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Webアクセシビリティ規格「JIS X 8341-3」制定から2年」記事へのコメント

  • JIS規格というのは、その規格に適合しているかどうかを審査できるものに対しては有効ですが、ウェブアクセシビリティのような機械的に審査できないものに対しては無理があり過ぎました。 ネジの規格とウェブアクセシビリティを同列で並べるなんて無謀すぎです。「JIS準拠」でネットを検索してみてください。出てくるのは制作会社名ばかりで、JIS準拠とはっきりうたったサイトはほとんどこの世に存在しません。なぜなら準拠しているかどうかに、どこも自信がもてないからです。そんなJIS規格なんてなしでしょう。 また、多くの方のご指摘があるように
    • by Anonymous Coward on 2006年06月21日 23時43分 (#964740)
      ネジの規格だって、企業は手間とひまと年月と人件費を重ね、規格に合う製品を作る技術を身につけてきたのです。今、それが当たり前だからといって簡単なものだと思わないでください。実際、発展途上国の企業にとって、規格に合っていることを示すことが難しいことが先進国への障壁になってる場合も多いです。製品の品質が悪いからじゃありません。もちろん、そういうのも多いけど。
      #規格を決めるということの水面下では国策や企業の思惑もあってたいへんらしいです。

      ガイドラインの話は別では。

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      • ネジのJIS規格に詳しい人がいまして、その人がなぜウェブアクセシビリティが同じJISなの?って最初に疑問を出されたんです。
        だからネジを引き合いに出したまでで。
        ネジの規格が簡単だとは全く思っていません。 JISにして意味があるものと、意味がないものの差と思います。
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        • ネジという現代工業レベルではほとんどなにもわかっていないものを出すので何か意図があるのかと思いました。すいません。

          あなたの発言は、私には政策決定と規格策定に破れた愚痴にしか思えません。
          目的(ガイドライン)があればそれに従っているかどうかの判定をする規格がある。もしくは規格に従えば目的(ガイドライン)を満たす。それが規格の役割です。判定できないようであれば規格の用件を満たしていません。
          今の規格が不全ならそれを指摘すれば良いでしょう。
          #でも、規格の不全は専門家にしか指摘できないのが問題なんだよな

          さらに言うとユーザーインターフェイスは工業に置いて重要でそれなりに規格化もされているんだけどね。
          • 規格にならないようなものを規格にしたのが間違いであり、規格の不全以前の問題ととらえています。
            また、工業製品のユーザーインタフェースと、植物的なウェブは同列では語れないと思います。
            ウェブのユーザーインタフェースの規格統一をするとすれば、それはヤコブ・ニールセンになってしまいます。(笑)
            建設的な方向に話をもっていくとすれば、とにもかくにも何やらアクセシビリティというものがあるらしいと一部の人に知らせて啓発する意味はあったでしょう。
            その人たちが一歩進めて考えて行けばよいのですが。
            それには障害者や高齢者が本当に何を必要としているのか知る必要があるでしょう。ウェブアクセシビリティ以前に障害者や高齢者を身近に感じ、隣人として同列に感じる社会システム作りが必要でしょう。
            障害者、高齢者を軽視している社会では、どんなガイドラインがあっても意味をなさないでしょうから。
            米国のリハビリテーション法でさえ、ザル法と言われている現状では難しいことですが、少しでも、誰もが住みやすい社会、誰もがアクセスできるネットになってほしいと私は願ってやまないのです。
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            • 規格にしづらいものであることは確かでしょうね。

              私自身は、アクセシビリティをJISにするという話が最初に出たときには懐疑的な立場でしたし、したがってWGにも参加しませんでした。むしろ法制化のほうが好ましいと思っていました。漠然とでしたが。

              でも、実際にJISが出てみると功罪両方あるなぁと思いますよ。確かに罪もあるけれど、効果がなかったわけではない。JISそのものの良し悪しを議論することも大事ですけれど、たとえばじゃあ改定するんだったらどうなのとか、どういうスタイルが望ましいのとか、もっと後方参照的な議論が増えていかないといかんともしがたいよね。

              それと、ISOでもアクセシビリティに関する規格化は進んでいるわけで、それはそれで世界的にはそういう規格が必要だっていう合意は漠然とあるんじゃないかなぁ。欧州のアクセシビリティの動きは、外から見ている範囲ではとてもスマートでなんだか少しうらやましい。

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        • ネジ規格と全く関係無い話だけど、ACでの最初の投稿&ツリー元の二度目投稿を見た瞬間、アレだけの無改行長文ですから、どこぞのコピペ荒らしかと思いました。

          ・・・頭のネジが飛んでるなぁ、と。
        • (アカウントがうまく作れない・・・ごめんさない臆病者のまま書き込みます。tenと申します。)
          私はJIS化の話が出た時に、それに反対した一人ですが、皆さんの議論を見ていると、こうして議論があるだけJIS化して良かったのかなと少し感じます。
          1996-8年頃は、な~んにも議論はありませんでした。
          WCAG1.0が出た頃も、やっぱりほとんど議論はありませんでした。
          508条が出て、急に議論が活発になり出しました。
          (総務省の活動も活発化に貢献しましたね。)
          私としては、その流れを止めたくなくて、それでJIS化を反対しました。
          (反対したとき、ずっと沈黙があって、今でも苦
          • tenさん、ってわかる人にはわかっちゃう名前だなぁ。

            今にして思うと、508条が良くも悪くもJIS化せざるを得ない状況生み出したともいえるように思います。国は法制化することには頑なな姿勢でしたからね。法制化しないんならどうするんだ?→JISにしましょう、というストーリーが出来ていたように思います。

            なんでも、海外の状況で動いていくところが日本の悲しさですね。アクセシビリティも、今も変わらずそうだと思いますが。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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