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説明おかしいでしょ。普通のガラスも青を大きく屈折させてる。今回のBRってのも同じ説明なの?
何か違うところに特徴があるんだと思うんだが。それは書いてないの?
でキャノンのサイトを見るとhttp://cweb.canon.jp/ef/info/ef35/index.html [canon.jp]普通のガラスより屈折率が高くて、分散が普通のガラスより蛍石のようである。と言うことだね。
ソースはWikipedaしますが、分散 (光学)-光学ガラス [wikipedia.org]より
基準となる2つの波長(たとえばフラウンホーファー線のF'線(青)とC'線(赤))での屈折率の差を平均分散あるいは主分散と言い、他の2つの波長の屈折率の差は部分分散と呼ぶ。部分分散を主分散で割った値は部分分散比という。通常の光学ガラスはアッベ数を横軸に、部分分散比を縦軸にとったグラフで、ある直線上に乗る性質があり、正常部分分散という。これに対して直線上に乗らないものを異常部分分散という(異常分散性あるいは異常分散とも言う)。
EDレンズ-異常部分分散性とは [wikipedia.org]
ある波長範囲における屈折率差を部分分散と呼ぶ。通常のガラスでは部分分散は可視光線近傍領域では波長にあまり依存しない。波長によって部分分散が特異に変化するものを異常部分分散・特殊分散と呼ぶ。青(500 nm程度)の領域の分散性が特異に低いものを低分散・高いものを高分散と呼ぶ。
今回のBRは、通常のガラスレンズに比べて「青付近でより屈折率が高くなる」という「異常分散性」があるということですね。(挙げられたリンク先 [canon.jp]の説明で見ると、通常のガラスレンズはG-RとG-Bで屈折率のずれが同じぐらいなのに対し、BRレンズはG-Rに比べてG-Bの屈折率のずれが大きくなってます)
通常のガラスは、同じぐらいだけどG-Rの方が大きいですね。なので通常のガラスで大部分の経路を作り蛍石レンズで補正……だと屈折率が低かったり使いにくいので、BRレンズで補正しますよ、と。
綺麗に打ち消し合うわけでもないから、使える異常分散性の数は多い(ないしはより対照的)であればあるほどよい結果が得られる。
もう少し書くと、普通のガラスばかりでレンズを作ると、色収差を完全に取り除くことはできない。で、蛍石みたいに、分散(色による屈折率)が普通のガラスと違う性質を持ったガラスを入れて、色収差を取り除いていた。しかし、蛍石は高い。更に屈折率が低い。と言う問題があった。
今回のBR光学素子というのは、屈折率がかなり高いようだ。それに、分散も蛍石のような性質を持ってるね。と言うことでかなり良さそう。
ただ、図を見る限り、分散は蛍石ほどは良くなさそう。それと想像だけど、ガラスに挟んで使わないといけないのかな。
そうですね。蛍石は変な分散だったのが重要でした。今回のもそうなのでしょう。
ただ、よく見るとキャノンの図はおかしいような。普通のガラスでRGBが等間隔になってる。普通のガラスでも青は少し離れているはず。
そのサイトの屈折の図で言いたいことは、BRは赤や緑の光に対しては、ガラスと同じ程度の屈折率、しかし青の光だけガラスよりさらに曲がるという言事ではないの?
今までのレンズの設計では、赤と緑の光の焦点を一致せさせることができたが、青は少しずれていた。それをガラスに張り付けると青だけ曲げる(赤と緑はガラスと屈折率が同じなのでそのまま)媒体をつかうことで、青の焦点も同じ位置に持ってくることに成功した、という話。
このリンクいいね。別のコメントであった同一被写体の新旧レンズでの比較もある。
新開発したものに新しい名称をつけたということなのか。
リンク先の下の方の写真に「有機光学材料」とあるのでそもそもガラスではないでしょう。おっしゃる通り、新開発した新しい何か(具体的なことは秘密)なんでしょうね。
>ガラスではないでしょう。
まあ、珪酸系でない「ガラス」は他にもあるので、ガラスという事自体はいいんでないでしょうか。
例)・サファイアガラス・アクリルガラス・ヤタガラス
最後の例ちょっと待て
普通のガラスは二波長しか色収差補正できませんがヤタガラスなら三波長で色収差補正出来ます、とか。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
普通のガラスも青を大きく屈折させるが (スコア:1)
説明おかしいでしょ。
普通のガラスも青を大きく屈折させてる。
今回のBRってのも同じ説明なの?
