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格好つけてかっさらって行った人に対し全力で反感を覚え、3ヵ月後に精神科医の前で号泣するようになりました。それからもう7年か。
「ソフトウェアは段階的に完成させよ」という警句があります。あまりにも巨大なものを一気に作ろうとすると、完成前に燃え尽きる。完成までにかかる時間が延びれば延びるほど、この傾向は高くなり、パフォーマンスが下がり、失敗率は上がる。経営判断的には、途中でサポートを入れたり他の人にやらせるしかなくなるが、それはつまり途中で手を出されたりふんだくられたりするって事で、当人は頭にくる。
しかし特にソフトウェアは形がないので、いつが完成なのかよくわからない。だから「ここ」という区切りを明確に切ってあげないと倒れてしまう。
研究職なんかも、研究テーマは1つにしない。3つぐらいは持つ。1つだけだと燃え尽きる。なかなか完成しないし、他の人が完成させて発表してたりするとショックだ。3つあれば全部一気に失う事はない。切り替えるタイミングで- 今まで完成させた事- 今後のテーマの2つをまとめておくので、区切り感というか「部分的達成感」を味わえる。これら swap out中のテーマは、横取りされてもさして苦痛ではない。
# 私も結構な数のアイディアを盗られているけど、まぁどうせ手を付けられなかったものなので、あまり痛くない。# どちらかというと、やった人に対して「よくやった。でも、もうひと押し。ここをどうにかしてくれまいか…」的な要求が…
人生は「1つでは多すぎる、最低3つはないと」ばかりなのかもしれない。
某OEM製品のOEM契約から始まって、技術評価、拡販といった仕事なのですが、拡販がうまくいかなかったところでかっさらわれたのです。しかもその時点でこの仕事自体が、敗戦処理であることを明らかにされたというショック…敗戦処理なら最初から敗戦処理って言えよ!
あ、思い出したら涙出てきた…。
OEM契約はちゃんと結んだし、技術評価もしっかりできたのでしょう?この2つは技術力がものを言う世界じゃないですか。
これに対して拡販は技術力じゃない。それはある程度しょうがないのでは?というか、3つの課題の内、最初の2つをちゃんと完成させているのです。この2つは one and only な能力がものを言う。
でも、そこから先は物量作戦が正解。そういうのが得意な人に押し付けても構わないのではないかと。
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もしこれが自社製品なら、営業においても技術力で押す事が出来ます。でも自社製品ではない場合、お客様は「あなたの会社の技術力」を買っているわけじゃない。この場合、KyaTanakaさんの技術力がいくら高くても、お客様の購買意欲にはつながらない。
お客さまにとってKyaTanakaさんの技術力は「風邪薬」ですもの。何かあった時のための常備薬であって、プラスの価値には数えられない。
どちらかというと舌先三寸な人の方が購買意欲を掻き立てるのには有利 = 技術者には不利。しかも、各お客様に張り付いてないと駄目なので、人数が必要。
で、そういう人を沢山雇うと、当然上がってくるレポートも結構嘘まみれになる。レポートのウソを見抜き、でも問題対応に直接影響がないなら無視する… 内海課長のような性格が必要になる。
KyaTanakaさん、内海課長みたいになれます??
KyaTanakaさんは後藤隊長になる方が向いていると思いますよ。
> KyaTanakaさん、内海課長みたいになれます??> KyaTanakaさんは後藤隊長になる方が向いていると思いますよ。
掲題の製品の仕事より、某C*の障害火消し部隊をしていた時の方がずっと生き生きしていたような気がする私。障害解析が後輩の手で足りるうちは後輩に任せ、後輩が判らなくなったら解析手法を考えて指示。掲題の製品のOEM契約も押し付け合いになっての尻拭いだったなぁ、事実上。
そういう点で、ナイフはさほど鋭利じゃないし、昼行灯も装ってるんじゃなかったし、影でこそっとサポートしてくれる強い味方(大先輩)も必要だし今でもその人に頼ってるけど、不器用でレベルの低い、後藤隊長タイプなのかもしれませぬ。
「みんなで幸せになろうよー」
あー、Emotion the bestのパトレイバー買お。
後輩に、小さな目標をいっぱい与えて、小さな成功をいっぱい経験させて、自分が持っている技術に愛着を湧かせる…
うむ。君には教育者としての才能がある。「行動経済学」を勉強したまへっ(きっと、ダン・アリエリー教授ならそういう)
日記本文の本を2冊ともぽちった(笑)
なんかokkyさんにうまく乗せられた気がしなくも無いが、その結果私に知識→知恵が身について私を筆頭とした周囲のみんなが幸せになれるならプロセスは気にしない(笑)4000円なんて安い投資ですしね。
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やってきたものがうまくいかず頭抱えてたところかっさらわれた結果 (スコア:1)
格好つけてかっさらって行った人に対し全力で反感を覚え、3ヵ月後に精神科医の前で号泣するようになりました。それからもう7年か。
