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最終的に問題となるのは消費者全体における影響を受ける人たちの割合です。
最終的に問題になる可能性があることについては同意しますが 「消費者に余計な混乱を与えるかどうか」を主題にしたこの会話の流れにおいては、 商標の指し示す先が変わる(名前の意味が変わる)ことによって発生する 消費者の混乱について語るべきであり、 そこで持ち出される消費者は「Netscapeという名前を知っている」という条件付きの 消費者しかありません。 「Netscapeという名前をまだ知らない消費者」に関する議論は別の話になります。
世の中一般の会話で突然「消費者」という単語が登場した場合 その集合は「Netscapeという名前をまだ知らない消費者」が多数を占めるかも知れませんが、 そこで使われる「消費者」という言葉と 既に使われていたNetscapeの名前を異なる分野の商標として再利用した際に 影響を受ける「消費者」とはそもそも前提も定義も異なってきますので、 後者に対する会話の途中で 後者の定義は前者の定義と等しいものであるを前提としたかのような 流れに変えてしまっては議論は成立しないでしょう。
日常会話で「消費者」という言葉を頻繁に使用している、 もしくは日常的に頻繁に聞いている場合、 その言葉に対して何らかのイメージを植え付けてしまい、 その言葉が現れるとパブロフの犬のようにそのイメージを思い出してしまうことが あるかもしれません。 たとえば「パソコンに詳しい人は少数派である」など。 しかし、「Netscapeの名前の再利用によって影響を受ける人」という話の中で 消費者と開発者が登場したとき、 「消費者」から連想されるイメージは 「Netscapeの名前の再利用によって影響を受ける人」という条件を消滅させる 効力を持たないはずです。 その逆はありえます。 「消費者=パソコンに詳しい人は少数派である」などは個人の想像に過ぎませんので、 そのような情報は会話の中で条件がついている場合は簡単に消し去るべきでしょう。
「Netscapeという名前をブラウザーの名前としてすでに十分認識している消費者は 少なからず存在する。 Netscapeという名前を今までと全く違う用途で再利用してしまうと、 そのような消費者に少なからず影響を与えるだろう。 その影響の中には混乱を生じるというその消費者にとって悪影響もあるのではないだろうか。 たとえそのような消費者が全消費者の中から見て少数派となるような一部の消費者で あるに過ぎないとしても、 そのような一部の消費者に対する悪影響についてもう少し考えてみるべきではないだろうか」 と表現すれば分かるでしょうか。 これに対して「あらゆる消費者とはNetscapeという名前を知らない人が多数を占める」 を前提として意見を出せば、 全然違う話を無理矢理接続することになり、議論は成立しません。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
商標悪用 (スコア:0)
AOL社がNetscape社の商標を
全くの別物にまで流用してしまうのはいかがなものか。
商標保護の本来の目標は商標所有者だけでなく消費者の利益も
保護すること。
消費者に余計な混乱を与えるこのような名前の付け方は
消費者の利益をを忘れているようだ。
法的にはギリギリ問題がなくても
消費者や元のNetscape関係者から見れば
Re:商標悪用 (スコア:1)
消費者はともかく元のNetscape関係者はこの際出る幕無しでしょう。
消費者に関して言えば、冷たい言い方ながらとうの昔に「終わって」もはやほとんど記憶に残ってないような状況では今更別のナニカに化けてもそう混乱するようなものでもないのじゃないかな。
逆をいうとどれだけ利用すべきブランド力が残ってるのか疑問、という
Re:商標悪用 (スコア:0)
とりあえず「Netscapeという名前を知っている」という消費者達を
対象にして、どのような影響を与えるかを考えます。
一応、世の中の消費者は
「Netscapeという名前を知っている」
「Netscapeという名前を知っていない」
の2つに分けられて当然ですが、
「Netscapeという名前を知っていない消費者」というのは
今回のブランド名再利用が再利用であろうがなかろうが
「再利用したことそのものによる影響」は直接ありませんので、
「再利用したこと
Re:商標悪用 (スコア:1)
>「Netscapeとは何の名前?」というアンケートを取ったとき
>ブラウザー以外の回答が多数になるとお考えでしょうか?
