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「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
自分のまわりで「俺,○○の末裔!」とか言うやつらですらよくよく聞くと「爺さんが言ってたから」という程度だし,自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.なので大阪生まれちょっとだけ大阪育ちの身でありながら,「部落問題」という話を聞くと「出身についての情報をよく保存し得たのだなぁ」と感心する程度なのです.
そりゃそっち系の副読本も読まされましたが,何にもしてない俺らにいわれてもなぁ,と.ええ,先生にそう言ったら「何にもしてないことが悪いことなんだ」って言われましたが.しかしその差別されているという状況が目に見える形で学年に存在しない以上理解しようがない・・想像しろと言われるならするけど,それって「江戸時代のくらし」とか読まされて「へ~昔は苦労したんだなぁ」と思うのと同じなので,その感想を述べて怒られてもなぁ,と理不尽さだけが残りました.
奈良についてはその通りだと思います。
私は東日本の出身で、「部落」という言葉自体を小学校の教科書ではじめて知り、実感のないまま京阪奈地区に赴きました。奈良市のゴミ収集があまりに酷いので立腹して調べたら利権が絡んでいるという報道が過去にされて、ある人に「大きな声ではいえないがその影がいまでも残っているから諦めろ」といわれ、大変驚きました。
まぁ京都や奈良の人からみたら、「関が原より東・北の出身」という時点で東夷か北狄なんでしょうが(笑)。
まあ実際にありました [srad.jp]からね。このコメントの後半部分については知りませんが、今の経済情勢を考えるとあってもおかしくないと思います。
#結構早めに書いた [srad.jp]と思ったのにまだ修正されてないよorz
京阪奈地区って大雑把な感じですが、そのあたり郵便局の職員をやっていた際の話です。
少なくとも数ヶ月に1回は職場でも人権学習とかの話があったのですが、よその地方からきた課長が、その際に「部落って『集落』って意味で使う地域も・・・」とか発言し、その地域出身の職員から「問題の本質わかってる?」と袋叩きに。数ヵ月後、その課長さん退職されました。
皆さん、京都とか関西に赴任される際は気をつけてくださいね。
ちなみに、その郵便局。「市」になって30年以上たちますが、その前の「町」よりも前の「京都府××村○○さま」とかいう住所で発送されたものも配達していました。地域の現状とか成り立ちとかわかっていないと配達できないので民間の業者さんには配達できないところも多かったと思います。(同じ苗字が同じ地域にたくさんいらっしゃたりとか、嫁入りとかで同姓同名が数人いたりとか結構大変でした。)最近は新興住宅地とかできているのでそういった話も薄れてきているのかなぁ。
京都でも差別利権については似たり寄ったりだそうです。それどころか同和地区に旧植民地人を自称する密入国者とその子孫が入り込み、差別利権にたかろうという動きが益々酷くなっているそうです。(あくまで聞いた話なので念のため)
京都の同和問題って歴史的には河原者たち、つまり自ら進んで国家の庇護を離れた(よって時の政府=江戸幕府から国民としての保護を一切受けなくなった)人たちが、自らの出自を忘れてあれこれごねているように見えるのですがね。実際のところはどうなんでしょう?(当時の河原は治外法権地帯であり、貧困や戦火により農地を失った農民が税の払いを逃れるために住み着いものや、或いはあえて国家の庇護を否定して自分のやりたいことをやろうとする歌舞伎者たちが住み着いたりした者が河原者と呼ばれた。似たような例としてはサンカと呼ばれる山の民たちもいる。いずれも国家の庇護を離れた者であり、このため江戸幕府の命により寺社が管理していた戸籍人別帳などにも記載されていない。ようは自ら進んで日本国国民をやめ、無国籍者になった者たちと理解しています。)
>京都の同和問題って歴史的には
それを正当化してしまったら話が始まらないような。歴史的な経緯を元に、そのことに直接の責任がない子孫がいわれなき差別を受けているというのが「部落差別」なわけですから。
#同和問題が新たな利権となっているのが不当、というのはまた別問題です。
フレームのもとっぽくて申し訳ありません。
福岡についてもまったく同様と思われます。程度の違いはあるかもしれませんが。
そうやって騒いでいた友人がいた。そしてそいつは地元の会社に行こうとして自分の親が部落出身だと知ったらしい。その後同様に何社も落されてしまい暫く無職のままで過ごしていたと。でも差別されている人が利権にありつけるかって言うとそうでも無いようで。就職できるのなら活動に参加しても良かったのだけど、結局無理で東京に出てきたとな。
自分でも「差別なんか無い」って言っていたらしいが、知らない物の無責任な責任だったと身に沁みた後は反省したってさ。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
自分のまわりで「俺,○○の末裔!」とか言うやつらですらよくよく聞くと「爺さんが言ってたから」という程度だし,自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.なので大阪生まれちょっとだけ大阪育ちの身でありながら,「部落問題」という話を聞くと「出身についての情報をよく保存し得たのだなぁ」と感心する程度なのです.
