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日本の液体燃料ロケットはアメリカからの技術移転で今に繋げているけれど”技術移転”の一言で終わるほど簡単じゃなかった話はロケット開発に関わった方々の回顧録的な話の断片から読み取ることが出来ます。かなり屈辱的なこともありそこに頭を下げてでも続けてきた経緯が・・・。
ちなみに現時点での日本のロケット打ち上げ実績、成功回数/打ち上げ回数
液体燃料ロケット N-I 6/7 ほぼデルタロケットのライセンス生産 N-II 8/8 H-I 9/9 H-II 5/7 H-IIA 16/17 H-IIB 1/1
固体燃料ロケット L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット
日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。かつて日本政府の高官(だったかな)が、核弾頭と弾道ミサイルの要素技術は既に持っているので、必要になれば組み合わせて製造して配備するのに、さほど時間はかからない、などと発言したそうです。
某巨大掲示板で、
日本は70年代末までに・固体燃料式ラムダロケットで衛星の打ち上げ(宇宙科学研究所)・セラミック材料を爆縮レンズで爆縮し新しいセラミックの開発(物質研究所)・高速炉で兵器級プルトニウムの生産(動力炉核燃料開発研究所)・原子力船「むつ」の建造(原子力船開発事業団)みたいな事をやっていますた
なんていうのを見かけたことがあります。箇条書きのマジックなどと同じように、誤解を誘導すべく事実を並べたものだとは思いますが・・・
先ずは書き損じ訂正
誤り: 固体燃料ロケット L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット M-4S 3/4 無誘導星打ち上げロケット ・ ・
正しくは: 固体燃料ロケット L-4S 1/5 無誘導衛星打ち上げロケット M-4S 3/4 無誘導衛星打ち上げロケット ・ ・-----------
> 日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。> 作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。
この主語って誰ですか?日本人の誰かが考えれば視野に入れて事になるのですか?固体燃料ロケットは旧文部省系列の予算ですが具体的に視野に入れた計画書でも出てきましたか?まあ固体ロケットモーターの生産は日産自動車で自衛隊用ロケット弾の生産会社も日産自動車ですが。L-4S/M-4Sが全段が誘導装置を持たない固体燃料ロケットから構成され、重力ターン方式による衛星軌道投入などという離れ業行うべく開発されたのには訳があります。誘導装置はミサイル開発に繋がる軍事技術への転用が可能であるという日本社会党等の野党から指摘に起因するものです。
全段が誘導装置を持たない衛星軌道投入可能なロケットってある意味凄いですよね。
政治家が裏で動いても文書として開示されませんからねぇ。でも、中曽根さんが言ってるんだから、まぁ、そういうことなのでしょう。
ちなみに、日本の固体燃料ロケット技術は、ペンシルロケットからして、兵器からの技術転用なのです。(ソース http://www.jaxa.jp/article/interview/sp1/prologue_p3_j.html [www.jaxa.jp] )軍事とは一切関係ないクリーンな・・・なんてのは建前だと思ったほういいかと。
でも、固体ロケットを開発生産していた日産の航空宇宙部門(今のIHIエアロスペース)は、ロケット弾用の生産ラインと学術向けの生産ラインを完全分離していたのですが。
# MLRSのロケット弾を生産していた平成の世では分離していなかったけど…これは政治環境の変化による。# ここで取り上げたのはもっと昔の話。
あらゆるハイテクは、兵器からの技術転用をどうしても伴ってしまう。大半の国では先端技術は真っ先に軍事に用いられるというか、軍事の為に先端技術研究が行われてる場合が大半で、敗戦までの日本も例外ではなかったのです。従って、旧軍で、動機はともあれ仕事としては先端兵器としてのロケットや航法機器の研究開発をやっていた人たちの技術をベースにして、初期の宇宙機研究が行われたのは仕方がなかったと思いますよ。そもそも、兵器と非軍事利用が分離されていたのは、戦後日本位じゃないかと…それも、冷戦末期以降推し進められてる核燃サイクルや高速増殖炉のように、独自核武装を成し遂げたい政治的な深謀遠慮と共謀する形で平和利用と言い張ってるものもありますが(この部分はIAEAですら重点監視対象にしてる訳で、国際的には疑惑が晴らされてはいないし、国内でも疑惑の眼を向けてる人が少なからずいる)、殆どの物については非軍事利用が前提にされている。いわゆるハイテク分野で民生利用がこれだけ先行してる国というのは、日本とせいぜい台湾中国(?)程度なんじゃないかと思いますよ。
すでにフォローされてますが私もこうフォローすべきでした。
突っ込むところがおかしい [srad.jp]
>この部分はIAEAですら重点監視対象にしてる訳で、国際的には疑惑が晴らされてはいないし
