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>超電導というのと抵抗ゼロは一緒ではないのではなかろうか ?超電導状態で有る事とは別に、抵抗がゼロであればそれで良いって用途は多いと思うのですが。アプリケーションとしてはほとんどがそっちですよね。センサーなんかを作るには、超電導状態である事が重要な場合もあるでしょうが。
文面だけだと、抵抗ゼロにするために別途負荷を与えてるみたいなんで実用上も無意味に思えるんですが(加える負荷が抵抗ゼロにすることによる利得より大きくなるわけもないんだし)。
#門外漢です超伝導は、電力ロスを抑える(なくす)ので無駄がない、というのはもちろんですがその電力ロスってのの見方を変えれば * 発熱がなくなる => CPUの発熱問題が解決? * 磁力を発しなくなる => 電子機器同士の干渉がなくなる?っていう所につながってくるのではないかと想像してみる。
CPUが行う演算の過程はエントロピーの減少を伴うのでその分の発熱(エントロピーの増大)は避けられないというのが一般的な見方じゃなかったかと。一方でエントロピーの変化を伴わない演算過程というのも提案されていていろいろ議論されてるとか何とか。
エントロピーの増大をともなう演算を用いることで熱を吸収し続けるスーパーコンピュータとか言うアイデアも何かのSFにあったような。
ともかくCPUの発熱は本質的には抵抗とは無関係です。
誤:CPUの発熱は本質的には抵抗とは無関係です正:CPUの発熱には本質的に抵抗とは無関係の要素もあります
現在の CPU の発熱はそのほとんどが抵抗によるものです。
いや、むしろ抵抗(インピーダンス)を大きくすることで消費電流を減らしてるわけだが。
> * 磁力を発しなくなる
電流が流れれば必ず磁界は発生します。磁界 = エネルギー発生(or ロス)ではありません。
磁界の「変化」によって電力を生じたり(自転車のダイナモ)ヒステリシス損による熱が発生するのです。
超電導というと電気抵抗ゼロがわかりやすくて一般人には注目されますが利用では電磁石としてものの方が注目されています。ex) MRI、リニアモーターカー、核融合炉、etc.
電圧を加えるだけで電流が発生していないのならエネルギー損失はゼロですから無意味とはいえないと思いますがね。
電流が流れずに超伝導とはこれいかに。
本文やリンク先まったく読んでないか理解できていないでしょ。流す電流と逆方向の電圧を与えることで超電導にしていると主張しているのが今回の発表。んでその「逆方向の電圧」による電流が発生していないならエネルギー損失はそこではゼロでしょ。超伝導体を作るために必要なエネルギーコストがゼロならすげーじゃんってのが今回の話だよ。従来の方法だと冷却にかなりのエネルギーを要していたわけで。中学か高校でやる程度の話でしょ。/.Jでは物理の話はマジでできなくなってるのかもしれん。
いや、常温で超伝導ができること自体はすごいんだよ。つまり、電流がすごく小さい範囲では抵抗が無限小になる、ってことですごい。
しかしですね、今までのいわゆる「超伝導競争」ってのは、簡単に言うと(単位断面積あたりの)臨界電流と温度の高さを競ってたわけ。そういう素材を「偶然」見つけた人が出世するって感じで。例えば、超伝導を実用化したときのゼロロス送電線とかは、すごく役に立つでしょう?でも、送電線に使うには、ある程度ケーブルの太さを抑えてもらって、ある程度の大量の電流を流してもらわないと実用的じゃないよね?だって、いくらでも口径をでかくしていいなら、超伝導を起こすまでもなく、抵抗値が無視できるわけだから。コイルとかもそうだけど、小さいわりに異常にパワフルってところが超伝導の売りなので、抵抗ゼロを「大電流をバカスカ流す」ってところに使いたいわけ。
だから実証実験は、理論的には意義があるけど、みんなの予想の範疇を超えるものじゃないし、もちろん工業的には使い道がない。電流を流しちゃいけないんだったら、いくら抵抗が低くても使えないってこと。多分、ピン止めとか、そういう分野での応用ってことになるんだろうけど。むしろ、素材探しとかでは役に立つのかな。いろんな化合物の「常温ゼロ磁気の臨界電流を調べる」って感じで表を埋めていけば何か発見があるかもしれないし。
むしろ、素材探しとかでは役に立つのかな。いろんな化合物の「常温ゼロ磁気の臨界電流を調べる」って感じで表を埋めていけば何か発見があるかもしれないし。
今回の実験ってその為の取っかかりに過ぎないのではないかと思いますよ。素材だけでなく制御役の電磁界の掛け方とかでも又変ってくるだろうし、たかが10μAとはいえ、(理論的に|感覚的に)予想されていたとしても実証されてこなかったことが出来たというのは大きいですよ。材料一つ探すにも予算が必要で、その予算分捕るのに「部分的にでも理論が実証されてる」類のエビデンスが求められることはかなりあるんじゃないかと。
臨界電流以下ならば熱損失がないので熱暴走にもならない素子が出来たとしたらかなり面白いことになるのでは?
