アカウント名:
パスワード:
パーム油が無いならオリーブ油を使えばいいじゃない
原文は「Qu'ils mangent de la brioche!=ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)を食べればいいじゃない!」。当時のフランスの法律には「パンの価格が高騰した場合は、ブリオッシュと同等の価格まで下げる事」とする条文があった。
この言葉の由来は、フランスの哲学者であるジャン=ジャック・ルソーが残した自伝的著書『告白』で、ルソーがワインの供にパンが欲しいと思ったものの、そのときの自身の服装があまりにオシャレすぎて、ふつうのパン屋に入っていくにはちょっとなと感じたそうで、ある王女が百姓どもには食べるパンがございません、といわれて困った挙句に言った「ではブリオシュを食べるがいい」と答えたという「ある大変に身分の高い女性」の言葉を思い出し、ルソーはパン屋ではなく高級菓子店に赴く、との事(但し前述の通り物価的に変な記述となっている)。
加えて『告白』が出版されたのは1782年、1765年の執筆当時マリー・アントワネットはわずか9歳であり、フランスに嫁ぐ以前に何処に嫁ぐかも決まっていない時期。全く酷い冤罪である。
ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)
逆じゃないでしょうか? つまり、ブリオッシュの方が高価で、普通のパンの倍額。普通のパンが小麦粉・塩・水・イーストから作られるのに比べ、ブリオッシュは牛乳・バターを使います。到底普通のパンより安くなるとは考えられません。ちなみに、牛乳・バターを使うので、パンではなくお菓子・ケーキの一種と考えることもできるので、「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という訳になったわけですね。
当時のフランスの法律には「パンの価格が高騰した場合は、ブリオッシュと同等の価格まで下げる事」とする条文があった。
高騰した普通のパンの価格を、高騰前の半額レベルに下げよ、という事でしょうか?そんなことしたら、売れば売るほど赤字になって、パン屋はパンを売らなくなるでしょう。むしろパンの供給に悪影響が出ます。
これが、通常、ブリオッシュが普通のパンの倍額で、高騰したとしてもそれを上限とせよ、ならまだ話は解ります。
但し前述の通り物価的に変な記述となっている
ブリオッシュが普通のパンの半額、というのが間違いだから「変な記述」に思えるのでは?
というかそもそも「ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)」ってのがミスリードに繋がってる気がします。貴族はパンや菓子が何から出来てるとか、値段とか気にしてないんじゃないかな。
ブリオッシュ等のヴィエノワズリーを朝食に食べ、昼や夜の食事にパンを食べてたようですし、パンはブーランジェ、菓子やヴィエノワズリーはパティシエの仕事と完全に分かれてたそうです。
庶民でもクロワッサンとカフェオレを朝食に食べてたそうで、その名残でカフェオレボウルは大きいそうです。(カフェオレで腹いっぱいにする為だとか、クロワッサンを浸して食べてたとか理由は色々)
また、
貴族はパンや菓子が何から出来てるとか、値段とか気にしてないんじゃないかな。
貴族は自分の食べているものの値段は気にしないかもしれませんが、これは庶民が対象の政策なんですから、値段は気にするでしょう。そもそも、パンの価格を気にしないと言うのなら、それを制限する法律なんか作るでしょうか?
