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>高さ約3kmのクレーター外縁部を通過した結果、センサーによる測定高度が急激に上昇山があったら表面が近くなるので電波高度計は高度低下を通知してくるのではないだろうか。あと、センサーを二系統積むのはやはり質量や予算の制約で難しいんだろうか。
外縁部を通過したのなら、測定高度が急激に上昇したように見える、で合っているのでは。「縁に差し掛かった」のなら高度低下でしょうけど。
自分は着陸途中の話と聞いて外縁部通過のベクトルを勘違いして、上空から下に向かって通過=クレーターの中に飛び込んだ、と思い込んだせいで何故測定高度低下するのか一瞬理解できなかった。
≡👶 ➘――/\___/\――例えば探査機がこんな地形の上を横っ飛びに飛んでいくと、他の高度計とレーザー高度計の比較データは下のようになるでしょう(数値は適当)。acc_alt: ―――――――――――lsr_alt: ――\/ ̄ ̄ ̄\/――alt_err: 0 0 -3 +2 +5 +2 -3 0 0
下のグラフに対して、これはある天体のクレーターを高度一定で航過した際のレーザー距離計のデータである、という注釈がついていれば何も違和感はないですが、例えばある装置を対象物から一定距離で移動させた際の数値変動である。変動の理由について考えて述べよ、と言われると「電源ラインの短絡、電圧変動、振動による発振周波数の異常などが考えられる。レーザー距離計であるため、デブリ付着の可能性も」とか言いたくなってもおかしくはないんじゃないでしょうか。で、当然のようにその可能性まで想定したプログラムを組んでおいたところ……
# プログラムエラー1201の呪いだったんだよ!!!!!
Lunar Lander を思い出した
クレーターって、端っこはカルデラみたいに山になっているけど、内縁部は基本的に深い穴なんだよね。
月面着陸機でクレーターの形を想定していなかったり、高度センサーが異常になった時にオフにするだけでフォローする代替え機能が無かったということだったら、失態過ぎる。
プレスリリースを読んでみたけど、クレーターの形は想定してたみたいよ。着陸地点を変更したときにデータの更新を忘れ、その後のレビューでも見落としたので、推定高度と実測高度が大きく乖離しちゃったと。
バグで重要な機能が働かなくなり、カバーするための機能もデータ更新忘れによりまともに働かなかったと。
高度センサーはバグではなくて設計ミスといえるかもしれないか。
>変更による影響を考慮に入れる等、ミッション成功に向けて必要と考えられる可能な限り全ての検証を行っておりました。どこを読んだらそんな出鱈目になるのか理解に苦しむ。
クレーターって穴ぼこなんだから、通過してクレーター内部に入ったら電波高度は急上昇する(=地面が急に離れてく)でしょ?カルデラな火山の上空(の低空)を飛行機で通過する時の電波高度の変化と同じようなものかも
>高さ約3kmのクレーター外縁部を通過した結果、センサーによる測定高度が急激に上昇山があったら表面が近くなるので電波高度計は高度低下を通知してくるのではないだろうか。
加速度センサで検知した上昇/下降レートの値(積分すれば上昇/下降速度、高度変化も分かる)とつき合わせて高度センサーの異常と判断したのでは?