# 特に超超低スイッチ抵抗(μΩ単位)のアナログスイッチとかスイッチング素子への応用をかなり早い時期に期待したいところです。
重箱の隅をつつきますが
>いくらでも口径をでかくしていいなら、超伝導を起こすまでもなく、抵抗値が無視できるわけ
残念ながら交流送電では表皮効果(高周波だけでなく50/60Hzでも起こります)というものがありましていくらケーブルを太くしても表面にしか流れてくれません
元々米だが>(加える負荷が抵抗ゼロにすることによる利得より大きくなるわけもないんだし)。
逆だったorz
なるほど、今回発表されたのは超絶縁体ということですね
常温で使用しているリニアモーターの立つ瀬は?ってのは置いておいて、超電導の利点ってのは効率のみですよ。
でも、それを得る為には冷却が必要。そして、冷却をする為にはエネルギーが必要。ぶっちゃけ、その冷却のエネルギーとこの外部からの負荷のどちらが得かってだけの話だと思う。
この場合、リニアモーター用コイルの抵抗自体はゼロなのは解る?抵抗自体はゼロだからこの出力においては熱は発生しない。ただ、抵抗ゼロ状態を維持する為にはそれなりに負荷(熱)が発生する。
その負荷分が通常の冷却ファン程度で済むのなら、充分に使える状況も多々出るだろう。
つマイスナー効果 [neomag.jp]. 他にピン止め効果とか完全反磁性とかのキーワードで調べてみるとよいと思います.
超伝導のなにかが必要なときに「電源+冷却剤」が必要だったのが電源二本ですむようになるんでしょ
すごいじゃん
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
実用では (スコア:0)
>超電導というのと抵抗ゼロは一緒ではないのではなかろうか ?
超電導状態で有る事とは別に、抵抗がゼロであればそれで良いって用途は多いと思うのですが。
アプリケーションとしてはほとんどがそっちですよね。
センサーなんかを作るには、超電導状態である事が重要な場合もあるでしょうが。
Re: (スコア:0)
文面だけだと、抵抗ゼロにするために別途負荷を与えてるみたいなんで実用上も無意味に思えるんですが
(加える負荷が抵抗ゼロにすることによる利得より大きくなるわけもないんだし)。
Re:実用では (スコア:3, 参考になる)
#門外漢です
超伝導は、電力ロスを抑える(なくす)ので無駄がない、というのはもちろんですが
その電力ロスってのの見方を変えれば
* 発熱がなくなる => CPUの発熱問題が解決?
* 磁力を発しなくなる => 電子機器同士の干渉がなくなる?
っていう所につながってくるのではないかと想像してみる。
Re: (スコア:0)
CPUが行う演算の過程はエントロピーの減少を伴うのでその分の発熱(エントロピーの増大)
は避けられないというのが一般的な見方じゃなかったかと。
一方でエントロピーの変化を伴わない演算過程というのも提案されていて
いろいろ議論されてるとか何とか。
エントロピーの増大をともなう演算を用いることで熱を吸収し続ける
スーパーコンピュータとか言うアイデアも何かのSFにあったような。
ともかくCPUの発熱は本質的には抵抗とは無関係です。
Re: (スコア:0)
誤:CPUの発熱は本質的には抵抗とは無関係です
正:CPUの発熱には本質的に抵抗とは無関係の要素もあります
現在の CPU の発熱はそのほとんどが抵抗によるものです。
Re: (スコア:0)
いや、むしろ抵抗(インピーダンス)を大きくすることで消費電流を減らしてるわけだが。
Re: (スコア:0)
> * 磁力を発しなくなる
電流が流れれば必ず磁界は発生します。
磁界 = エネルギー発生(or ロス)
ではありません。
磁界の「変化」によって電力を生じたり(自転車のダイナモ)
ヒステリシス損による熱が発生するのです。
超電導というと電気抵抗ゼロがわかりやすくて一般人には注目されますが
利用では電磁石としてものの方が注目されています。
ex) MRI、リニアモーターカー、核融合炉、etc.
