「ICタグ中学生監視実験の結果報告書が公表」記事へのコメント

この実験の特徴

[Anonymous Coward]

報告書の資料編 [osaka-anzen.jp]の方をざっと見たところ、今までによくあった「校門を出るとメール」とかいうレベルじゃなくて、まさに監視システムになっているですね。

・校舎各所の廊下や体育館、校門ほか２２箇所にアンテナを設置
・生徒が携帯するタグが５分ごとに電波信号を送信
・15以上電波信号が検出されないと、学校から出たと判断され、所在確認メールが送信される
・「ICタグの情報は情報管理センターで管理するとともに、情報管理センターの監視員が確認します。」と書いてある。

学校の監獄化？（Re:この実験の特徴）

[Artane. (1042)]

おちおち早退や一時外出も出来ないですね
…本物の監獄よりはまだましだけど、RFID付けられる生徒の側からしたら監獄に毎日通わされるように感じたりして、窮屈さしか感じられなくなったり、今よりさらに親や先生の顔色を伺うように卑屈になっていくような気が非常にするんですけど。

親や教師の責任転嫁の末に、生徒の側の「授業フケる」事に代表される行動の自由（フケると言う行為の是非はともかく）が減らされて、
無用な心配が増えてストレスが酷くなる子供とか心身の不調に陥る子供が増えないのだろうか…と別の心配をしてしまうのですけど。

Re:学校の監獄化？（Re:この実験の特徴）

[Anonymous Coward]

報告書読みましたけど「学校内の安全」を目的に考えられたものなのですね。 どうも穴だらけというかICタグの持たない者が侵入した場合の警告なんてのは各所に検知器があって乗り越えられない塀があってこそ意味があるかと。 また下校したかなんてのは上履きを確認すれば分かること。問題は下校途中に事件や事故に巻き込まれることでは？ コスト的に考えてもGPS携帯を普及させる方が現実的ではないでしょうか。