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ソースを見ろ -- ある4桁UID
純粋に疑問 (スコア:0)
とっとと商業核融合炉を実現させて原発からの転換を促す、という観点で歓迎なのだろうか?
事故った時の周辺被害を鑑みるにやっぱり反対なのだろうか?
あるいは「核」がついているから無条件反対なのだろうか?
原発反対派の人、忌憚の無い話をプリーズ。
どうしても (スコア:1)
Re:どうしても (スコア:0)
なぜ??
私は大学で核融合関連の研究をしている学生ですが、
ITERができるといっても核融合研究はまだまだ基礎研究の段階です、
ITERで全てが上手くいくことが現段階でわかってしまうのならそれこそITERを造る意味がありません。
また、高いお金を払う価値があるのかの
結果責任(シグマ) (スコア:2, すばらしい洞察)
核融合は「何年までにこういう発電所が出来あがるから」と宣言して高額のお金を使えているわけで。
これはメーカーの開発と同じ扱いです。
メーカーで30年前も今も変わらず「あと50年待って」とかいったら即プロジェクト中止です。
地震予知も同じことをして、結局地震関係の学問の評価は、国民感情から見ると地に落ちましたよね。
例えば阪大のレーザーは将来発電する見込み無しなら、はっきりプラズマ物性研究施設と言わないと嘘でしょう。
お金を払った価値が有ったかどうかは、日本の役人の特性として「大きいプロジェクトは再評価しない、方針転換できない」ので同業者が冷静に評価するべきです。
トカマクよりステラレーターとか他の方式の方が将来性があるか、すらも再評価できないなら研究する意味がないでしょう?
自己修正能力がない業界は、最終的にはその業界全体がうそつき村扱いになりますよ。
途中で再評価できない、納入業者の意向と関係研究室だけで事が進む、ならあのシグマ計画と同じ結末ではないかと。
Re:結果責任(シグマ) (スコア:0)
そうなんですか?どこの研究者がオフィシャルにそういったことを宣言してるのでしょう?
>例えば阪大のレーザーは将来発電する見込み無しなら、はっきりプラズマ物性研究施設と言わないと嘘でしょう。
何年後までが「将来」なのでしょうか?
>お金を払った価値が有ったかどうかは、日本の役人の特性とし
宣言 (スコア:1)
「即ち、産業界が実用炉建設の是否を技術的・経済的見通しを持って判断できる状況に至る時期を2040-2050年頃と想定した。」とか図2.1.2-2あたりから見ると2050年頃の実用化(可能)宣言でしょう。(逃げ口上を読まずに素直に読めば)
「何年後まで」は研究者が自分で言うべき物で、これを言わずに済むのなら、それは実用化目的ではなくて基礎研究でしょう。核融合の報告書を読んでいると、浮世離れした研究者集団にしか見えません。 [jst.go.jp]若手研究者のアンケートを見ていても「。。。。いいご身分」という感じです。 [u-tokyo.ac.jp]
Re:宣言 (スコア:0)
ですから,ITERは実用化を目的とした基礎研究の炉なんですって.プラズマ物理等の基礎研究を行う動機として核融合炉の実用化があるわけです.
また,研究者は自分が関わっている分野が有望であると信じており,さらなる発展を望むものです.ですから発展させるために最大限の要望(予算,施設等の)を出すのは自然なことだと思います.その要望をどこまで認めるかというのはまた別の組織が決定すべき
実用化目的の基礎研究 (スコア:1)
まず基礎研究レベルなら、2050年とかいうもっともらしいタイムスケジュールの公表はやめてほしいというのが一点。
あと、プラズマ物理の基礎研究が目的ならITERでなくても少額のお金でできる事もあるはずで、数千億円の費用にふくれあがるITERに過去の成果に反省なく突き進むのは、いまをときめく銀行の不良債権への資金投入にも似たりと。
あのアンケートからは過去の研究への反省はあまり感じないですよね。
ビッグサイエンスは一種の事業であって、再評価もいいかげんにスモールサイエンスと同じ感覚で突進するのは問題でしょう?と言っているわけです。
当事者以外は、どんどん研究がずれ込んでいると感じているわけですから。
さらに将来計画についてを見ていると、四国に3本橋をかけたのと同じように感じます。
もしどうしてもITERレベルの大きさでのプラズマの挙動を調べるのが最重要なら、限られた総予算を他の施設建設を止めてでも振り向けるべきでしょう。
あれもこれもという要望をまとめられないのなら、学会の意味もないかと。 [nifs.ac.jp]
Re:実用化目的の基礎研究 (スコア:1)
建設が終わるのが2010年前後でしたよね。
んで、調整しながら実験していくような感じでした。
たしか、商業炉の前にITERよりもさらに予算が必要な
実験炉を作るようなスケジュールだったと思います。
橋もトンネルも道路も結局計画通り言っていませんから、
日本の国や学者にまともな事業を期待すること自体が
無理なのかも知れませんね。
インパクもその典型ですよね。
かといって民間が核融合などで冒険するとは思えませんし。
Re:実用化目的の基礎研究 (スコア:0)
当事者以外は、どんどん研究がずれ込んでいると感じているわけですから。
もちろん,再評価は大事です,ただ,ここで指摘されているように,”どんどん研究がずれ込んでいると感じている””当事者以外”の方が再評価を行うべきであるというのが私の主張です.
