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金子勇被告に懲役1年求刑、「無政府状態を引き起こした」と検察」記事へのコメント

  • 恨みを込めて殺戮に使われることを願いながら包丁や刀を作ったとしても、出来上がったものはその意図と関係なくその機能から違法性を問うべきだと思うしなぁ。

    公道でスピード違反をする人がたくさん居ることを知っていて時速100km以上のスピードが出る自動車を開発したって、開発者にスピード違反を幇助したと言えるだろうか。

    47氏が、世の中のデジタル著作物なんざ匿名で流出してしまえと思いながら開発したとしても、その結果出来上がったWinnyの機能の違法性を問うべきではないでしょうか。

    • ただ包丁を作っただけならいいんだけどね。
      作った包丁を、喧嘩してる人に渡して殺人に使わせたり、これじゃ殺戮しにくいってクレームが来たら、それに応じたりしたのが問題なんじゃないの?
      • あのー、ネットで公開した自作ソフトを使用した人間が何をやるかまで面倒を見ないと行けないというのは、流石に無理でしょう。
        確かに金子氏はネットの在り方に変革を起こす実験としてWinnyを公開した部分が多分にあるとは思いますが、
        その実験の参加者が自発的に行った行為の「幇助」のかどで逮捕したと言うのは、難癖だと思っていたし、
        検察の論告求刑に関する報道を見ていると、nyがどういうソフトか。と言う次元では、逮捕・起訴した側は全く考えてはおらず、金子氏の「思想」自体を裁くために動きまわろうとしているように思えてならないのですが。

        別のスレッドでも言及がありましたが、金子氏が実験していたことやその先に見えてくるであろう金子氏の持つ未来のネット像。と言う金子氏が提唱する思想自体を処罰するために「著作権侵害の幇助」なる別件で咎めているような、まるで政治犯や思想犯に公安警察(や戦時中の特高警察)が行っているようないやらしさや危なさを感じるんですが。
        • by Anonymous Coward on 2006年07月05日 3時19分 (#972834)
          >ネットの在り方に変革を起こす実験
          ですから実験を行なうのはかまわないのですが、事前の影響評価をきちんとやってからにしてくれと。
          この「実験」という言葉には、
          1.PtoPソフトの実際環境における運用実験。
          2.インターネット上における著作物の配布と流通に関する社会実験。
          の二つの意味があると思うのですが、どちらも失敗ですよね。
          それ以前に1.については実験の体裁すら成していません。
          PtoPによる通信を実現させるための研究は数台のノード接続から始めて動作確認しながら規模を拡大させていきます。
          ある程度までネットワークが成長するまではノードとノード間のラインは同一スペックにしておかないと有意なデータが取得できません。スペックの違いによって挙動に差が生じてもそれがソフト側に起因するのかハード側に起因するのかが判別しずらいからです。
          徐々に規模を拡大し負荷を増大させて行き基本動作の部分でダメだしが終了してから各ノードのスペックを変化させたり役割を変更したりしていきます。
          従って事前の実験計画書の作成が研究成果の命運を左右します。
          実験計画の作り込みの段階でその研究の方向性が確定するので計画書を見ればソースを見なくても着眼点や課題が予測できます。
          Winny研究の最大の疑問点はその研究の目指した方向性が開発者本人の言動以外の文献から判断できないことです。
          実験計画書や取得データーを一部でも公開すれば援護も批判も出来るのですが、なにせ本人がそれらの資料の存在について一切解答を拒否しているためとても学術研究とは言えない内容ではないかと考えられています。

          開発が進み機能面でほぼ完成状態に漕ぎ着けます。ここまではもちろん閉鎖系ネットワーク内の作業です。
          かつては30から100台程度までは手作業で構築し運用していましたが、最近では仮想環境の中にシステムを構築して開発初期段階はシュミレーションで挙動の確認や予測が出来るようになっているらしいですが。
          機能を現実のネットワーク環境でテストするためには、公衆回線に接続する以前に回線業者や接続業者との事前協議が必要になります。事前に了解を得ていないと万一ネットワーク障害が生じた場合に法的責任を追及される可能性があるからです。
          まともな研究チームなら開発初期からネットワーク事業者との共同研究とかの枠組みをこしらえておくものですが。

          Winnyの開発では開発途中でソフト公開され、いきなり実際環境で運用と改良が行なわれました。
          これがいかに無茶苦茶な行為であるかは理系の教育を受けた方々なら専門外でも理解していただけると思います。
          未完成の試行版を無差別に配布して使用させた場合に通信環境にどの程度の影響が出るのかを事前に詳細に検討した形跡はありません。
          47氏発言を見る限り「まあこんなていどでしょう」という根拠のあいまいな見込みの元に配布と運用がなされました。
          これではとても「研究者としての態度」とは言えません。
          またせっかくの実際環境での「公開実験イベント」なのに使用者からのデータ収集をしていません。
          通信ソフトの研究開発が目的ならばポイントとなるいくつかの使用実績を募集して解析しレポートを書いてナンボのはずですか、そのようなことは一切やっていません。
          改良はにちゃんのスレッドに書き込まれた内容を元に行なわれていました。
          確かに「開発」活動は行なわれましたが「研究」活動が行なわれたとはとても言えない状態でした。

          Winnyの開発はホビーのレベルであり学術研究ととても言える内容ではありません。
          少なくとも被告人は開発初期の段階で独断で実際環境に未完成な通信ソフトを配布し実行させました。
          被告の援護派も批判派もそこのところははっきりさせおいてください。

          2.の社会実験の方は明らかですよね。
          被告人はコンテンツのデジタル証券化による出資金集めと利益配分を主張していました。
          けれども当のご本人はそのアイディアを実現させるための具体案を持たないどころか、
          証券取引が免許制であり、著作権管理団体との複雑な交渉が必要であること、
          を御存事なかった。
          あやふやで実現可能性の無い妄想を「未来のネット像」だと思い込んでいたところが諸悪の根源なのです。
          思想もなにもそれ以前に、思想を構築するための基礎知識に欠けていたのです。
          ですから、当時から彼が著作権制度については厨房以下のレベルだってことは良く知られていました。
          ではWinnyがファイル交換、共有がインターネット世界にどのような変化をもたらしたのか。
          匿名性故に安心してマルウェアを放流する輩が跋扈し、ネットワークがマルウェアの巣窟と化し、あげくに情報流失事件の続発。
          肝心の著作物の配布と流通を改革する件にしても、著作権侵害のファイルが横行したことにより、権利者側がコンテンツのネット流通に消極的になり、DRMによる制約が強化されるなど一般の消費者には不利益となる事態を招きました。
          被告が逮捕された直後からネットワーク上での有償音楽配信が相次いで開始されたのは偶然ではありません。
          コンテンツホルダー側がWinnyネットワークの崩壊の始まりを待ちながら準備をしていたのです。
          これも被告逮捕直前のコンテンツホルダー側の発言の端々に現れていたので注意深い業界ウォッチャーには既出というか常識です。

          結局のところ、Winnyが私たちにもたらしたものはインターネットに混乱と不安を撒き散らし、著作権管理の強化によるコンテンツ利用権の制約拡大と便利性の縮小です。
          それとPtoP研究の一時的な停滞、開発者よりも経営者のモチベーション低下。
          こっちの方が著作権うんぬんより影響がでかかったですよ。

          まあ公安警察警察云々は妄想でしょう、としか言いようがありませんね。
          親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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