そりゃそっち系の副読本も読まされましたが,何にもしてない俺らにいわれてもなぁ,と.ええ,先生にそう言ったら「何にもしてないことが悪いことなんだ」って言われましたが.しかしその差別されているという状況が目に見える形で学年に存在しない以上理解しようがない・・想像しろと言われるならするけど,それって「江戸時代のくらし」とか読まされて「へ~昔は苦労したんだなぁ」と思うのと同じなので,その感想を述べて怒られてもなぁ,と理不尽さだけが残りました.
屍体メモ [windy.cx]
Re: (スコア:1, 興味深い)
奈良在住です。本場です。
がっつり残っていますよ。同和利権も。
ただ、一般論で語れるものではないので部外者には理解は極めて難しいと思われます。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
奈良についてはその通りだと思います。
私は東日本の出身で、「部落」という言葉自体を小学校の教科書ではじめて知り、実感のないまま京阪奈地区に赴きました。
奈良市のゴミ収集があまりに酷いので立腹して調べたら利権が絡んでいるという報道が過去にされて、ある人に「大きな声ではいえないがその影がいまでも残っているから諦めろ」といわれ、大変驚きました。
まぁ京都や奈良の人からみたら、「関が原より東・北の出身」という時点で東夷か北狄なんでしょうが(笑)。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 参考になる)
まあ実際にありました [srad.jp]からね。
このコメントの後半部分については知りませんが、今の経済情勢を考えるとあってもおかしくないと思います。
#結構早めに書いた [srad.jp]と思ったのにまだ修正されてないよorz
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2)
京阪奈地区って大雑把な感じですが、そのあたり郵便局の職員をやっていた際の話です。
少なくとも数ヶ月に1回は職場でも人権学習とかの話があったのですが、
よその地方からきた課長が、その際に「部落って『集落』って意味で使う地域も・・・」とか発言し、
その地域出身の職員から「問題の本質わかってる?」と袋叩きに。
数ヵ月後、その課長さん退職されました。
皆さん、京都とか関西に赴任される際は気をつけてくださいね。
ちなみに、その郵便局。
「市」になって30年以上たちますが、その前の「町」よりも前の「京都府××村○○さま」とかいう住所で発送されたものも
配達していました。地域の現状とか成り立ちとかわかっていないと配達できないので民間の業者さんには配達できないところも多かったと思います。(同じ苗字が同じ地域にたくさんいらっしゃたりとか、嫁入りとかで同姓同名が数人いたりとか結構大変でした。)
最近は新興住宅地とかできているのでそういった話も薄れてきているのかなぁ。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
京都でも差別利権については似たり寄ったりだそうです。
それどころか同和地区に旧植民地人を自称する密入国者とその子孫が入り込み、差別利権にたかろうという動きが益々酷くなっているそうです。(あくまで聞いた話なので念のため)
京都の同和問題って歴史的には河原者たち、つまり自ら進んで国家の庇護を離れた(よって時の政府=江戸幕府から国民としての保護を一切受けなくなった)人たちが、自らの出自を忘れてあれこれごねているように見えるのですがね。実際のところはどうなんでしょう?
(当時の河原は治外法権地帯であり、貧困や戦火により農地を失った農民が税の払いを逃れるために住み着いものや、或いはあえて国家の庇護を否定して自分のやりたいことをやろうとする歌舞伎者たちが住み着いたりした者が河原者と呼ばれた。似たような例としてはサンカと呼ばれる山の民たちもいる。いずれも国家の庇護を離れた者であり、このため江戸幕府の命により寺社が管理していた戸籍人別帳などにも記載されていない。ようは自ら進んで日本国国民をやめ、無国籍者になった者たちと理解しています。)
Re:いまだに差別ってある? (スコア:3, すばらしい洞察)
>京都の同和問題って歴史的には
それを正当化してしまったら話が始まらないような。
歴史的な経緯を元に、そのことに直接の責任がない子孫がいわれなき差別を受けているというのが「部落差別」なわけですから。
#同和問題が新たな利権となっているのが不当、というのはまた別問題です。
フレームのもとっぽくて申し訳ありません。
Re: (スコア:0)
福岡についてもまったく同様と思われます。
程度の違いはあるかもしれませんが。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
そうやって騒いでいた友人がいた。
そしてそいつは地元の会社に行こうとして自分の親が部落出身だと知ったらしい。
その後同様に何社も落されてしまい暫く無職のままで過ごしていたと。
でも差別されている人が利権にありつけるかって言うとそうでも無いようで。
就職できるのなら活動に参加しても良かったのだけど、結局無理で東京に出てきたとな。
自分でも「差別なんか無い」って言っていたらしいが、知らない物の無責任な責任だったと
身に沁みた後は反省したってさ。