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そりゃ内部保留(その使い道を決める経営者)と投資家でしょう。リスクを取らないと儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。インテルなんかも、布教の時こそ技術に投資と盛んに言ってましたね。
元ネタの記事はちょっと嘘くさい感じもあるけど、読んだ限りでも技術で負けたとは読めない。技術に投資でなかったから負けたという風なニュアンスが伝わってくるけどな。
どうして多大な投資出来なかったかについては、後藤さんの記事が面白かった
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120301_515496.html [impress.co.jp]
簡潔にまとめるなら、DRAMの技術的な限界も近づいているためビジネスが厳しくなり専業は厳しくなっているために投資も覚束無いという感じでしょうか。説得力はあります。
> そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。確かAmazonは設立してからかなり長い間、売上も赤字額も一貫して右肩上がりだった筈。赤字に関してジェフ・ベゾスは「規模拡大の為の先行投資だ」と言い張ってましたが、最終的にAmazonが勝ち残った際、ベゾスは元より投資家の我慢強さに非常に感心した記憶があります。
なんでもかんでも昨今の天災のせいにしてwエルピーダは高付加価値をつけられる事業に注力すると創業当初からずっと言い続けてたけど何も見つけられなかっただけ。
>簡潔にまとめるなら、DRAMの技術的な限界も近づいているためビジネスが厳しくなり
それよりも厳しいのは、その記事に書いてあるように総ビット需要の伸びが頭打ちになってること技術的限界と言いながらもDRAM容量が上昇してるのに、総ビット需要が伸びないというのは、結局出荷数量が伸びないということシュリンクして容量が上がっても、その分高い値段で売れるわけではないので結局体力勝負の叩き合いになるHDD業界みたいに事実上のシェア上位2社独占状態になるまでチキンレースは続く
> どうして多大な投資出来なかったかについては、後藤さんの記事が面白かった多大な投資が出来ずに敗れたエルピーダ。TV事業への過分な投資で大赤字を出したシャープやパナソニック。なかなか上手く噛み合わないものですね。
というかいずれも「新しい技術に乗り遅れた」ということで一致しているように思います。PRAM開発に失敗し、NANDにもReRAMにも移れずDRAMだけとなったエルピーダ。テレビだとか「30年前からずっとある家電」にこだわりつづけイノベーションを起こせなかった家電業界。
そういえば地デジ買い替えのエコポイントだとか国が援助しまくった点も同じですね
DRAMの製造という点でみれば、技術力が不足していたとは思いません。22nmプロセスでの製造できる企業は限られています。まぁその微細プロセスで製造するが故に需給バランスが崩れたというのは後藤氏の記事に書いてある通りと思いますが。
不幸なのは、おそらくどのメーカーもDRAMでは利益が出ない状況で、エルピーダが新規事業に投資する余裕が無かったことでしょうかね。DRAMの呪縛から逃れられなかった。
>そりゃ内部保留(その使い道を決める経営者)と投資家でしょう。リスクを取らないと>儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。
韓国企業の場合はちょっと違う気が。官民一体で、勝てるようになるまでひたすら金を注ぎ込んだ。土地を提供する、税金を免除する、規制は取っ払う、技術者は海外から買う、ありとあらゆる策をサムスンみたいな大手の財閥に注ぎ込んで、強引に成長させたのです。
そこら辺は官民一体が過ぎて国際的に真っ黒な部分もありますし、大手財閥が財を独占するのには批判も多いです。
>リスクを取らないと儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事
日本の場合、デフレのせいでお金が投資に向かいにくいんですよね。デフレが続くと予想されるならわざわざリスクを負わずとも、そのままお金を持ってるだけで購入できるものが増えるので。デフレで価格を上げにくい状況では利益を出すのも難しいだろうことも合わせて考えると、ちょっとリスクが大き過ぎます。
日本の企業としてはマクロ経済環境をどうにかしないと、そもそも勝負できないと思われます。
samsungはコングロマリットだからな。赤字事業の開発費を他から調達することは当然可能。エルピーダは実質専業だから自分達で稼がなければならない。世界一のシェア持っても赤字になる事業に投入し続けることが正しい事なのかどうかはとりあえず置いといて
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:1)
という記事をいくつかの読みましたけど、その原資ってどこから出てたんでしょう?
複数の事業によるいくつかの柱で成り立ってるという内容もあったので、
別事業の利益をまわしてたってことでしょうか?
