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信州大学が3種混合のキメラ鳥を作成」記事へのコメント

  • 出回らない (スコア:2, 参考になる)

    by y_tambe (8218) on 2002年05月21日 15時36分 (#95803) ホームページ 日記
    キメラ動物はその個体が二種類以上の異なる動物由来の細胞からなるもののことで、その生殖細胞もその元になった動物いずれかと同じものになります.雑種のように両方の染色体を持った細胞になるわけではありません.
    そのため、交配しても生まれるのは、その元になった動物(運次第では雑種もあるけど)で、キメラが生まれるわけではありませんから、量産できるものではありません(参考:クローン技術 [nagoya-u.ac.jp]解説)

    ですからキメラそのものが市場に出回ることにはならないでしょう.
    • by Fortune (6210) on 2002年05月21日 15時56分 (#95820) 日記
      >ですからキメラそのものが市場に出回ることにはならないでしょう.

      でも、その合成具合というか発現の仕方を制御でき、尚且つ簡単に
      できるようになれば、市場に出回る事もありうるのでは?

      なにも、量産の方法が自然繁殖だけとは限らないわけですし。
      親コメント
      • Re:出回らない (スコア:3, 参考になる)

        by y_tambe (8218) on 2002年05月21日 16時28分 (#95837) ホームページ 日記
        >でも、その合成具合というか発現の仕方を制御でき、尚且つ簡単に
        >できるようになれば、市場に出回る事もありうるのでは?

        御推察の通りではありますが、現状ではマウスなどの哺乳類の場合、初期の胚を取り出して別の細胞を注入したり、ばらばらにした胚細胞同士を混ぜて再びくっつけた後で、もう一度子宮に戻してやる必要があります.
        #ニワトリではそのへんがどうなってるのかは私も知りたいところですが.

        自然に交配させるのに比べて、遥かに多くの手間を一回一回かけないといけない上に、途中で卵が死んでしまうリスクも高い.そこらへんを考えれば、(少なくとも現在の技術では)キメラを市場規模に量産することはあまりに採算のとれないことだと推測されますので.

        加えて「そこまでしてキメラを量産する必要があるのか」という話もあります.
        マウスの場合ではキメラの作成は、最終的には遺伝子改変マウスを作ることを目的として、その途中で使われることが多いですよね.

        野生型(普通の)マウス胚+遺伝子改変したES細胞→野生型とESのキメラマウス→(交配)→遺伝子改変マウス

        こういった用途にはキメラ動物はなくてはならないものですが、本当に欲しいのは遺伝子改変マウスの方だし、こちらの方は遺伝的にも安定してます.キメラ自体を量産するという意味はどうなんでしょうかね?
        #その面ではそもそも3つまぜる意味って……
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          >御推察の通りではありますが、現状ではマウスなどの哺乳類の場合、初期の胚を取り出して別の細胞を注入したり、ばらばらにした胚細胞同士を混ぜて再びくっつけた後で、もう一度子宮に戻してやる必要があります.
          >#ニワトリではそのへんがどうなってるのかは私も知りたいところですが.

          卵(卵子じゃない方)だから、哺乳類ほど複雑な工程を踏む必要は無いと
          • by Anonymous Coward
            あの、鳥の卵でも黄身のほとんどの部分は栄養分で
            生体になる部分は非常に小さいんですが…
            その部分をいじるんだから哺乳類と手間はあんまり変わらないと思いますよ。
            体内に戻す手間は無くても殻は塞がないといけないですし。

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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