おそらくそうだろうねレーザー高度計のデータのみが急激に変動、他のどんなセンサーをあたってもそんな事実は無いじゃあレーザー高度計が故障したんだとコンピュータが判定してしまったいわば妥当な判断実際は高度計が測定している地表の方が何kmという単位でデコボコしていただけだった
センサーエラーを地球側に高優先度で通知して、判断を仰げば良かったですね。実際、高度計が故障となるとクリティカルな事象だから、管制センター側での判断があってしかるべき。この個所も省力化とかで自己判断するようしちゃったんだろなぁ…。その辺りの処理がどうだったのか、説明欲しかった。ヘタするとアラート出てなかったまでありそう。
有人宇宙船なんて不要という話があるけども、現地に人が居て判断する価値、ってのはこういうイレギュラーにあるんだろうね。実際、アポロ11号の着陸時にアラームが表示されたけど、管制の判断で無視して着陸した事例がある。※この場合だと無人でも判断を地球側に持たせときゃ同じだったかもしれないが、まさしく今回のHAKUTOの事例に合致する。
他の情報によると、着陸地点を変更したのにデータを更新し忘れていたとしたら、地球の指令局の判断を送ったとしても結果は同じじゃなかろか。
データが間違っている、即ち高度を間違えてるわけだから、地表に近いと予測して逆噴射で減速したが、いつまでも地面につかない…ってなって燃料切れしてヒューン、ドカン。
どういう高度センサーだったのかは見てないけど、レーダーみたいなものだったのだろう。予備系統としてカメラの画像で月面との距離を判断するようなものがあれば良かったかもしれない。指標を何にするかだけど、着陸船の影の位置と大きさで判断できるよね。
いや、データはあまり関係無くて、人が「急激に高度が上がったデータがあるけどその後安定してるな?」「これはクレーターの縁を越えただけだな、問題無いので距離計復帰」っていう判断をすれば良いって話。少なくとも、距離計の正当性を複数人で協議検討する余地は生じる。
まぁもちろん、そこで人間が判断をミスる可能性もあるのだけど、プログラム任せで何もできないに比べたらよっぽどマシだろう。
予備系統としては、精度が低いけど小型のレーザー距離計とかかね…。メインが壊れたのかの判定ぐらいにつかえる程度のもので十分。計器の故障判定ミスが致命傷だったので、そこをどうにかできれば良いんだろうなぁ。
今回はクレーターのデータ入力不備みたいな話になってるけど、もし未発見の谷があった場合、それを検出して同様のエラー扱いになる可能性はあるから、事前データに依存しない仕組みは必要だろうね。
#はやぶさみたいにターゲットマーカー落としたくなるね。
月まで最短1.3光秒らしいからリアルタイムに人間が判断するのは難しい
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
上昇?下降? (スコア:0)
>高さ約3kmのクレーター外縁部を通過した結果、センサーによる測定高度が急激に上昇
山があったら表面が近くなるので電波高度計は高度低下を通知してくるのではないだろうか。
あと、センサーを二系統積むのはやはり質量や予算の制約で難しいんだろうか。
Re:上昇?下降? (スコア:2)
外縁部を通過したのなら、測定高度が急激に上昇したように見える、で合っているのでは。「縁に差し掛かった」のなら高度低下でしょうけど。
Re: (スコア:0)
自分は着陸途中の話と聞いて外縁部通過のベクトルを勘違いして、上空から下に向かって通過=クレーターの中に飛び込んだ、と思い込んだせいで何故測定高度低下するのか一瞬理解できなかった。
Re:上昇?下降? (スコア:2)
≡👶
➘
――/\___/\――
例えば探査機がこんな地形の上を横っ飛びに飛んでいくと、他の高度計とレーザー高度計の比較データは下のようになるでしょう(数値は適当)。
acc_alt: ―――――――――――
lsr_alt: ――\/ ̄ ̄ ̄\/――
alt_err: 0 0 -3 +2 +5 +2 -3 0 0
下のグラフに対して、これはある天体のクレーターを高度一定で航過した際のレーザー距離計のデータである、という注釈がついていれば何も違和感はないですが、例えばある装置を対象物から一定距離で移動させた際の数値変動である。変動の理由について考えて述べよ、と言われると「電源ラインの短絡、電圧変動、振動による発振周波数の異常などが考えられる。レーザー距離計であるため、デブリ付着の可能性も」とか言いたくなってもおかしくはないんじゃないでしょうか。で、当然のようにその可能性まで想定したプログラムを組んでおいたところ……