庶民でもクロワッサンとカフェオレを朝食に食べてたそうで、その名残でカフェオレボウルは大きいそうです。
マリー・アントワネットは18世紀の人ですが、その頃の習慣でないでしょうね。クロワッサンの歴史 [wikipedia.org]は諸説あるでしょうが、レシピの初出は20世紀になってからで、それ以前には見当たらないんだそうですよ。フランス革命の頃は、食糧危機の状態にありましたし、少なくとも日常的にブリオッシュみたいな贅沢品を食べている人は多くなかったんじゃないですかね。
フランスの小麦粉は日本の価格の3分の1程度だったと思います。生クリームやバターも驚くくらい安かった覚えがあります。
フランスはEU最大の農業国ですからね。平地も少なく、今まで法的にも大規模化が制限されていて、未だ多くの食料を輸入に頼っている日本とは違って当然でしょう。
なるほど。パンに関してはパン屋によって大きさや価格がまちまちだったんで法律が出来たのは知ってましたがヴィエノワズリーと比較するのは庶民が対象ですよね。「パンが無ければ…」というのはパンとヴィエノワズリーは別物と思ってる感覚なんじゃないかと思います。違うかもしれませんが。
マリー・アントワネットは18世紀の人ですが、その頃の習慣でないでしょうね。 クロワッサンの歴史 [wikipedia.org]は諸説あるでしょうが、レシピの初出は20世紀になってからで、それ以前には見当たらないんだそうですよ。フランス革命の頃は、食糧危機の状態にありましたし、少なくとも日常的にブリオッシュみたいな贅沢品を食べている人は多くなかったんじゃないですかね。
あ、クロワッサンを例にしたのはフランス人は家でパンを食う場合もあるのですが、パティス
今のように公正な取引じゃなかったとしたら、乳製品の価格はもっと安かったのかもしれません。
どうですかね。かなり疑問です。今の様な冷蔵・流通技術は、18世紀頃にはありませんから、生乳の保存・流通は今より困難だったでしょう。生乳を使うブリウォッシュが水を使う普通のパンより安いとは考えにくくないですか?バターもそうですよね。昔のバターは常温で大丈夫だったわけでも無いでしょうし。その上、砂糖も卵も使うんでしょ?少なくとも同じ量で比べて安くなる要素は無いと思いますが。
精製オリーブ油なら、揚げ物につかっても問題ないちなみに、精製オリーブ油は、味・香りがほとんどしなくて、色も黄色
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
マリー (スコア:0)
パーム油が無いならオリーブ油を使えばいいじゃない
Re:マリー (スコア:1)
Re: (スコア:0)
原文は「Qu'ils mangent de la brioche!=ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)を食べればいいじゃない!」。
当時のフランスの法律には「パンの価格が高騰した場合は、ブリオッシュと同等の価格まで下げる事」とする条文があった。
この言葉の由来は、フランスの哲学者であるジャン=ジャック・ルソーが残した自伝的著書『告白』で、ルソーがワインの供にパンが欲しいと思ったものの、そのときの自身の服装があまりにオシャレすぎて、ふつうのパン屋に入っていくにはちょっとなと感じたそうで、ある王女が百姓どもには食べるパンがございません、といわれて困った挙句に言った「ではブリオシュを食べるがいい」と答えたという「ある大変に身分の高い女性」の言葉を思い出し、ルソーはパン屋ではなく高級菓子店に赴く、との事(但し前述の通り物価的に変な記述となっている)。
加えて『告白』が出版されたのは1782年、1765年の執筆当時マリー・アントワネットはわずか9歳であり、フランスに嫁ぐ以前に何処に嫁ぐかも決まっていない時期。
全く酷い冤罪である。
Re:マリー (スコア:1)
ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)
逆じゃないでしょうか? つまり、ブリオッシュの方が高価で、普通のパンの倍額。
普通のパンが小麦粉・塩・水・イーストから作られるのに比べ、ブリオッシュは牛乳・バターを使います。到底普通のパンより安くなるとは考えられません。
ちなみに、牛乳・バターを使うので、パンではなくお菓子・ケーキの一種と考えることもできるので、「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という訳になったわけですね。
当時のフランスの法律には「パンの価格が高騰した場合は、ブリオッシュと同等の価格まで下げる事」とする条文があった。
高騰した普通のパンの価格を、高騰前の半額レベルに下げよ、という事でしょうか?
そんなことしたら、売れば売るほど赤字になって、パン屋はパンを売らなくなるでしょう。むしろパンの供給に悪影響が出ます。
これが、通常、ブリオッシュが普通のパンの倍額で、高騰したとしてもそれを上限とせよ、ならまだ話は解ります。
但し前述の通り物価的に変な記述となっている
ブリオッシュが普通のパンの半額、というのが間違いだから「変な記述」に思えるのでは?