何か違うところに特徴があるんだと思うんだが。それは書いてないの?
でキャノンのサイトを見ると
http://cweb.canon.jp/ef/info/ef35/index.html [canon.jp]
普通のガラスより屈折率が高くて、分散が普通のガラスより蛍石のようである。
と言うことだね。
Re:普通のガラスも青を大きく屈折させるが (スコア:2)
ソースはWikipedaしますが、分散 (光学)-光学ガラス [wikipedia.org]より
EDレンズ-異常部分分散性とは [wikipedia.org]
今回のBRは、通常のガラスレンズに比べて「青付近でより屈折率が高くなる」という「異常分散性」があるということですね。
(挙げられたリンク先 [canon.jp]の説明で見ると、通常のガラスレンズはG-RとG-Bで屈折率のずれが同じぐらいなのに対し、BRレンズはG-Rに比べてG-Bの屈折率のずれが大きくなってます)
Re: (スコア:0)
通常のガラスは、同じぐらいだけどG-Rの方が大きいですね。
なので通常のガラスで大部分の経路を作り蛍石レンズで補正…
…だと屈折率が低かったり使いにくいので、BRレンズで補正しますよ、と。
綺麗に打ち消し合うわけでもないから、使える異常分散性の数は多い
(ないしはより対照的)であればあるほどよい結果が得られる。
Re:普通のガラスも青を大きく屈折させるが (スコア:1)
もう少し書くと、
普通のガラスばかりでレンズを作ると、色収差を完全に取り除くことはできない。
で、蛍石みたいに、分散(色による屈折率)が普通のガラスと違う性質を持ったガラスを入れて、色収差を取り除いていた。
しかし、蛍石は高い。更に屈折率が低い。と言う問題があった。
今回のBR光学素子というのは、屈折率がかなり高いようだ。それに、分散も蛍石のような性質を持ってるね。と言うことでかなり良さそう。
ただ、図を見る限り、分散は蛍石ほどは良くなさそう。それと想像だけど、ガラスに挟んで使わないといけないのかな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そうですね。蛍石は変な分散だったのが重要でした。
今回のもそうなのでしょう。
ただ、よく見るとキャノンの図はおかしいような。普通のガラスでRGBが等間隔になってる。
普通のガラスでも青は少し離れているはず。
Re: (スコア:0)
そのサイトの屈折の図で言いたいことは、BRは赤や緑の光に対しては、ガラスと同じ程度の屈折率、
しかし青の光だけガラスよりさらに曲がるという言事ではないの?
今までのレンズの設計では、赤と緑の光の焦点を一致せさせることができたが、青は少しずれていた。
それをガラスに張り付けると青だけ曲げる(赤と緑はガラスと屈折率が同じなのでそのまま)媒体をつかうことで、
青の焦点も同じ位置に持ってくることに成功した、という話。
Re: (スコア:0)
このリンクいいね。
別のコメントであった同一被写体の新旧レンズでの比較もある。
結局EDガラスの一種ということなのかな (スコア:0)
新開発したものに新しい名称をつけたということなのか。
Re:結局EDガラスの一種ということなのかな (スコア:1)
リンク先の下の方の写真に「有機光学材料」とあるのでそもそもガラスではないでしょう。
おっしゃる通り、新開発した新しい何か(具体的なことは秘密)なんでしょうね。
Re:結局EDガラスの一種ということなのかな (スコア:1)
>ガラスではないでしょう。
まあ、珪酸系でない「ガラス」は他にもあるので、ガラスという事自体はいいんでないでしょうか。
例)
・サファイアガラス
・アクリルガラス
・ヤタガラス
Re:結局EDガラスの一種ということなのかな (スコア:1)
最後の例ちょっと待て
Re: (スコア:0)
普通のガラスは二波長しか色収差補正できませんがヤタガラスなら三波長で色収差補正出来ます、とか。