KyaTanaka
Re:やってきたものがうまくいかず頭抱えてたところかっさらわれた結果 (スコア:1)
「ソフトウェアは段階的に完成させよ」
という警句があります。あまりにも巨大なものを一気に作ろうとすると、完成前に燃え尽きる。
完成までにかかる時間が延びれば延びるほど、この傾向は高くなり、パフォーマンスが下がり、失敗率は上がる。
経営判断的には、途中でサポートを入れたり他の人にやらせるしかなくなるが、それはつまり途中で手を出されたりふんだくられたりするって事で、当人は頭にくる。
しかし特にソフトウェアは形がないので、いつが完成なのかよくわからない。だから「ここ」という区切りを明確に切ってあげないと倒れてしまう。
研究職なんかも、研究テーマは1つにしない。3つぐらいは持つ。1つだけだと燃え尽きる。なかなか完成しないし、他の人が完成させて発表してたりするとショックだ。
3つあれば全部一気に失う事はない。切り替えるタイミングで
- 今まで完成させた事
- 今後のテーマ
の2つをまとめておくので、区切り感というか「部分的達成感」を味わえる。これら swap out中のテーマは、横取りされてもさして苦痛ではない。
# 私も結構な数のアイディアを盗られているけど、まぁどうせ手を付けられなかったものなので、あまり痛くない。
# どちらかというと、やった人に対して「よくやった。でも、もうひと押し。ここをどうにかしてくれまいか…」的な要求が…
人生は「1つでは多すぎる、最低3つはないと」ばかりなのかもしれない。
fjの教祖様
Re:やってきたものがうまくいかず頭抱えてたところかっさらわれた結果 (スコア:1)
某OEM製品のOEM契約から始まって、技術評価、拡販といった仕事なのですが、拡販がうまくいかなかったところでかっさらわれたのです。しかもその時点でこの仕事自体が、敗戦処理であることを明らかにされたというショック…敗戦処理なら最初から敗戦処理って言えよ!
あ、思い出したら涙出てきた…。
KyaTanaka
Re:やってきたものがうまくいかず頭抱えてたところかっさらわれた結果 (スコア:2, 参考になる)
OEM契約はちゃんと結んだし、技術評価もしっかりできたのでしょう?
この2つは技術力がものを言う世界じゃないですか。
これに対して拡販は技術力じゃない。それはある程度しょうがないのでは?
というか、3つの課題の内、最初の2つをちゃんと完成させているのです。
この2つは one and only な能力がものを言う。
でも、そこから先は物量作戦が正解。
そういうのが得意な人に押し付けても構わないのではないかと。
.
もしこれが自社製品なら、営業においても技術力で押す事が出来ます。
でも自社製品ではない場合、お客様は「あなたの会社の技術力」を買っているわけじゃない。
この場合、KyaTanakaさんの技術力がいくら高くても、お客様の購買意欲にはつながらない。
お客さまにとってKyaTanakaさんの技術力は「風邪薬」ですもの。何かあった時のための常備薬であって、
プラスの価値には数えられない。
.
どちらかというと舌先三寸な人の方が購買意欲を掻き立てるのには有利 = 技術者には不利。
しかも、各お客様に張り付いてないと駄目なので、人数が必要。
で、そういう人を沢山雇うと、当然上がってくるレポートも結構嘘まみれになる。
レポートのウソを見抜き、でも問題対応に直接影響がないなら無視する… 内海課長のような性格が必要になる。
KyaTanakaさん、内海課長みたいになれます??
.
KyaTanakaさんは後藤隊長になる方が向いていると思いますよ。
fjの教祖様
昔を思い出してすごく納得したのココロ (スコア:1)
> KyaTanakaさん、内海課長みたいになれます??
> KyaTanakaさんは後藤隊長になる方が向いていると思いますよ。
掲題の製品の仕事より、某C*の障害火消し部隊をしていた時の方がずっと生き生きしていたような気がする私。障害解析が後輩の手で足りるうちは後輩に任せ、後輩が判らなくなったら解析手法を考えて指示。掲題の製品のOEM契約も押し付け合いになっての尻拭いだったなぁ、事実上。
そういう点で、ナイフはさほど鋭利じゃないし、昼行灯も装ってるんじゃなかったし、影でこそっとサポートしてくれる強い味方(大先輩)も必要だし今でもその人に頼ってるけど、不器用でレベルの低い、後藤隊長タイプなのかもしれませぬ。
「みんなで幸せになろうよー」
あー、Emotion the bestのパトレイバー買お。
KyaTanaka
Re:昔を思い出してすごく納得したのココロ (スコア:1)
後輩に、小さな目標をいっぱい与えて、小さな成功をいっぱい経験させて、自分が持っている技術に愛着を湧かせる…
うむ。君には教育者としての才能がある。「行動経済学」を勉強したまへっ
(きっと、ダン・アリエリー教授ならそういう)
fjの教祖様
Re:昔を思い出してすごく納得したのココロ (スコア:1)
日記本文の本を2冊ともぽちった(笑)
なんかokkyさんにうまく乗せられた気がしなくも無いが、その結果私に知識→知恵が身について私を筆頭とした周囲のみんなが幸せになれるならプロセスは気にしない(笑)4000円なんて安い投資ですしね。
KyaTanaka