気がする、で語られましても。 メーカーが「RISCです」って言ってます。以下、例。 ARM9 [arm.com]:The ARM926EJ-S™ processor features a Jazelle® technology enhanced 32-bit RISC CPU CORTEX M0 [arm.com]RISC processor core High performance 32-bit CPU
Pentium Pro / 5k86 以降の x86 プロセサが内部を RISC 化して高速化したため Pure RISC 勢の性能アドバンテージが小さくなり、 シェアに優れる x86 勢に太刀打ちできなくなったというのも大きいでしょう。
Pure RISC 勢が当初勢力を持っていたハイエンド部門に関しても、 x86 を売りまくり資金力が潤沢な Intel に対して研究開発および生産設備面で 対抗することが難しくなり、Alpha や PA-RISC は終息、SPARC も元気がなく POWER がかろうじて意地を見せているといった現状でしょうか。
x86 が弱い組み込み部門では ARM をはじめとする RISC が優位を保っていますが 今後はどうなっていくんでしょうね。
そして誰もしなくなった (スコア:1, 興味深い)
思えばCrusoe [wikipedia.org]もVLIWだったよなぁ…
結局「泥臭い」と言われ続けたx86が、今もしぶとく生きつづけてる現実をどう解釈すればいいのだろう?
Re:そして誰もしなくなった (スコア:1, 興味深い)
・人間様の「僕が一番うまく機械語を使えるんだ」という信念
じゃないですかね。RISCやVLIWは人間が直接書くには辛すぎましたからね。
Re:そして誰もしなくなった (スコア:3, すばらしい洞察)
>じゃないですかね。RISCやVLIWは人間が直接書くには辛すぎましたからね。
人間だけでなく機械にも辛すぎたって事じゃ。
もしかしたら機械に出来るのは人間が考えられるロジックのみってのを忘れてしまっていたのかも。
Re: (スコア:0)
高性能プロセッサは確かにCISC命令セットであるx86の天下になりましたが、これは人手で
書きやすいという理由ではなく、初期に圧倒的シェアをとり、それ以来互換性をとり続けて
きたのが理由でしょう。
より人手でアセンブリ言語のプログラムを書くことが多い組み込み分野では
x86よりもARMやSuper-HのようなRISCプロセッサの方が主流です。
こちらも書きやすいからというよりはプロセッサ価格とか電力消費が理由ではありますが。
Re:そして誰もしなくなった (スコア:1, 興味深い)
以前は搭載メモリ容量の小ささやCPUの遅さや周辺機能のリアルタイム性といった主にハードウェア制約からアセンブリ言語でカリカリにチューニングしていたものですが、今はメモリも十分積んでるし、コンパイラの性能向上、プログラムの可読性や可搬性などで高級言語(といってもC言語がほとんどですが)が主流です。
CISC、RISCという点はミドルレンジからハイエンドはRISC CPUですが、圧倒的多数を占めるローエンドはCISCですよ。
ローエンドもRISCでは (スコア:2)
>CISC、RISCという点はミドルレンジからハイエンドはRISC CPUですが、圧倒的多数を占めるローエンドはCISCですよ。
代表的なローエンドCPUを列挙し、調べてみました。
PIC:RISC (確認先:PIC10F200 8bitマイコン)
AVR:RISC(確認先:ATtiny13 8bitマイコン)
8051:仕様書には明記無し。あえて言うなら8051。
H8:CISC(16bitマイコン。仕様書に明記無かったが、多数のルネサス社資料に明記)
ARM:RISC
明らかにCISCなのはH8だけで、あとは8051がCISCっぽく見えるくらいですね。
ローエンドでもRISCが主流に見えます。
Re: (スコア:0)
RXシリーズはCISCですね。
http://www.kumikomi.net/interface/contents/201107.php
特集の第4章にかなり詳しく載っています。
ARMは本当にRISCなん? (スコア:0)
thumbとARMモードは命令一発で切り換えられるし、
prefetchで投入される命令群をストリームとして見ると、CISC的発想な気がする。
CISC並に分岐命令は複雑だし。
# TLBのしょぼさと、ディレイスロットがないのと、即値関連のヘボさがきらい
Re:ARMは本当にRISCなん? (スコア:1)
>ARMは本当にRISCなん?
>CISC的発想な気がする。
気がする、で語られましても。
メーカーが「RISCです」って言ってます。以下、例。
ARM9 [arm.com]:The ARM926EJ-S™ processor features a Jazelle® technology enhanced 32-bit RISC CPU
CORTEX M0 [arm.com]RISC processor core High performance 32-bit CPU
Re: (スコア:0)
んなこたあ、百も承知ですがな。無粋な
ALUじゃなくてPrefetchでみたら、RISCの定義から外れるでしょう
という雑談すらできん雑談サイトとは、これいかに。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>> より人手でアセンブリ言語のプログラムを書くことが多い組み込み分野では
> 組込MCUも今はC言語で書くのが普通ですが。
ブートローダの初期化部分とか、OSのカーネルの一部分とか、割り込みハンドラの
まさに飛んでくる所とかはアセンブラで書かざるを得ない部分がある、ということを
言ってるんじゃね?
x86を使うプロジェクトならこういう部分にまったく触らずに進められるかもしれ
ないけど、それ以外の組込みのプロジェクトだと多少なりともハードウェアカスタマ
イズが入るので、触らずに済むことが少ないでしょうし。
もっともそういうレアな部分のコードはもはやソフト開発者は書かない(知らない)
のかもしれない・・・。「アセンブラがわかるソフト開発者が絶滅した」という理由
で、OSの移植やソフトウェアのコンパイル環境とかはハード開発者がやってる会
社もあるというし・・・。
Re: (スコア:0)
Pure RISC 勢の性能アドバンテージが小さくなり、
シェアに優れる x86 勢に太刀打ちできなくなったというのも大きいでしょう。
Pure RISC 勢が当初勢力を持っていたハイエンド部門に関しても、
x86 を売りまくり資金力が潤沢な Intel に対して研究開発および生産設備面で
対抗することが難しくなり、Alpha や PA-RISC は終息、SPARC も元気がなく
POWER がかろうじて意地を見せているといった現状でしょうか。
x86 が弱い組み込み部門では ARM をはじめとする RISC が優位を保っていますが
今後はどうなっていくんでしょうね。
# まぁ x86 が下に伸びるとは考えにくいですが
Re: (スコア:0)
○ 商用化された RISC 勢
商用化された Pure RISC なんて存在しない
Re: (スコア:0)
> 商用化された Pure RISC なんて存在しない
商用化されてなくてもいいから、Pure RISCの例を挙げるんだ。君には無理だろうが。
Re:そして誰もしなくなった (スコア:1)
Re: (スコア:0)
安易にマクロを使えないという制約以外、なんてことないですよ
Re: (スコア:0)
i860のパイプラインモード対応の割り込みハンドラをアセンブラで書いてみてくれ。