行政が頼りないならば,頼れる組織を作るべきではないかと.研究者ではないが高い専門性をもった人々で構成されるチェック機構を構築すべきでしょう.「大型科学技術
Re:宣言 (スコア:1)
> さらなる発展を望むものです.ですから発展させるために最大限の
> 要望(予算,施設等の)を出すのは自然なことだと思います.その
> 要望をどこまで認めるかというのはまた別の組織が決定すべきでは
> ないでしょうか.
そのような科学者のあり方が,現代にいたって批判されているのでは
ないでしょうか?
実際問題科学技術の将来性をチェックするためには,科学技術の知識
のある人が社会科学的な見地も踏まえて評価しなければならんのであ
って,結局このような評価の責任は,科学者としての知見を持つ人が
負わなければ実効性がないでしょう.
だから,
「研究者は自分が関わっている分野が有望であると信じており,さら
なる発展を望むものです.ですから発展させるために最大限の要望
(予算,施設等の)を出すのは自然」
という現状がおかしいわけです.
科学のど素人が一所懸命知識をつけて技術の将来性を評価,予算配分
を決定するのも,科学者が自分の専門以外のものについてももっと知
見を広げて,主体的に将来性についての論争をするのも,せめて同レ
ベルに奨励されるべきです.
結局,そろそろタコツボ的な専門家,ってのはなしにしませんか,っ
てことで.学会というものは,そういう将来性に関する評価の機能も
持って欲しいと思います.
科学者同士で,他人の専門分野についてもっと詳しくなって,相互批
判の中で社会的な優先順位を提案できるような仕組みを作っていって
もいいはずです.
Re:宣言 (スコア:1)
理論系はなるべく広い視点を持とう、という風潮が結構あります。といっても、経営学を学ぼうとか、そういうとんちんかんなところではなくて、物理であっても専門以外を広く知ろう、ということです。というか、理論の場合はすでに自分の専門分野だけやっていても、立ち行かない状況になっています。複合領域とか学際領域とう、そういう研究も盛んになってきていますよ。
あと、最近の大学での流行りは、学外連携ってやつですね。たとえば、連携大学院とか、ベンチャーラボラトリーとか、そういうのが2000年頃から盛んになってきています。
Re:宣言 (スコア:0)
のある人が社会科学的な見地も踏まえて評価しなければならんのであ
って,結局このような評価の責任は,科学者としての知見を持つ人が
負わなければ実効性がないでしょう.
「専門性を持つ人=研究者」ではないと思います.理系の大学院を修了される方々がみな研究者になるわけではないですから.ですから,いままで,行政がそういった専門性を持つ人を積極的に採用し,専門知識を伸ばすようなことをやってこなかったのが問題なのでしょう.
司法試験に通った人が裁判官・弁護士・検事と別れるように理
Re:宣言 (スコア:1)
突っ込み感謝です.
> 司法試験に通った人が裁判官・弁護士・検事と別れるように理系の
> 博士号を取った人間に,研究者への道と評価組織への道を選ばせる
> ってのはどうでしょうか.
なるほど.その程度には,博士をとった専門知識をもつ人の数はいる
んですね.こういうのが必要なんだなぁ,と思います.
NIH (スコア:0)
基礎研究 (スコア:0)
基礎研究(Basic Reaearch)というのはミサイルの開発とかバリバリ工学の世界でも有りで、
俗に言う基礎科学研究はPure Science(純粋科学)というのだとか。
なるほど、この二つはちがうわ。