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どんどん肥大化していくクーラーさんサイドにも問題がある。いや、まあ冷却効果と大きさは比例するんでしょうけど、画期的な技術で半分のサイズで今まで以上に冷却します!とか無いんですかね。
ダイヤモンドで作れば小型軽量化ができるかもな。
今の時代ダイヤモンドよりも熱伝導率の高いグラフェンだろ
グラフェンやカーボンナノチューブは物性値としての熱伝導率は高いけど、その物質の成り立ち上、ものすごく薄い/細い。そして太くしたり厚みを増したりすることもできない。だからヒートパイプや放熱用フィンの材料としては役立たずなのよ。
例えばグラフェンは銅の約10倍以上の熱伝導率がある。これは銅でグラフェンと同じ薄さの膜を作ると、銅薄膜の方はグラフェンの10分の1の熱しか運べないということ。でも銅の方は容易にその100倍の厚さの板を作ることができる。これでその銅板はグラフェンよりずっと大量の熱を運べる。グラフェンはそういうわけにはいかない。重ねても厚さ方向には熱の伝わりが悪い。
熱伝導性グリスの混ぜ物として銀粉末などの代わりに使うというのは考えられているようだけど。
”厚くできないから放熱フィンに使えない”とするのはマズいですね。#熱伝導率が高けりゃいいってもんじゃない、という点には全く同意。CPUから熱を奪うところだけではなく、外部に熱を捨てるところまで考えましょう。
グラフェンフィンだと1枚で運べる熱量が少ない→フィンの枚数を大量にしないとCPUの発熱量に対応できない→フィン間のスペースが狭くなる→空気の流量が落ちる→放熱が間に合わない
この例だと、フィン間隔を広くとるなり、ファンを増強するなりで放熱が間に合うようにできるなら、薄いグラフェンでも放熱フィンとして使えることになります。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
トレードオフ (スコア:0)
どんどん肥大化していくクーラーさんサイドにも問題がある。
いや、まあ冷却効果と大きさは比例するんでしょうけど、画期的な技術で半分のサイズで今まで以上に冷却します!とか無いんですかね。
Re: (スコア:0)
ダイヤモンドで作れば小型軽量化ができるかもな。
Re: (スコア:0)
今の時代ダイヤモンドよりも熱伝導率の高いグラフェンだろ
Re: (スコア:3, 参考になる)
グラフェンやカーボンナノチューブは物性値としての熱伝導率は高いけど、
その物質の成り立ち上、ものすごく薄い/細い。そして太くしたり厚みを増したりすることもできない。
だからヒートパイプや放熱用フィンの材料としては役立たずなのよ。
例えばグラフェンは銅の約10倍以上の熱伝導率がある。これは銅でグラフェンと
同じ薄さの膜を作ると、銅薄膜の方はグラフェンの10分の1の熱しか運べないということ。
でも銅の方は容易にその100倍の厚さの板を作ることができる。これでその銅板はグラフェンより
ずっと大量の熱を運べる。グラフェンはそういうわけにはいかない。
重ねても厚さ方向には熱の伝わりが悪い。
熱伝導性グリスの混ぜ物として銀粉末などの代わりに使うというのは考えられているようだけど。
Re:トレードオフ (スコア:0)
”厚くできないから放熱フィンに使えない”とするのはマズいですね。
#熱伝導率が高けりゃいいってもんじゃない、という点には全く同意。
CPUから熱を奪うところだけではなく、外部に熱を捨てるところまで考えましょう。
グラフェンフィンだと1枚で運べる熱量が少ない
→フィンの枚数を大量にしないとCPUの発熱量に対応できない
→フィン間のスペースが狭くなる
→空気の流量が落ちる
→放熱が間に合わない
この例だと、フィン間隔を広くとるなり、ファンを増強するなりで放熱が間に合うようにできるなら、薄いグラフェンでも放熱フィンとして使えることになります。