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既成概念にしろ、単に著作権を無視したにしろ、フォロワーが多かったことが結果的に「もつて文化の発展に寄与」したのは明らかじゃないだろうか?オリジナルもそれによってメジャーになった。
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なんかこういう (スコア:2, すばらしい洞察)
二次創作や関連商品は、どんなにすばらしいものでもオリジナルには成れないんだけど。
そんなこと言ったら、かなりのギャルゲや学園物ライトノベルとかが「『似たような作風の似たようなモチーフの作品』としてオリジナル性が認められない」って言えちゃうでしょ。
パクり側にならまだしも、一次創作者に対して、「オリジナリティが無い」は禁句。 #言われた側は売れてようが売れてまいが傷付くしね:p
既成概念を利用して作品を作ったりするのは創作において普通にあることだし。(そもそも、あれが「ヤマト」じゃない何か近未来的なオブジェクトだったらこれだけ人気を博したかどうか)。
# 腐っても物書きである立場として一応この判決には不満。
# でも個人としては「そろそろ無茶控えようね」とか松本氏には思ってたり:p
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Re:なんかこういう (スコア:1, 興味深い)
騎士道物語をパロって後世に残った(オリジナルは消えた)ドンキホーテまで歴史を戻すまでもなく、
hogeをモチーフにしたfugaをコミケで発表して壁際(A館)に、そして(ほぼそのままの形で)商業連載してビッグネームに・・という作家を一人や二人知ってる人はここにいるはずだ。場合によっては(商業的に)オリジナルを超えることもあるだろ。
逆に盗作疑惑を喧伝される「オリジナル」も。
>オリジナルと二次創作の垣根
と
>既成概念を利用して作品を作ったりする
の違いを明確に示してもらいたい。
たとえばあなたの場合、このアイディアやモチーフは流用するが、この部分は道義上パクらない、とか意識してることがあれば。
#まあ今回の件は「著作者」と「著作権者」が別の元本人の話だから、今回の件とは直接関係ないのだが
Re:なんかこういう (スコア:5, 興味深い)
松本零士が反発されている(ようにみえる。ここ/.Jの著作権関連の書き込みでは。)のは
俺ら一般人にとって
>オリジナルと二次創作の垣根
と
>既成概念を利用して作品を作ったりする
の違いがわからないから、
ワープ(SF)、銀河鉄道(宮沢賢治)などの
>既成概念を利用して作品を作ったりする
のに
オリジナルの(俺らから見て過剰な)保護を主張するのが、
俺ら一般人にはどっちも同じパクリにしかみえないから、
俺らから見ると「パクってる奴がパクるな言うな」ってのが最も突っ込みたいところだと思う。
銀河鉄道は既成概念であるからパクリOKで艦首の砲はオリジナルであるから保護すべきである、という垣根がさっぱりわからない。
せっかく
># 腐っても物書きである立場
の人にご登場いただいたのでぜひ俺ら一般人にわかりやすく語っていただきたい。
クトゥルフ神話は既成概念なのか? (スコア:2, 興味深い)
評価していただいて何だが、疑問を書いただけなのでどこが「参考になるの」かさっぱりわからん。(興味深い+1)ならともかく。
問題のポイントをまとめたから?でもあくまで俺の疑問だから皆が感じてる本当のポイントとはズレてるかも知れないよ。
それとも創作側の人が、一般人にそういう意見があることを知って「参考になる」だったのだろうか?(いまさらだな)
いちゃもんだけ書くのも何なのでさらに補足
クトゥルフ神話は既成概念なのか?
俺には(今回の件に比べてよほど)創作性の高い著作物に思える。
クトゥルフ神話体系が著作物であるとするなら、
ラヴクラフトは1937年に死去したらしいから1987年までは遺族に一次著作権料を払う義務があったはずだ。(それ以前に許諾を得ないと書けないはずだが。)
もし、ある神や書物、地名等が別のフォロワーによって書かれたものであるなら、その死後50年ということでもっと長いかもしれない。
Wikipediaによると、
『ダーレスはアーカムハウスという出版社を創設してラヴクラフトの作品を出版する一方、「クトゥルフ神話」体系の普及に努め、他の作家がこの体系に従った「クトゥルフ神話」作品を書くように働きかけた。』
とあるので、ラブクラフトとダーレス、ダーレスと「他の作家」とは何らかの契約があったかもしれないが、それ以後のゲーム、漫画、小説等のフォロワーについてはどうだろう?既成概念扱いにしているのではないかな?
