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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
あーあれだ (スコア:1, 参考になる)
金を余らせると予算を削られるんじゃないのかな?
だからと言って余ってる金を私的に使うのはどうかと思うけど。
Re:あーあれだ (スコア:3, 興味深い)
現場は直接削られると言うことは無いのですが,予算を余らせるのは
非常に面倒なことになります.
・現場の人間
予算を余らせると,事務の人にしつこく怒られる.
・事務の人間
現場が予算を余らせると,事務の偉い人にたくさん怒られる.
・事務の偉い人
予算が余った事が伝わると,文科省の人に怒られる.
・文科省の人
予算が余ると,最終的には次年度の予算編成で不利に
という連鎖になっているので,とりあえず上からうるさく怒られます.
いや,一応,余った研究費の返還手続きと言うのも可能なんですが,
やろうとすると事務のあちこちを説得しないといけないと言う
良く分からない作業が必要になります.
この辺がもうちょっと楽ならいいんですが,そうでもないので,
年度末には(銀行がつける利子分まで含め)1円単位で使い切ると言う
わけの分からない作業が頻発します.
そんなわけで,大抵年末になると
・余った予算で必要度の低い装置を買う
・余った予算で,使いまわしの効く試薬などを買いだめ
・余った予算で何か買ったことにして次年度の業者への支払いに当てる
(裏金プール,やっちゃダメ)
・高い装置を分割払い,でも伝票上は品物二つに分割
(架空伝票になるからやっちゃ駄目なんですが,昔は科研費
での分割払いはダメだったため.今は分割出来るんでしたっけ?)
・足りない予算で業者に泣きついて今年納入,来年度払い
(これもほんとはやっちゃダメ)
といろいろ大変なことに.
まあ最近は徐々に科研費の使い勝手が良くなってきてるんでだいぶ
ましになりましたが.
とりあえず年度をまたいでの利用が出来ないとすると痛い.
単年度3000万の申請なんてほとんど通らないから1000万*3年で
通したとしても,各年度ごとに使い切りだと3000万の装置は買えない.
そのため1000万のヘボイ装置が納入され結局意味が無いとかいう
事態もあるわけです.
これが3年分ためて3000万の装置が買えるようになるといいんですが,
今ってどうなってましたっけ?繰越可?
Re:あーあれだ (スコア:1, 興味深い)
Re:あーあれだ (スコア:0)
Re:あーあれだ (スコア:1)
「予算が過不足なくピタリあうなんておかしい。予算はあくまで予算なのだから、ズレるのがあたりまえで、収支がきちんと管理されていればいいのに、ズレないのはなにか操作をしているのではないか」
と追求すべきなんですよね。私たちが選挙で、使い方が適切かどうか考えようともしていない人を選んでいることがよくわかります。
政治家が専門家である必要はないですが、何人かに聞けば実体はわかるでしょうに。