重点観察対象なのは同意だが、疑惑についてはIAEAが「日本の原発に核兵器転用の疑いはない」と太鼓判を押しているようだが…wikipediaしかソースは見つからなかったけど
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%A... [wikipedia.org] >日本は国際原
ずるいねえ。「軍事技術への技術転用」の話が、「兵器からの技術転用」にすり替わってる。ソースとして挙げてるページも、わざと誤解招きそうなものを選んでるし。その次のページに、(ロケット弾に用いられた)「マカロニ状推薬の大きさに合わせて作られた」って書いてあるよ。ふつーの人なら、「一切関係ない」って言い切っちゃうレベルかと。
東大宇宙研(当時は研究室すらないですが)のペンシルロケットは兵器からの技術転用ではないです。過去、ロケット技術を兵器として使っていたというだけで。技術を兵器につかうか、そうしないかは一重に人間の意図に左右されているだけです。因果を逆にされないようにお願いします。
非公式発言とされていますが、中曽根康弘、宮沢喜一、小沢一郎等々が、その様な言を発しています。ご参考日本の核武装 [wikipedia.org]
ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。
>ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。そうかな?現実的には国際問題の発言権は核保有国にしか無いという現状を考えると、そうとも言えない。だからこそ、米国主導の攻撃対象とされた国は、往々にして速やかな核開発を目指しているという事実が。流石に北朝鮮みたいに実用品はムリっぽい国は無視されているようだが。
未来にどう利用されるかなんてある意味だれにも分からない。
もとの話は他の国はほぼ全て弾道ミサイルをベースとして衛星打ち上げロケットを開発したことに対しての話。
軍事からの転用は100%無かったとわ言わないが、そもそもベースとなる弾道ミサイルの技術も実物もなしに大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い非軍事目的での人工衛星開発に成功したという点で国際的に特異性を持っているという話のはずだ。
なんで技術転用を視野に入れて開発されたなんて話が出てくるのか意味不明。
我々日本人がそう思っていても、
「日本て地震多すぎじゃね?」「あれなら地下核実験とかばれないよな」「つか半分ぐらい地下核実験でも余裕じゃね?」「いや今はスパコンでシミュレーションだろ」「でも世界一ィィィてのは中止だろ?」「それが、強引に復活したんだよ」「もんじゅも復活したよな」「プルトニウム国産化とか本気すぎるだろ」
全然信用できない国だと思われてる気がする。
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お金だけでは解決しない (スコア:5, 参考になる)
日本の液体燃料ロケットはアメリカからの技術移転で今に繋げているけれど”技術移転”の一言で終わるほど簡単じゃなかった話はロケット開発に関わった方々の回顧録的な話の断片から読み取ることが出来ます。
かなり屈辱的なこともありそこに頭を下げてでも続けてきた経緯が・・・。
ちなみに現時点での日本のロケット打ち上げ実績、成功回数/打ち上げ回数
液体燃料ロケット
N-I 6/7 ほぼデルタロケットのライセンス生産
N-II 8/8
H-I 9/9
H-II 5/7
H-IIA 16/17
H-IIB 1/1
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット
Re:お金だけでは解決しない (スコア:0, 興味深い)
日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。
かつて日本政府の高官(だったかな)が、核弾頭と弾道ミサイルの要素技術は既に持っているので、必要になれば組み合わせて製造して配備するのに、さほど時間はかからない、などと発言したそうです。
某巨大掲示板で、
日本は70年代末までに
・固体燃料式ラムダロケットで衛星の打ち上げ(宇宙科学研究所)
・セラミック材料を爆縮レンズで爆縮し新しいセラミックの開発(物質研究所)
・高速炉で兵器級プルトニウムの生産(動力炉核燃料開発研究所)
・原子力船「むつ」の建造(原子力船開発事業団)
みたいな事をやっていますた
なんていうのを見かけたことがあります。
箇条書きのマジックなどと同じように、誤解を誘導すべく事実を並べたものだとは思いますが・・・
Re:お金だけでは解決しない (スコア:2)
先ずは書き損じ訂正
誤り:
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導星打ち上げロケット
M-4S 3/4 無誘導星打ち上げロケット
・
・
正しくは:
固体燃料ロケット
L-4S 1/5 無誘導衛星打ち上げロケット
M-4S 3/4 無誘導衛星打ち上げロケット
・
・
-----------
> 日本の固体燃料ロケットはミサイルへの技術転用を視野に入れて開発されたと思いますよ。
> 作っている当人の意図と予算を出す側の意図は同じとは限りませんから。
この主語って誰ですか?