既成概念にしろ、単に著作権を無視したにしろ、フォロワーが多かったことが結果的に「もつて文化の発展に寄与」したのは明らかじゃないだろうか?オリジナルもそれによってメジャーになった。
ラブクラフトがRMSみたくフリー宣言してたとか、遺族がいない場合著作権は即切れる、とかなら話は別だが。
Re:クトゥルフ神話は既成概念なのか?(オフトピ:-10) (スコア:1)
パクリではないと思っています。パクリと言うには、あまりに類似点が足りない。
しかし、パロディ作品として、その気になれば著作権者が訴えることも可能だと思っています。
そうなれば、権利保有者の狭量さが言われることになりますが。
ここからは私の考えでしかないのですが、文学はパロディなども含む引用によっても成長しうるものと考えています
パクリはその限りではありません。人の作品のストーリラインなどを大きく使用するなどもってのほかです(というか、原作者以上にパクった奴は気分悪くないのか)。
でも、過去の文豪はそれぞれ同人誌や派で固まり、互いの作品から引用なども行っているし、作風を真似して自分の技術にしようとしてきています。
# そういった意味では、憶測ですが昔はもっと自由だったのではないかと思う。
ラブクラフトについては、自身が周囲に「二次創作カモン」みたいな態度があったようですし(ダーレスの『潜伏するもの』を咎めず、むしろ賞賛したそうな)、パロされても喜んだ、むしろパロディする人が出てくるのを楽しみにしていたのではないでしょうか。
# 私は嬉しいですし、興味を持って読みますよ。仮に自分の書いたものに対するメッセージや同人作品、引用などがどこかで見つかれば。
# パロディした人とお友達になっちゃいたい勢いです。
軽いものでは「時をかける少女」などもそうですね。
あの作品を連想させる伏線として「ラベンダー」の単語を効果的に使用する作品は「アナザヘブン」「タイムリープ」「Puzzle」など多々見られます。
その手の、読み手にデジャヴを覚えさせるための引用などはされるべきだと思っていますし、それで訴えられるケースというのもほとんどありません(私の思い当たるケースがないだけかもしれませんが)。
# 今のコミケだって、ゲームメーカーさんたちが一斉に「二次創作禁止」を宣言したら半壊滅せざるを得ないでしょう。
# 「ご本人から『やめて』との通達がないからやる」、「楽しいから(or 相乗効果が期待できるから)許す」、それの連鎖があるから文学は成長したのでは。すべてが完全なオリジナルなんて、人間である以上は他人から影響を受けて成長してゆくのだから不可能。
ちなみに、艦首の砲を保護すべきとも私は言ってません。
# 引用することで保護される気もしてるんだけどね:p
たとえば、「登場する艦が空を飛ぶ光景のイメージを読者に訴える」目的で「お前の船は艦首に砲でもついてんのか」とか書く人がいても構わなんじゃないかと(そんなん無いと思うけど)。
# 逆説。パロディや引用がいつまでも続くとしたら、それは本物の傑作だと思う。
beroさんがおっしゃられたとおりだと思います。
んで、私の見解としてはそれが黒か白かなんて(私にとってはだけど)どうでもよくて、フォローワーがいることが「作品」を「一般的概念」にまで育て上げるきっかけなんだと思います。
# 高度に発達した「引用元」は「ことわざ」と区別がつかない :p
# まあ、ぶっちゃけちゃうと、作者がどう思うかでしかないんだなこれが。「俺のファン発見」と思うか「盗作家発見」と思うか「他人の見解、ありがたい」と思うか。
# だから「今回の判決には不服」って書きながら「松本自重しろ」って書いている俺がいる。
# 正直な話、彼は本当にモノを書くのが好きだったのかと疑ってしまう。
そんなわけで、判決が「元ネタにオリジナリティはない」=「パチンコを『オリジナル』と認める」じゃなく、「パチンコは両者了承のうえで作られたものだ」=「パチンコは『原作者に認められたパロディ』と認める」とかだったら私は「松本血迷ったか」と書いていたかと。
# 長文やってしまった・・・・
# 極端なこと書けば、二次創作って、自分の作品が読者にどのように受けとめられたかの目安であり、自分の作品に興味を持ってもらうきっかけでもあると思ってるけど。
openDoe-Ming Ver.0.72.9beta
Re:クトゥルフ神話は既成概念なのか?(オフトピ:-10) (スコア:1)
こういうあやふやな状態が怖い。
無断二次創作を歓迎してるのか、内心むかついてるけどお目こぼししてるだけなのか、存在を知らないから見落としてるだけなのか、周囲からは判断できない。
歓迎しているとしても、ある日突然態度が変わるかもれない。原著作者がカモンでも遺族が守銭奴とか。
UNIX
ゴスリングEmacs
しまじろう
とか。
Re:クトゥルフ神話は既成概念なのか? (スコア:0)
必ず権利を行使しなくてはならない。なんてだれもいってないわけだし。