている」ことを前提に
大抵のユーザーがネットを利用していることを毎日が空目しちゃったことでないかと。
「リンクが多い情報だから事実に近い」とは当のGoogleも言ってはいないんじゃないか?
まあ確かにそういう勘違いする人をたまに見掛けることはあるんだけどさ。
Re:「権威」という言葉 (スコア:2, すばらしい洞察)
とはいえ、これは私たちが犯しやすい誤りでもありそうです。
実際には「googleで上位」な場合には、Web全般での参照数が多いことに当たります。このことが評価軸であれば、非常に高価値な情報提供をしていることになるでしょう。SEOが紛れ込むのもこのためかと思います。
逆に「情報の信頼性が高い」ことについて、googleの検索結果は無力でしょう。「参照数が多いところはだいたい間違ってないんじゃないの? みんなそう思ってるみたいだし」的な援用的判断は可能でしょうが、根拠はそれのみになります。
知識人/専門家による論文ベースの参照構造は基本的に「情報の信頼性」を元に判断されている場合が多かったと思われますが、googleはそうではない。
googleの検索結果に「信頼性」を読み込んではならない。
と言うだけの事ですよね。
逆に言えば「情報の信頼性」を基準にした、googleと同程度に気軽に利用できるpathがどこにもないというのはあるていど問題なのかもしれません。
ただそれは、googleの問題ではなくWWWそのものの問題であるように思います。
従来型のWWWを介さない「ある情報」へのアクセスは、辿っていく途中で「専門書」なり「事情通」なりを経過する必要があり、そのことによって一種の信頼性なり有用性を基準にしたフィルタリングを期待できましたが、googleはそれを行えない。という、書いてみれば非常に当たり前の事です。
googleではPageRankによってこの種の信頼性をあるていど担保していると主張しますが、WWWの参照構造の基本は「信頼性」ベースではなく、「面白がり」ベースになりがちな場合も少なくありませんから、PageRankの有効性も担保に留まってしまいます。
便利すぎてときどき忘れそうになりますが、これを忘れてはいけないと言う事でしょう。