「非燃焼型ロケットの打ち上げ実験成功」記事へのコメント

本当に安全にできる？

[306m5 (11617)]

> 高さに限界があるが、通常のロケットより安全で安価

軌道まで上げられるエネルギーを、圧力や冷却による、非化学エネルギーの形で
軽量な仕組みで蓄えられるようになったとして、それが通常のロケットより安全
と言えるのかは漠然と疑問があります。

Re:本当に安全にできる？

[Anonymous Coward]

同じ事を燃焼するという危険度は、非燃焼だから少ないと見えるが、
かといって、全体的な危険度は変わらないか、静電気等を含めて火
気はゼロではないので事故のときには、別問題が大きくなる気がし
た。

Re:本当に安全にできる？

[306m5 (11617)]

私の場合は他でも指摘されてますが高圧ガスの危険性が一番心配ですね。
エネルギーを増やしつつ軽量化するってことは、結局圧力を上げて軽い材料に
するってことで、断熱漏れなどで破裂(爆発?)事故に近づきそうな気がするの
ですが、何か妙案があるんでしょうかね。資料（ちょっと古い） [osakafu-u.ac.jp]
をざっと見た感じでは冷やせば出力を上げられそう、という話はあるのですが・・・

Re:本当に安全にできる？

[Anonymous Coward]

高圧ガスはポンプ代わりなので圧力と出力に直接の関係はありませんよ。
動力を生むのはあくまでも液体窒素とお湯、
高圧ガスはそれらをタンクから押し出すだけです。

Re:本当に安全にできる？

[tarosuke (2403)]

でもさ、その圧力って噴射圧以上じゃなきゃいけないんだよな。だから比推力や機体重量との関係は大いにあったりする。
# タンク側の圧力を上げなくて住むのがポンプ式のガス押し式に対して決定的に有利な点。ポンプは小型ロケットには使いにくいような気もするけどね。

Re:本当に安全にできる？

[Kludge (4106)]

燃焼圧まであげずとも、単純にパスカルの原理で行けるもんだと思ってましたが、駄目なの？

Re:本当に安全にできる？

[tarosuke (2403)]

これは燃焼はしないんだけど、ガス押しの圧力を噴射圧以上にしなきゃならないのはパスカルの原理から導き出されるものだよ。エネルギーをガスの方に全部持っている必要はないけど圧力は噴射圧以上でないとまず何より推進剤を膨張室(?)まで供給できないじゃないか。

Re:本当に安全にできる？

[Yohsa (2572)]

ヒント：推進材タンクの断面積と反応室の断面積の比

Re:本当に安全にできる？

[tarosuke (2403)]

をいをい。圧力だっての。

Re:本当に安全にできる？

[Anonymous Coward]

突っ込み所は色々有るが、キミ達の議論は動いている流体には当てはまらない。
噴射が前提である以上、静止状態での圧力差を論じるのは無意味だ。
もっと意義のある議論をしてほしい。

ヒント１：流体(推進剤)の慣性
ヒント２：推進剤が膨張するのはノズルスカート部である
ついでに云うと、重要なのは噴射速度なので、圧力だけを論じるのは的外れだ。

Re:本当に安全にできる？

[tarosuke (2403)]

厳密には当てはまらないよ。でも流体の慣性で圧力差が生じる状況を維持するにはそれなりの圧力が要るんじゃないかい？
それと、大雑把に言えば熱機関で取り出せるエネルギーは圧力差と体積差の積であって、熱の通過量じゃないぜ？