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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
永住権と市民権のちがい (スコア:2, 参考になる)
永住権というのは、今回の事件でいうとナイジェリア国籍を持ったまま、アメリカ合衆国にビザなしでずっと居られる権利があるけど、アメリカ国籍ではないので、選挙の投票はできないのです。また永住権も絶対的なものではなく、犯罪を犯したり、しばらくの間アメリカ以外の国にいると、永住権を取り消されることもあります。
一方、市民権を持つと選挙に投票できるだけでなく選挙に立候補することも可能で、実際にオーストリア生まれの俳優 アーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事に当選しています。日本でも、ツルネン・マルテイというフィンランド出身の人が参議院の比例代表で当選して、国会議員を務めています。
なので、日本に永住している人たちに選挙権を与えようとすると論争が起こるわけですが、ペルーのフジモリ元大統領のようにどっちの国籍を持っているのか説明に苦しむ例もあるので、ややこしいといえばややこしいですね。
I'm out of my mind, but feel free to leave a comment.
Re:永住権と市民権のちがい (スコア:1)
例えば日本に永住している外国籍の人々の場合、申請する事で「永住許可」を受けることが可能ですが、あくまでも「日本国から永住を許可されている」だけで、「永住する権利」を持っている訳ではない。更に、来日してすぐに永住許可申請しても認められないし、長く住んでるから自動的に許可される訳でもない。(参考:我が国への貢献による永住許可・不許可事例(平成18年1月1日現在) [moj.go.jp])
アメリカの場合も取消し可能という点からして「永住許可」と書くべきなんでしょう。それに対して「市民権(国籍)」の場合、取消しは通常あり得ませんし。
Re:永住権と市民権のちがい (スコア:1)
永住権も取り消し可能性があるとは知りませんでした。
そういった意味ならやはり「永住許可」がふさわしいですね。
tarosukeさんへんのコメントにも書いたんですが、
市民についてまずresidentとcitizen、どちらを先に思い浮かべるかで
今回(最初)の捉え方が変わるのかなぁ、と思いました。