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せっかくの変身CPUの仕組みなのに、実際にはIntelに化けるというパターンばかりに使ってたよね。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
優秀な従業員? (スコア:0)
あと省電力ブームを煽ったみたいな事を言われていますが同社とはほぼ無関係ですよね
少なくともインテルが気にしていたのはVIAでしょう
Re:優秀な従業員? (スコア:3, 興味深い)
当時IntelがTransmetaをどれほど危険視していたか、少し想像できるかも。
本気でつぶしに行ってたから。
結局、Crusoeつぶしの製品を低価格で投入して、まんまと息の根を止めることに成功したわけやね。
当時はIntel情け容赦ないなぁと思うと同時に、少々出遅れてもあっという間に追いついて
対抗製品を出すことができるIntelのR&Dの底力に恐れ入ったものだった。
常に複数のコンセプトに基づく開発チームを平行して走らせているので、
Intelの商売のメインストリームから外れた事象が新たな世の中のトレンドとなりそうになっても、
半周遅れぐらいで方向修正できて、そこからあっという間にトップに返り咲ける。
AMDに先を越されたときも、そうだったね。資金に余裕があるからこそ出来ることだ。
当分はIntelの牙城は崩れないなあと理解した出来事だった。
また、こういう変わった技術(変態的といっても良いくらいユニークで込み入っていて、
実際に実用化されているのが信じられないくらい)が芽を摘まれて成長できないのはとても残念に思ったものだった。
Re: (スコア:0)
>実際に実用化されているのが信じられないくらい)が芽を摘まれて成長できないのはとても残念
それは、TransmetaていうかCrusoeに限って言えば、
「Intelに」喧嘩を売ったのが不味かったんじゃないの?と思う。
せっかくの変身CPUの仕組みなのに、
実際にはIntelに化けるというパターンばかりに使ってたよね。
そりゃIntelに食い込むほうが売れる率は高いだろうけど、
同時に御大に睨まれるリスクも高かったわけだ。
…それを見越して最初から「数年でヒット&アウェイする」覚悟だったのだとすれば
それはそれで商売的には見事だ(通算で利益がどれくらいなのかは知らけど)が、
技術的にはちょっと寂しい。
Re: (スコア:0)
Intelほどの巨人が新顔相手にここまで本気でつぶしに来るとは
思ってなかったんじゃないかな。
スタートダッシュが格好良過ぎて、不用意に巨人の注意を引いてしまったのかも。
ほそぼそと「私が生きていけるのも、Intel様のおかげです」程度の遠慮した
商売をやっていけば、今でも生きていられたかもしれない。
それほどにIntelの隙を突いたうまい商品展開だった。
うますぎてIntelをあせらせてしまったんだね。
>せっかくの変身CPUの仕組みなのに、
>実際にはIntelに化けるというパターンばかりに使ってたよね。
Javaプロセッサに化けさせる
Re: (スコア:0)
他にわざわざ効率を落としてまで「化ける」価値のあるアーキテクチャがあるわけないじゃん。
Re: (スコア:0)
でもまあハイエンドにも省電力にも行けない、スジの悪い技術だったのは事実。
Re: (スコア:0)
# Googleの台頭が2年?早かったら、もう少し善戦できてたかも。
ほぼ無関係、ねぇ… (スコア:3, 参考になる)
ノートPCが変わる!Crusoeが変える!!というキャッチコピーの横に、TransmetaのCEOがCrusoe本体とCrusoeロゴ入りVAIO C1を握りしめた写真がデカデカと。
こういろいろと煽られたお陰で、4年あまり後には私もめでたくPentium M(Dothan)の恩恵に与れたわけですが、まぁ、20世紀は遠くなりにけり、ということでしょうな。
Re: (スコア:0)
どちらかというとゆるい特集記事が増えていた中で、技術的な解説にも踏み込んでいて
一世代前の同誌を思い起こさせるよい特集記事でした。
それだけ当時のメーカーにもマスコミにも入れ込んだ人がいたってことだったんだろうと
思うのですけれど。
Re: (スコア:0)
ダントツでTransmetaでしたよ。
VIA?省電力チップメーカーとしては聞いたこともない。
Re: (スコア:0)
プチブームになったEdenでお世話になった人も多いはず
Re: (スコア:0)
さらにちょっとするとTualatinが圧倒的に良いできだっただけにいいイメージが残りませんでした。
で、本題のCrusoeというと後期のFIVAですかね。
ちょっとだけですが使っていた人間からすると
最近店頭で並んでいるネットブックがFIVAのバリエーションにしか見えないです。
という書き込みをEfficeon機からしてるわけですが
こちらも通常用途には普通に使えますが、開発には向きません。
特にJavaや.netだと漸次的に最適化をかけるCMSとVMの相性が最悪なのか
ものすごくもっさりとしてます。
(Eclipseとかは立ち上げてからしばらくすると安定した普通の速度で動きますが、
開発だとビルド→実行の繰り返しなので厳しいです)
でも、Core 7iにしろ、Phenom(II)にしろ、サーバー向けCPUの転用でしかないので
コンシューマPC向けCPUを作る会社が減ってしまったということは非常に残念です。