日本人の誰かが考えれば視野に入れて事になるのですか?
固体燃料ロケットは旧文部省系列の予算ですが具体的に視野に入れた計画書でも出てきましたか?
まあ固体ロケットモーターの生産は日産自動車で自衛隊用ロケット弾の生産会社も日産自動車ですが。
L-4S/M-4Sが全段が誘導装置を持たない固体燃料ロケットから構成され、重力ターン方式による衛星軌道投入などという離れ業行うべく開発されたのには訳があります。
誘導装置はミサイル開発に繋がる軍事技術への転用が可能であるという日本社会党等の野党から指摘に起因するものです。
全段が誘導装置を持たない衛星軌道投入可能なロケットってある意味凄いですよね。
Re: (スコア:0)
政治家が裏で動いても文書として開示されませんからねぇ。でも、中曽根さんが言ってるんだから、まぁ、そういうことなのでしょう。
ちなみに、日本の固体燃料ロケット技術は、ペンシルロケットからして、兵器からの技術転用なのです。
(ソース http://www.jaxa.jp/article/interview/sp1/prologue_p3_j.html [www.jaxa.jp] )
軍事とは一切関係ないクリーンな・・・なんてのは建前だと思ったほういいかと。
戦後日本以外では全てのハイテクは軍事利用前提(Re:お金だけでは解決しない (スコア:2, 興味深い)
でも、固体ロケットを開発生産していた日産の航空宇宙部門(今のIHIエアロスペース)は、ロケット弾用の生産ラインと学術向けの生産ラインを完全分離していたのですが。
# MLRSのロケット弾を生産していた平成の世では分離していなかったけど…これは政治環境の変化による。
# ここで取り上げたのはもっと昔の話。
あらゆるハイテクは、兵器からの技術転用をどうしても伴ってしまう。
大半の国では先端技術は真っ先に軍事に用いられるというか、軍事の為に先端技術研究が行われてる場合が大半で、敗戦までの日本も例外ではなかったのです。
従って、旧軍で、動機はともあれ仕事としては先端兵器としてのロケットや航法機器の研究開発をやっていた人たちの技術をベースにして、初期の宇宙機研究が行われたのは仕方がなかったと思いますよ。
そもそも、兵器と非軍事利用が分離されていたのは、戦後日本位じゃないかと…それも、冷戦末期以降推し進められてる核燃サイクルや高速増殖炉のように、独自核武装を成し遂げたい政治的な深謀遠慮と共謀する形で平和利用と言い張ってるものもありますが(この部分はIAEAですら重点監視対象にしてる訳で、国際的には疑惑が晴らされてはいないし、国内でも疑惑の眼を向けてる人が少なからずいる)、殆どの物については非軍事利用が前提にされている。
いわゆるハイテク分野で民生利用がこれだけ先行してる国というのは、日本とせいぜい台湾中国(?)程度なんじゃないかと思いますよ。
Re:戦後日本以外では全てのハイテクは軍事利用前提(Re:お金だけでは解決しない (スコア:2)
すでにフォローされてますが私もこうフォローすべきでした。
突っ込むところがおかしい [srad.jp]
IAEAが「日本の原発に核兵器転用の疑いはない」と認定 (スコア:0)
>この部分はIAEAですら重点監視対象にしてる訳で、国際的には疑惑が晴らされてはいないし
重点観察対象なのは同意だが、疑惑についてはIAEAが「日本の原発に核兵器転用の疑いはない」と太鼓判を押しているようだが…
wikipediaしかソースは見つからなかったけど
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%A... [wikipedia.org]
>日本は国際原
Re: (スコア:0)
ずるいねえ。「軍事技術への技術転用」の話が、「兵器からの技術転用」にすり替わってる。
ソースとして挙げてるページも、わざと誤解招きそうなものを選んでるし。