Re: (スコア:0)
電圧を加えるだけで電流が発生していないのならエネルギー損失はゼロですから無意味とはいえないと思いますがね。
Re: (スコア:0)
電流が流れずに超伝導とはこれいかに。
Re: (スコア:0)
本文やリンク先まったく読んでないか理解できていないでしょ。
流す電流と逆方向の電圧を与えることで超電導にしていると主張しているのが今回の発表。んでその「逆方向の電圧」による電流が発生していないならエネルギー損失はそこではゼロでしょ。超伝導体を作るために必要なエネルギーコストがゼロならすげーじゃんってのが今回の話だよ。従来の方法だと冷却にかなりのエネルギーを要していたわけで。
中学か高校でやる程度の話でしょ。/.Jでは物理の話はマジでできなくなってるのかもしれん。
Re:実用では (スコア:2, 参考になる)
いや、常温で超伝導ができること自体はすごいんだよ。つまり、電流がすごく小さい範囲では抵抗が無限小になる、ってことですごい。
しかしですね、今までのいわゆる「超伝導競争」ってのは、簡単に言うと(単位断面積あたりの)臨界電流と温度の高さを競ってたわけ。そういう素材を「偶然」見つけた人が出世するって感じで。例えば、超伝導を実用化したときのゼロロス送電線とかは、すごく役に立つでしょう?でも、送電線に使うには、ある程度ケーブルの太さを抑えてもらって、ある程度の大量の電流を流してもらわないと実用的じゃないよね?だって、いくらでも口径をでかくしていいなら、超伝導を起こすまでもなく、抵抗値が無視できるわけだから。コイルとかもそうだけど、小さいわりに異常にパワフルってところが超伝導の売りなので、抵抗ゼロを「大電流をバカスカ流す」ってところに使いたいわけ。
だから実証実験は、理論的には意義があるけど、みんなの予想の範疇を超えるものじゃないし、もちろん工業的には使い道がない。電流を流しちゃいけないんだったら、いくら抵抗が低くても使えないってこと。多分、ピン止めとか、そういう分野での応用ってことになるんだろうけど。むしろ、素材探しとかでは役に立つのかな。いろんな化合物の「常温ゼロ磁気の臨界電流を調べる」って感じで表を埋めていけば何か発見があるかもしれないし。
エビデンス(Re:実用では (スコア:1)
今回の実験ってその為の取っかかりに過ぎないのではないかと思いますよ。
素材だけでなく制御役の電磁界の掛け方とかでも又変ってくるだろうし、たかが10μAとはいえ、(理論的に|感覚的に)予想されていたとしても実証されてこなかったことが出来たというのは大きいですよ。
材料一つ探すにも予算が必要で、その予算分捕るのに「部分的にでも理論が実証されてる」類のエビデンスが求められることはかなりあるんじゃないかと。
臨界電流以下ならば熱損失がないので熱暴走にもならない素子が出来たとしたらかなり面白いことになるのでは?
# 特に超超低スイッチ抵抗(μΩ単位)のアナログスイッチとかスイッチング素子への応用をかなり早い時期に期待したいところです。
Re: (スコア:0)
(#1787293)と(#1787334)が言ってる「電流が発生しない」ってのは「超電導状態を維持するための電流」のことだぜい。
電流ゼロの電圧を外部から加えることで、ゼロ以上の臨界電流を持った超電導状態が作れるのであれば「有用」
電流ゼロ以上の電圧を外部から加えることで、それ以上の臨界電流を持った超電導状態が作れるのであれば「なんとか有用」
電流ゼロ以上の電圧を外部から加えることで、それ以下の臨界電流を持った超電導状態が作れるだけであれば「使い道が微妙」
Re: (スコア:0)
抵抗値が断面積に反比例するのは断面に一様に電流が分布する前提に立つので、
抵抗片の集まりとして式をとくと導電率に応じた値に落ち着きます。
Re: (スコア:0)
重箱の隅をつつきますが
>いくらでも口径をでかくしていいなら、超伝導を起こすまでもなく、抵抗値が無視できるわけ
残念ながら交流送電では表皮効果(高周波だけでなく50/60Hzでも起こります)というものがありまして
いくらケーブルを太くしても表面にしか流れてくれません
Re: (スコア:0)
径が細い導体を多数撚り合わせて送電線が作られるので(以下自粛)
Re: (スコア:0)
元々米だが
>(加える負荷が抵抗ゼロにすることによる利得より大きくなるわけもないんだし)。
逆だったorz
電圧を加えるだけで電流が発生していないのならエネルギー損失はゼロですから無意味とはいえないと思いますがね。
なるほど、今回発表されたのは超絶縁体ということですね
Re: (スコア:0)
だからこそ抵抗ゼロの超伝導状態が必要なのでは。
Re:実用では (スコア:2, 参考になる)
常温で使用しているリニアモーターの立つ瀬は?ってのは置いておいて、
超電導の利点ってのは効率のみですよ。
でも、それを得る為には冷却が必要。
そして、冷却をする為にはエネルギーが必要。
ぶっちゃけ、その冷却のエネルギーとこの外部からの負荷のどちらが得かってだけの話だと思う。
この場合、リニアモーター用コイルの抵抗自体はゼロなのは解る?
抵抗自体はゼロだからこの出力においては熱は発生しない。
ただ、抵抗ゼロ状態を維持する為にはそれなりに負荷(熱)が発生する。
その負荷分が通常の冷却ファン程度で済むのなら、充分に使える状況も多々出るだろう。
Re:実用では (スコア:1)
つマイスナー効果 [neomag.jp]. 他にピン止め効果とか完全反磁性とかのキーワードで調べてみるとよいと思います.
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
超伝導のなにかが必要なときに「電源+冷却剤」が必要だったのが
電源二本ですむようになるんでしょ
すごいじゃん
Re: (スコア:0)