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(一部の?)研究者は、研究プロジェクトの報告書のことを「領収書」と言ったりもするようですしね。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
対策法 (スコア:5, 参考になる)
「選択と集中」が進んだ背景には,矢原さんが言われるように世界レベルの研究を出すという国家戦略もあったでしょうが,また一方では,研究してない人には予算をあげないということで,非競争的な分配を減らして競争的資金を増やすという流れになったという面もあると思います。それはそれで尤もなのですが,競争的資金は当たるかどうかわからないため,どうしても外れる分を見込んで多めに申請しなくてはなりません。しかも科研費の申請は年に1度,秋にあって,当たったかどうかわかるのは翌年春,当たっても使えるようになるのは夏からで,年明け早々には1年目の報告書を書かねばなりません。全部当たってしまうと予算があるけれど時間や人手が足りないという状態になりがちなんではないでしょうか。
さらに,大学や研究所自体がアクティビティの評価を受けるご時世なので,研究費の申請をどれくらいしているかということも大きなアクティビティの評価項目になるので,大学や研究所が個々の研究者に競争的研究費を多数申請するように奨励します。既に何らかの研究費が通っていてもさらに申請を出すようにと奨励される場合が多いでしょう。それも当たってしまうと首が回らなくなりそうです。
審査制度上難しいのかもしれませんが,一律の年度設定をやめて,必要な時に必要な規模の研究を申請できるようにして,駄目な時は練り直して再申請できるようにしたら,多めに申請はしなくても良くなるのではないでしょうか。あとは施設のアクティビティ評価に申請件数を入れずに,実際に研究をした成果で評価するようにしたらいいのではないでしょうか。
Minato NAKAZAWA, Ph.D. Demographer, Human Ecologist
Re:対策法 (スコア:1)
首が回らなくなるのは、借金が返せなくなったときなので、
研究費が当たり過ぎて、お金が余ってる場合にはむしろ、
「首が回り過ぎ」とでも言った方が適切な気がします。
Re:対策法 (スコア:0)
貰っても返せなくなる(研究が目標まで進まない)可能性が高い
という意味で「首が回らない」で正しいのでは。
Re:対策法 (スコア:1)
(一部の?)研究者は、研究プロジェクトの報告書のことを「領収書」と言ったりもするようですしね。