Re: (スコア:0)
というかそもそも「ブリオッシュ(当時普通のパンの半額水準)」ってのがミスリードに繋がってる気がします。
貴族はパンや菓子が何から出来てるとか、値段とか気にしてないんじゃないかな。
ブリオッシュ等のヴィエノワズリーを朝食に食べ、昼や夜の食事にパンを食べてたようですし、パンは
ブーランジェ、菓子やヴィエノワズリーはパティシエの仕事と完全に分かれてたそうです。
庶民でもクロワッサンとカフェオレを朝食に食べてたそうで、その名残でカフェオレボウルは大きいそうです。
(カフェオレで腹いっぱいにする為だとか、クロワッサンを浸して食べてたとか理由は色々)
また、
Re:マリー (スコア:1)
貴族はパンや菓子が何から出来てるとか、値段とか気にしてないんじゃないかな。
貴族は自分の食べているものの値段は気にしないかもしれませんが、これは庶民が対象の政策なんですから、値段は気にするでしょう。
そもそも、パンの価格を気にしないと言うのなら、それを制限する法律なんか作るでしょうか?
庶民でもクロワッサンとカフェオレを朝食に食べてたそうで、その名残でカフェオレボウルは大きいそうです。
マリー・アントワネットは18世紀の人ですが、その頃の習慣でないでしょうね。
クロワッサンの歴史 [wikipedia.org]は諸説あるでしょうが、レシピの初出は20世紀になってからで、それ以前には見当たらないんだそうですよ。
フランス革命の頃は、食糧危機の状態にありましたし、少なくとも日常的にブリオッシュみたいな贅沢品を食べている人は多くなかったんじゃないですかね。
フランスの小麦粉は日本の価格の3分の1程度だったと思います。生クリームやバターも驚くくらい安かった覚えがあります。
フランスはEU最大の農業国ですからね。
平地も少なく、今まで法的にも大規模化が制限されていて、未だ多くの食料を輸入に頼っている日本とは違って当然でしょう。
Re: (スコア:0)
貴族は自分の食べているものの値段は気にしないかもしれませんが、これは庶民が対象の政策なんですから、値段は気にするでしょう。
そもそも、パンの価格を気にしないと言うのなら、それを制限する法律なんか作るでしょうか?
なるほど。パンに関してはパン屋によって大きさや価格がまちまちだったんで法律が出来たのは知ってましたが
ヴィエノワズリーと比較するのは庶民が対象ですよね。「パンが無ければ…」というのはパンとヴィエノワズリーは
別物と思ってる感覚なんじゃないかと思います。違うかもしれませんが。
マリー・アントワネットは18世紀の人ですが、その頃の習慣でないでしょうね。
クロワッサンの歴史 [wikipedia.org]は諸説あるでしょうが、レシピの初出は20世紀になってからで、それ以前には見当たらないんだそうですよ。
フランス革命の頃は、食糧危機の状態にありましたし、少なくとも日常的にブリオッシュみたいな贅沢品を食べている人は多くなかったんじゃないですかね。
あ、クロワッサンを例にしたのはフランス人は家でパンを食う場合もあるのですが、パティス
Re:マリー (スコア:1)
今のように公正な取引じゃなかったとしたら、乳製品の価格はもっと安かったのかもしれません。
どうですかね。かなり疑問です。
今の様な冷蔵・流通技術は、18世紀頃にはありませんから、生乳の保存・流通は今より困難だったでしょう。
生乳を使うブリウォッシュが水を使う普通のパンより安いとは考えにくくないですか?
バターもそうですよね。昔のバターは常温で大丈夫だったわけでも無いでしょうし。
その上、砂糖も卵も使うんでしょ?
少なくとも同じ量で比べて安くなる要素は無いと思いますが。
Re: (スコア:0)
精製オリーブ油なら、揚げ物につかっても問題ない
ちなみに、精製オリーブ油は、味・香りがほとんどしなくて、色も黄色