アカウント名:
パスワード:
わざわざ暗号化しなくても、通信を効率化するにしたがい、乱数ノイズと区別はつかなくなっていくものですよ。例えばスペクトラム拡散通信は効率的で障害にも強く、近年多用されていますけど、何の予備知識もなく受信したらただのノイズです。※まぁ、元々暗号通信みたいなもんですけどね。
データを圧縮して通信したならば、やはり乱数ノイズに近づきます。
それに、最大効率/最小電力での通信を行うと、太陽系外から受信することは不可能な電波強度になるでしょう。現代社会では、無駄な電力使うことは許されません。携帯の基地局だって、地上に向けてビームしてますしね。冥王星探査機との通信だって狭ビームですから、たまたま異星文明が受信する可能性はきわめて少ないでしょう。
だから、異星生命との通信を考えて暗号を避けるようなことは意味が無い。どうせ相手まで届いてませんし判読できません。
同様に、地球外生命を探査するために、地球外文明の漏れ電波を検知する方法は意味が無いですね。探知可能な種類の電波が星系外に漏れ出すのはせいぜい百年でしょうから、受信可能範囲はわずか100光年程度の厚みしかないことになる。
よって、接触を図ろうと意図的に送信されている通信に絞って探索すれば良いはずです。単純な素数列を送信し続けるとか、そういうわかりやすいマーカーを重視すれば良いかと。地球からの送信も同様ですね。
受信側を考えると、逆の様な気がする。
目一杯細いビームにしてくれないと、そもそも拡散による減衰でノイズに埋もれて識別出来ない。それに、スペクトラム拡散はノイズに強い変調方式だから、運良く復調出来れば背景ノイズと区別出来る可能性が有る。ま、変調系列を見つける事が出来ればの話だけど。拡散するマーカーを打つよりも、収束したビームを運良く拾う事に賭ける方がまだ見込みが或る気がしない?
高密度なデータを送るときにはスペクトラム拡散はノイズに強いですが、素数列とかフィボナッチ数列みたいな低密度データを送る時には背景ノイズという点ではCWとかの方が良いと思います。原理上スペクトラム拡散が有利なのは特定周波数にスパイク状に存在するノイズで、背景ノイズとか熱ノイズにはあまり効果が無いと思います。そういう意味ではCWの方が判りやすいですし、背景ノイズには埋もれにくいので、相手を見付けるためのマーカーとしてはこちらがおすすめです。
もっとこう赤色超巨星を立方体の頂点に配置するとかやりたいねぇ…できないけどね…
データ本文は乱数ノイズと見分けがつかなかったとしても、電波で送信する以上はパリティビットを入れるはずで、その法則性から人工的な信号であることがわかるんじゃないでしょうかね?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
通信の効率化とはノイズに近づくこと (スコア:1)
わざわざ暗号化しなくても、通信を効率化するにしたがい、乱数ノイズと区別はつかなくなっていくものですよ。
例えばスペクトラム拡散通信は効率的で障害にも強く、近年多用されていますけど、何の予備知識もなく受信したらただのノイズです。
※まぁ、元々暗号通信みたいなもんですけどね。
データを圧縮して通信したならば、やはり乱数ノイズに近づきます。
それに、最大効率/最小電力での通信を行うと、太陽系外から受信することは不可能な電波強度になるでしょう。
現代社会では、無駄な電力使うことは許されません。
携帯の基地局だって、地上に向けてビームしてますしね。
冥王星探査機との通信だって狭ビームですから、たまたま異星文明が受信する可能性はきわめて少ないでしょう。
だから、異星生命との通信を考えて暗号を避けるようなことは意味が無い。
どうせ相手まで届いてませんし判読できません。
同様に、地球外生命を探査するために、地球外文明の漏れ電波を検知する方法は意味が無いですね。
探知可能な種類の電波が星系外に漏れ出すのはせいぜい百年でしょうから、受信可能範囲はわずか100光年程度の厚みしかないことになる。
よって、接触を図ろうと意図的に送信されている通信に絞って探索すれば良いはずです。
単純な素数列を送信し続けるとか、そういうわかりやすいマーカーを重視すれば良いかと。
地球からの送信も同様ですね。
Re:通信の効率化とはノイズに近づくこと (スコア:1)
受信側を考えると、逆の様な気がする。
目一杯細いビームにしてくれないと、そもそも拡散による減衰でノイズに埋もれて識別出来ない。
それに、スペクトラム拡散はノイズに強い変調方式だから、運良く復調出来れば背景ノイズと区別出来る可能性が有る。ま、変調系列を見つける事が出来ればの話だけど。
拡散するマーカーを打つよりも、収束したビームを運良く拾う事に賭ける方がまだ見込みが或る気がしない?
-- Buy It When You Found It --
宇宙人さんへ (スコア:0)
高密度なデータを送るときにはスペクトラム拡散はノイズに強いですが、素数列とかフィボナッチ数列みたいな低密度データを送る時には背景ノイズという点ではCWとかの方が良いと思います。
原理上スペクトラム拡散が有利なのは特定周波数にスパイク状に存在するノイズで、背景ノイズとか熱ノイズにはあまり効果が無いと思います。
そういう意味ではCWの方が判りやすいですし、背景ノイズには埋もれにくいので、相手を見付けるためのマーカーとしてはこちらがおすすめです。
Re: (スコア:0)
もっとこう赤色超巨星を立方体の頂点に配置するとかやりたいねぇ…
できないけどね…
Re: (スコア:0)
データ本文は乱数ノイズと見分けがつかなかったとしても、
電波で送信する以上はパリティビットを入れるはずで、
その法則性から人工的な信号であることがわかるんじゃないでしょうかね?