そこがまさしく疑問なんですよ。
果たしてNetscape=ブラウザ、という認識がどの程度残っているものなのか。
ブラウザという概念を意識してるエンドユーザの割合といってもいいのかも(汗
「インターネットする」という言葉が未だまかり通る現状を思うにそもそもブラウザの存在自体に対する意識がどの程度なのか疑問、ということですね。
どっかヒマな会社あたりが調べて公表してないかなー^^;書いてて興
Re:商標悪用 (スコア:0)
最終的に問題になる可能性があることについては同意しますが 「消費者に余計な混乱を与えるかどうか」を主題にしたこの会話の流れにおいては、 商標の指し示す先が変わる(名前の意味が変わる)ことによって発生する 消費者の混乱について語るべきであり、 そこで持ち出される消費者は「Netscapeという名前を知っている」という条件付きの 消費者しかありません。 「Netscapeという名前をまだ知らない消費者」に関する議論は別の話になります。
世の中一般の会話で突然「消費者」という単語が登場した場合 その集合は「Netscapeという名前をまだ知らない消費者」が多数を占めるかも知れませんが、 そこで使われる「消費者」という言葉と 既に使われていたNetscapeの名前を異なる分野の商標として再利用した際に 影響を受ける「消費者」とはそもそも前提も定義も異なってきますので、 後者に対する会話の途中で 後者の定義は前者の定義と等しいものであるを前提としたかのような 流れに変えてしまっては議論は成立しないでしょう。
日常会話で「消費者」という言葉を頻繁に使用している、 もしくは日常的に頻繁に聞いている場合、 その言葉に対して何らかのイメージを植え付けてしまい、 その言葉が現れるとパブロフの犬のようにそのイメージを思い出してしまうことが あるかもしれません。 たとえば「パソコンに詳しい人は少数派である」など。 しかし、「Netscapeの名前の再利用によって影響を受ける人」という話の中で 消費者と開発者が登場したとき、 「消費者」から連想されるイメージは 「Netscapeの名前の再利用によって影響を受ける人」という条件を消滅させる 効力を持たないはずです。 その逆はありえます。 「消費者=パソコンに詳しい人は少数派である」などは個人の想像に過ぎませんので、 そのような情報は会話の中で条件がついている場合は簡単に消し去るべきでしょう。
「Netscapeという名前をブラウザーの名前としてすでに十分認識している消費者は 少なからず存在する。 Netscapeという名前を今までと全く違う用途で再利用してしまうと、 そのような消費者に少なからず影響を与えるだろう。 その影響の中には混乱を生じるというその消費者にとって悪影響もあるのではないだろうか。 たとえそのような消費者が全消費者の中から見て少数派となるような一部の消費者で あるに過ぎないとしても、 そのような一部の消費者に対する悪影響についてもう少し考えてみるべきではないだろうか」 と表現すれば分かるでしょうか。 これに対して「あらゆる消費者とはNetscapeという名前を知らない人が多数を占める」 を前提として意見を出せば、 全然違う話を無理矢理接続することになり、議論は成立しません。
Re:商標悪用 (スコア:1)
前提としていませんよ。
よく読めばおわかりのはずなのですが…
むしろアナタが「消費者とはNetscapeを名前を知る人がそれなりに多い集団である」と定義づけています(最終パラグラフ先頭)
ワタシは「知ってようが知っていまいが関係のない集団」としか捉えていません。
つまり結果としてNetscapeを知る人が多ければ、その中で影響を受ける人間が多ければそれは「全体」に対してもやはり大きくなるだろうから無視し得ない存在になるだろう、そして逆にもはや知るものが少なければ、その中で一部(あるいは全部が!!)悪影響を受けるとしても「全体」に対する割合では無視されていい存在になってしまうかもしれない、ということです。
「消費者全体からの反応」を分析する際にその消費者を特定の層に区切るのはあくまでもその製品がその一部の層をメインターゲットにした製品である場合だけです。
今回の場合まさかAOLは「Netscapeの名前を知る人相手だけに商売しよう」と考えてるようには思えません…(ブランド力を利用する、とは別にその名前を知る相手だけの商売と言うことではありませんよ)
そして、それをふまえてワタシの感触として「Netscapeの名前を知る人の数自体もはや少なくなっていそうだし、その少ないうちのさらにどの程度が実際に悪影響を受けるんだろう、そしてその場合全体における割合はその程度の大きさの反応となるんだろう?」と疑問を投げかけているわけです。
そしてアナタは「Netscapeという名前を知る人は相応に多いだろう」という感触をもっておられるわけで、そのうちの一部が悪影響を受けるのならばそれは全体に対しても大きな割合となろう、存在は無視すべきでない」と考えておられる…でいいのかな?