Re:政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:3)
そりゃ内部保留(その使い道を決める経営者)と投資家でしょう。リスクを取らないと
儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。
インテルなんかも、布教の時こそ技術に投資と盛んに言ってましたね。
元ネタの記事はちょっと嘘くさい感じもあるけど、読んだ限りでも技術で負けたとは読めない。
技術に投資でなかったから負けたという風なニュアンスが伝わってくるけどな。
どうして多大な投資出来なかったかについては、後藤さんの記事が面白かった
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120301_515496.html [impress.co.jp]
簡潔にまとめるなら、DRAMの技術的な限界も近づいているためビジネスが厳しくなり
専業は厳しくなっているために投資も覚束無いという感じでしょうか。説得力はあります。
Re:政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:4, 興味深い)
> そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。
確かAmazonは設立してからかなり長い間、
売上も赤字額も一貫して右肩上がりだった筈。
赤字に関してジェフ・ベゾスは「規模拡大の為の先行投資だ」と
言い張ってましたが、最終的にAmazonが勝ち残った際、
ベゾスは元より投資家の我慢強さに非常に感心した記憶があります。
Re:政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:2)
もうちょっとDRAM以外もやればよかったのにね。まあ,合併当初からDRAM意外に投資する資金がなかった気もするが。
Re: (スコア:0)
なんでもかんでも昨今の天災のせいにしてw
エルピーダは高付加価値をつけられる事業に注力すると創業当初からずっと言い続けてたけど何も見つけられなかっただけ。
Re: (スコア:0)
>簡潔にまとめるなら、DRAMの技術的な限界も近づいているためビジネスが厳しくなり
それよりも厳しいのは、その記事に書いてあるように総ビット需要の伸びが頭打ちになってること
技術的限界と言いながらもDRAM容量が上昇してるのに、総ビット需要が伸びないというのは、結局出荷数量が伸びないということ
シュリンクして容量が上がっても、その分高い値段で売れるわけではないので結局体力勝負の叩き合いになる
HDD業界みたいに事実上のシェア上位2社独占状態になるまでチキンレースは続く
Re: (スコア:0)
> どうして多大な投資出来なかったかについては、後藤さんの記事が面白かった
多大な投資が出来ずに敗れたエルピーダ。
TV事業への過分な投資で大赤字を出したシャープやパナソニック。
なかなか上手く噛み合わないものですね。
Re:政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:5, 参考になる)
というかいずれも「新しい技術に乗り遅れた」ということで一致しているように思います。
PRAM開発に失敗し、NANDにもReRAMにも移れずDRAMだけとなったエルピーダ。
テレビだとか「30年前からずっとある家電」にこだわりつづけイノベーションを起こせなかった家電業界。
そういえば地デジ買い替えのエコポイントだとか国が援助しまくった点も同じですね
Re: (スコア:0)
DRAMの製造という点でみれば、技術力が不足していたとは思いません。22nmプロセスでの製造できる企業は限られています。
まぁその微細プロセスで製造するが故に需給バランスが崩れたというのは後藤氏の記事に書いてある通りと思いますが。
不幸なのは、おそらくどのメーカーもDRAMでは利益が出ない状況で、エルピーダが新規事業に投資する余裕が無かったことでしょうかね。DRAMの呪縛から逃れられなかった。
Re: (スコア:0)
>そりゃ内部保留(その使い道を決める経営者)と投資家でしょう。リスクを取らないと
>儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事ですからね。
韓国企業の場合はちょっと違う気が。
官民一体で、勝てるようになるまでひたすら金を注ぎ込んだ。
土地を提供する、税金を免除する、規制は取っ払う、技術者は海外から買う、ありとあらゆる策を
サムスンみたいな大手の財閥に注ぎ込んで、強引に成長させたのです。
そこら辺は官民一体が過ぎて国際的に真っ黒な部分もありますし、
大手財閥が財を独占するのには批判も多いです。
Re: (スコア:0)
メーカーが今後10年勝てる技術に金をつぎ込むか、
メーカーの明日の飯のためにエコポイントに金をつぎ込むか、
そこらへんがセンスの違いですね。
Re: (スコア:0)
>リスクを取らないと儲けられない、そのリスクを背負うのが投資家の仕事
日本の場合、デフレのせいでお金が投資に向かいにくいんですよね。
デフレが続くと予想されるならわざわざリスクを負わずとも、そのままお金を持ってるだけで購入できるものが増えるので。
デフレで価格を上げにくい状況では利益を出すのも難しいだろうことも合わせて考えると、ちょっとリスクが大き過ぎます。
日本の企業としてはマクロ経済環境をどうにかしないと、そもそも勝負できないと思われます。
Re:政策は素晴らしいですが、財源の話も (スコア:1, おもしろおかしい)
つい先日もこんな話 [f-paper.com]があったばかりなんで、技術力云々ってのは「ネタか?」としか・・・いや「サムスンに技術なんて無い」とまでは言いませんけどね、うん。
Re: (スコア:0)
samsungはコングロマリットだからな。赤字事業の開発費を他から調達することは当然可能。エルピーダは実質専業だから自分達で稼がなければならない。
世界一のシェア持っても赤字になる事業に投入し続けることが正しい事なのかどうかはとりあえず置いといて