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毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:5, 興味深い)
毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず
今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。
なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
Re: (スコア:0)
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。
しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され
昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。
今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、
普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。
だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。
他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても
他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。
その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
Re: (スコア:0)
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。
そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。