その次のページに、(ロケット弾に用いられた)「マカロニ状推薬の大きさに合わせて作られた」
って書いてあるよ。ふつーの人なら、「一切関係ない」って言い切っちゃうレベルかと。
Re: (スコア:0)
東大宇宙研(当時は研究室すらないですが)のペンシルロケットは兵器からの技術転用ではないです。過去、ロケット技術を兵器として使っていたというだけで。
技術を兵器につかうか、そうしないかは一重に人間の意図に左右されているだけです。因果を逆にされないようにお願いします。
Re: (スコア:0)
で、ペンシルロケットの固体燃料は、東大で開発されたんですか?
件のページを見ると、旧日本軍でロケット兵器の開発をしていた人からの現物の提供を受けたと見受けられますが。
Re:お金だけでは解決しない(スコア:-1, オフトピック) (スコア:1, 興味深い)
非公式発言とされていますが、中曽根康弘、宮沢喜一、小沢一郎等々が、その様な言を発しています。
ご参考
日本の核武装 [wikipedia.org]
ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。
Re: (スコア:0)
>ただ幾つかの試算の結論として、現実的ではない、メリットがないよね、というオチになっています。
そうかな?
現実的には国際問題の発言権は核保有国にしか無いという現状を考えると、そうとも言えない。
だからこそ、米国主導の攻撃対象とされた国は、往々にして速やかな核開発を目指しているという事実が。
流石に北朝鮮みたいに実用品はムリっぽい国は無視されているようだが。
Re: (スコア:0)
試算の主体はあなたではないので、違う結論が出ているのではないかと。
少なくても過去から現在の日本においては、非現実的でメリットがなくデメリットありまくり
だと思うのですが、どうでしょう?
>現実的には国際問題の発言権は核保有国にしか無いという現状
例えば日本やドイツ、カナダ、オーストラリア或いはその他非核国には発言権はない?
イスラエル、インド、パキスタンには発言権がある?
Re: (スコア:0)
実際、あんな重いものより圧倒的制空権がとれるF-22の方がずーっと欲しい。
突っ込むところがおかしい (スコア:1, 興味深い)
未来にどう利用されるかなんてある意味だれにも分からない。
もとの話は他の国はほぼ全て弾道ミサイルをベースとして衛星打ち上げロケットを開発したことに対しての話。
軍事からの転用は100%無かったとわ言わないが、そもそもベースとなる弾道ミサイルの技術も実物もなしに大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い非軍事目的での人工衛星開発に成功したという点で国際的に特異性を持っているという話のはずだ。
なんで技術転用を視野に入れて開発されたなんて話が出てくるのか意味不明。
Re: (スコア:0)
ちなみに、日本の地盤は軟弱だから、核爆弾を開発しても実験するところがなく、 配備までには想像以上に時間がかかる、って意見もある。
Re:お金だけでは解決しない (スコア:1, おもしろおかしい)
我々日本人がそう思っていても、
「日本て地震多すぎじゃね?」
「あれなら地下核実験とかばれないよな」
「つか半分ぐらい地下核実験でも余裕じゃね?」
「いや今はスパコンでシミュレーションだろ」
「でも世界一ィィィてのは中止だろ?」
「それが、強引に復活したんだよ」
「もんじゅも復活したよな」
「プルトニウム国産化とか本気すぎるだろ」
全然信用できない国だと思われてる気がする。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
おっと、gooメールへの悪口はそこまでだ! 天下のDocomo様にry