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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
TREE構造のファイル管理は限界 (スコア:2, 興味深い)
さて、次世代のファイルシステムはどのようになるのだろうか?
Re:TREE構造のファイル管理は限界 (スコア:2, 興味深い)
何時まで経ってもTREE構造から脱皮できないのでは?(拡張子やタイプ/クリエータコード、MIMEタイプの限界)
この問題を解決した一例としては、Mac OS X TigerのUTI(Uniform Type Identifiers)がある。
(Appleは、この識別機構を導入することで、仮想フォルダやメタ検索を実現している)
http://ars2.sjc.cachefly.net/images/tiger/utitree.png(UTIの階層構造)
・ユニークさ:全く新しいデータ分類機構であるUTIは、過去の過ちに拘束される
ことはない。個別のUTIはユニークであるように定義され、そのユニークさが
持続的に維持されるよう保障するシステムも備えている。
・表現力と可読性の高さ:UTIには文字列長の制限はなく、人間が読むことを想定
した平文記述も付随している(この記述は多言語ローカライズも可能である)。
・拡張性の高さ:UTIでは、管理団体(この場合はApple)の承認作業を受けると
受けないとに関わらず、新たなタイプを容易かつ安全に追加できる、十全に定義された
体系をサポートしている。
・分類上の正確さ:何らかのデータタイプ(たとえば「全ての画像」)を選択すれば、
ベンダ依存のUTIや臨時のUTIなども漏らさずに、そのデータタイプに属する対象
すべてをちゃんと捕捉できる。
・public.dataは、UTI木構造の最上位とか、唯一のルート階層とかでは全くなく、
他のUTIを継承しないUTIは、事実上すべてルートだとみなすことができる。
・個別のUTIの表現上の階層構造を、さまざまなUTI同士の実態的な階層構造から切り離している。
・UTIは複数の親UTIを多重継承することもできる。
・各UTIは他のUTIを「継承」あるいは「従属」できる。
Winでも、こういったシステムの「底辺部分」から、抜本的な改革が必要とされていて、
上辺だけ弄ったところで解決しない問題なのではないだろうか。
参照記事
http://arstechnica.com/reviews/os/macosx-10.4.ars/11