いずれにせよ比較の対象となるマスはこの際、AOLが特定集団相手にのみ商売するつもり「ではない」という前提に立つ場合、不特定多数の顧客層ということになります。
もちろんAOLは特定層(この場合Netscapeの名前を利用できる層)に対してのみ営業活動を行うつもりだろう、という考えもありましょうがその場合はワタシはその前提を肯んじ得ないのでそこで話は終わりとなってしまいますね(汗
Re:商標悪用 (スコア:0)
Stahl氏は混乱する対象の数が少なければ、道義的責任が無いという意見?
Netscapeを利用しているユーザーも含めて。
責任があるかどうかはわからないけど、
そうやって一時的に売上伸ばしたって、ユーザーに嫌われるようなことをしてれば結局損なんじゃないのかな。
Re:商標悪用 (スコア:0)
そのような捉え方をしているAOLの考えに対して非難が出ているのに
それに対して「私の捉え方はAOLと同じです」と言ったところで反論にはならない。
ただし非難の矛先がAOLからStahlに移る可能性が出てくるくらいの効果はある。
Re:商標悪用 (スコア:1)
はぁ?
道義的責任は常に存在しますよ?相手が多かろうと少なかろうと。
道義的責任を果たさないことのマイナス(あるいは果たすことのプラス)が大きくなるか小さくなるかだけの差です。
そして、そのマイナスが小さく、無視できる、あるいは相殺できるならば道義的責任は往々にして無視される傾向にある、という事実を書いてるだけです。
>そうやって一時的に売上伸ばしたって、ユーザーに嫌われるようなことをしてれば結局損なんじゃないのかな。
ええ、ですから「Netscapeという名で勘違いする人たち」が多ければ確かに一時的に売り上げが伸びてもその多数の人に嫌われる結果に終わるでしょう、これに関しては一切異議を唱えるつもりはありません。
ワタシがこれまで書いてきたのは「Netscapeという名で勘違いする人たち」はそもそも売り上げが伸びるほど多いのか?でもって嫌われるとしてその影響はそれほど大きいのか?という疑問です。
Re:商標悪用 (スコア:0)
> 道義的責任を果たさないことのマイナス(あるいは果たすことのプ
> ラス)が大きくなるか小さくなるかだけの差です。
> そして、そのマイナスが小さく、無視できる、あるいは相殺できる
> ならば道義的責任は往々にして
> 無視される傾向にある、という事実を書いてるだけです。
(1)道義的責任の大きさ
Re:商標悪用 (スコア:1)
ある考えに対して非難が出ているときに「それは別に非難すべき考え方ではないのでは?」というのが反論にならない?
非難する方向以外の意見を目にしたくないだけであればもはやこれ以上会話を続ける意義はありませんね、一方的な弾劾裁判ゴッコをお続けください、ワタシはこれにて失礼いたします。
>ただし非難の矛先がAOLからStahlに移る可能性が出てくるくらいの効果はある。
議論中にヒートアップして「非難の対象」と「議論相手」をはき違える類の○○ですか?
Re:商標悪用 (スコア:1)
ワタシは徹頭徹尾、「AOLに騙されたと感じる個人」のAOLに対する不満(つまり道義的責任を求める声)それぞれとそれらが集まった結果としての「AOLに対する社会的圧力」を分離して書いています。
ところがそれに対して「影響力はさしてないのでは?」というのが「責任それ自体がないと考えてる」に化けてしまってるわけで混同と言うならこれをして言わずに何をして(汗
Re:商標悪用 (スコア:0)
> 的責任を求める声)それぞれとそれらが集まった結果としての「AOLに対する社会的圧
> 力」を分離して書いています。
「社会的圧力」なんて誰も言及していないのでは?
Re:商標悪用 (スコア:0)
> > (2)道義的責任を果たさなければならない対象の人数や人数比の大きさ
> > (3)道義的責任を果たさなかった場合に被る損失の大きさ
> > この3つを混同しているようです。
> ワタシは徹頭徹尾、「AOLに騙されたと感じる個人」のAOLに対する不満(つまり道義的責
> 任を求める声)それぞれとそれらが集まった結果としての「AOLに対する社会的圧力」を
> 分離して書いています。
(1)道義的責任の大きさ
(2)道義的責任を果たさなければならない対象の人数や人数比の大きさ
(3)道義的責任を果たさなかった場合に被る損失の