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パッケージングが簡単。tgzで固めてあるだけだから展開するだけでインストールはおっけーシステム管理スタイルがBSD形式。(といってもpkgsrcは無いよ)SystemV互換カーネルだけどBSDでUNIXシステムの管理を学んだ人は設定方法が分かりやすいようにできている。
「自炊コンパイル上等!!」ってイジり倒して遊ぶにはいいシステムだと思う。でも、これで外部向けのサーバを運用しようとしたらかなり苦労することになりそう。rpmやdpkgのような高度なパッケージマネージャが存在しないので、細かい設定ファイルも自分でいちいちいじらないといけなかったはず。
自分ならSlackware系はオリジナルではなくてPlamoのほうを選ぶと思います。
SystemV互換カーネルだけど
どういう意味?
ごめん、本当はPOSIX互換か。カーネルそのものはスクラッチから書かれたけれど、最初にブートストラップになったのはおそらくminixだし、実際のところSystemVも*BSDもソースコードで見ればLinuxのルーツではない。
ただ、カーネルまわりの動作はLinuxの場合SystemV互換だって話を聞いたような気がする。聞いたのは最近の話じゃないから、以前よりはるかに多機能になった今はだいぶ違うのかな。
管理者から見たシステムの動作モード分けを考えるとSlackwareはBSDスタイル、RedHat系やDebian系はSystemVスタイルってことになるんだろうね。といってもこれは運用の仕方がそうなっているだけで、カーネルよりも周辺を固めるソフトウェアの構成方法の違いから来るものだけど。
いや、むしろLinuxのユーザーランドは「System V 風味」の方が主流でしたね。
もう15年ぐらい?前の話ですが、
Linuxの大半のディストロがpsのオプションが ps aux ではなく ps -ef であるとか、init のデーモン起動の流れが、/etc/rc.* ではなく /etc/rc.d/rd?d/… であるとか、
そういう、ユーザーランド側の状況を指して「LinuxはSystemV系だ」なんていう主張をよく見かけたものでした…
当時から、確かSlackware は、BSDスタイルのinitを採用してたように記憶してますし、ユーザーランドを見て「Linuxとは」なんて語るのはナンセンスだし
今では、Linux の ps でも ps aux できるし、*BSDも、/etc/rc.d を導入してたりしますので、便利なものをドンドン吸収するというか、そんなところで判断するのは無理な状況になってますが…
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
Slackwareって何か優れているんでしたっけ? (スコア:0)
誰か解説ヨロシク。
Re: (スコア:3, 興味深い)
パッケージングが簡単。tgzで固めてあるだけだから展開するだけでインストールはおっけー
システム管理スタイルがBSD形式。(といってもpkgsrcは無いよ)SystemV互換カーネルだけど
BSDでUNIXシステムの管理を学んだ人は設定方法が分かりやすいようにできている。
「自炊コンパイル上等!!」ってイジり倒して遊ぶにはいいシステムだと思う。
でも、これで外部向けのサーバを運用しようとしたらかなり苦労することになりそう。
rpmやdpkgのような高度なパッケージマネージャが存在しないので、
細かい設定ファイルも自分でいちいちいじらないといけなかったはず。
自分ならSlackware系はオリジナルではなくてPlamoのほうを選ぶと思います。
Re: (スコア:0)
どういう意味?
Re: (スコア:0)
それどころか「GNUはSystemVだ」って奴までいた。
Re: (スコア:3, 興味深い)
ごめん、本当はPOSIX互換か。カーネルそのものはスクラッチから書かれたけれど、
最初にブートストラップになったのはおそらくminixだし、
実際のところSystemVも*BSDもソースコードで見ればLinuxのルーツではない。
ただ、カーネルまわりの動作はLinuxの場合SystemV互換だって話を聞いたような気がする。
聞いたのは最近の話じゃないから、以前よりはるかに多機能になった今はだいぶ違うのかな。
管理者から見たシステムの動作モード分けを考えるとSlackwareはBSDスタイル、
RedHat系やDebian系はSystemVスタイルってことになるんだろうね。
といってもこれは運用の仕方がそうなっているだけで、
カーネルよりも周辺を固めるソフトウェアの構成方法の違いから来るものだけど。
Re: (スコア:0)
System V風というか、POSIXがIPCなどをSystem Vから取り込んだわけですが。
初期のlinuxはセグメントを駆使した386べったりのコードで、プロセステーブルが64エントリしかありませんでした。
カーネルのソースも短く、スケジューラが1500行くらい、トータルでも1万行足らずだったかな、BSD系のものより圧倒的にコンパクトでした。
デバイスドライバの構造が全く違っていたのには閉口しました。
Re: (スコア:2, 興味深い)
いや、むしろLinuxのユーザーランドは「System V 風味」の方が主流でしたね。
もう15年ぐらい?前の話ですが、
Linuxの大半のディストロが
psのオプションが ps aux ではなく ps -ef であるとか、
init のデーモン起動の流れが、/etc/rc.* ではなく /etc/rc.d/rd?d/… であるとか、
そういう、ユーザーランド側の状況を指して「LinuxはSystemV系だ」なんていう
主張をよく見かけたものでした…
当時から、確かSlackware は、BSDスタイルのinitを採用してたように記憶してますし、
ユーザーランドを見て「Linuxとは」なんて語るのはナンセンスだし
今では、
Linux の ps でも ps aux できるし、
*BSDも、/etc/rc.d を導入してたりしますので、
便利なものをドンドン吸収するというか、
そんなところで判断するのは無理な状況になってますが…
Re:Slackwareって何か優れているんでしたっけ? (スコア:0)
すみません。もう少し前、1991,2年頃の話です。
15年くらい前だといろいろディストリビューションも出てきて、バージョン0.9.xじゃないですか?
> そういう、ユーザーランド側の状況を指して「LinuxはSystemV系だ」なんていう
> 主張をよく見かけたものでした…
なんにせよ、linuxが386べったりだった頃(0.9.xより前)、そういう主張どころかlinuxを知る人もごく少なかった頃の話です。