# プログラムエラー1201の呪いだったんだよ!!!!!
Re: (スコア:0)
Lunar Lander を思い出した
Re: (スコア:0)
クレーターって、端っこはカルデラみたいに山になっているけど、内縁部は基本的に深い穴なんだよね。
月面着陸機でクレーターの形を想定していなかったり、高度センサーが異常になった時にオフにするだけでフォローする代替え機能が無かったということだったら、失態過ぎる。
Re:上昇?下降? (スコア:1)
プレスリリースを読んでみたけど、クレーターの形は想定してたみたいよ。
着陸地点を変更したときにデータの更新を忘れ、
その後のレビューでも見落としたので、
推定高度と実測高度が大きく乖離しちゃったと。
Re: (スコア:0)
バグで重要な機能が働かなくなり、カバーするための機能もデータ更新忘れによりまともに働かなかったと。
高度センサーはバグではなくて設計ミスといえるかもしれないか。
Re: (スコア:0)
>変更による影響を考慮に入れる等、ミッション成功に向けて必要と考えられる可能な限り全ての検証を行っておりました。
どこを読んだらそんな出鱈目になるのか理解に苦しむ。
Re: (スコア:0)
クレーターって穴ぼこなんだから、通過してクレーター内部に入ったら電波高度は急上昇する(=地面が急に離れてく)でしょ?
カルデラな火山の上空(の低空)を飛行機で通過する時の電波高度の変化と同じようなものかも
Re: (スコア:0)
>高さ約3kmのクレーター外縁部を通過した結果、センサーによる測定高度が急激に上昇
山があったら表面が近くなるので電波高度計は高度低下を通知してくるのではないだろうか。
加速度センサで検知した上昇/下降レートの値(積分すれば上昇/下降速度、高度変化も分かる)とつき合わせて高度センサーの異常と判断したのでは?
Re: (スコア:0)
おそらくそうだろうね
レーザー高度計のデータのみが急激に変動、他のどんなセンサーをあたってもそんな事実は無い
じゃあレーザー高度計が故障したんだとコンピュータが判定してしまったいわば妥当な判断
実際は高度計が測定している地表の方が何kmという単位でデコボコしていただけだった
Re: (スコア:0)
センサーエラーを地球側に高優先度で通知して、判断を仰げば良かったですね。
実際、高度計が故障となるとクリティカルな事象だから、管制センター側での判断があってしかるべき。
この個所も省力化とかで自己判断するようしちゃったんだろなぁ…。
その辺りの処理がどうだったのか、説明欲しかった。ヘタするとアラート出てなかったまでありそう。
有人宇宙船なんて不要という話があるけども、現地に人が居て判断する価値、ってのはこういうイレギュラーにあるんだろうね。
実際、アポロ11号の着陸時にアラームが表示されたけど、管制の判断で無視して着陸した事例がある。
※この場合だと無人でも判断を地球側に持たせときゃ同じだったかもしれないが、まさしく今回のHAKUTOの事例に合致する。
Re:上昇?下降? (スコア:1)
他の情報によると、着陸地点を変更したのにデータを更新し忘れていたとしたら、地球の指令局の判断を送ったとしても結果は同じじゃなかろか。
データが間違っている、即ち高度を間違えてるわけだから、地表に近いと予測して逆噴射で減速したが、いつまでも地面につかない…ってなって燃料切れしてヒューン、ドカン。
どういう高度センサーだったのかは見てないけど、レーダーみたいなものだったのだろう。
予備系統としてカメラの画像で月面との距離を判断するようなものがあれば良かったかもしれない。
指標を何にするかだけど、着陸船の影の位置と大きさで判断できるよね。
Re: (スコア:0)
いや、データはあまり関係無くて、人が
「急激に高度が上がったデータがあるけどその後安定してるな?」
「これはクレーターの縁を越えただけだな、問題無いので距離計復帰」
っていう判断をすれば良いって話。
少なくとも、距離計の正当性を複数人で協議検討する余地は生じる。
まぁもちろん、そこで人間が判断をミスる可能性もあるのだけど、プログラム任せで何もできないに比べたらよっぽどマシだろう。
予備系統としては、精度が低いけど小型のレーザー距離計とかかね…。
メインが壊れたのかの判定ぐらいにつかえる程度のもので十分。
計器の故障判定ミスが致命傷だったので、そこをどうにかできれば良いんだろうなぁ。
今回はクレーターのデータ入力不備みたいな話になってるけど、もし未発見の谷があった場合、それを検出して同様のエラー扱いになる可能性はあるから、事前データに依存しない仕組みは必要だろうね。
#はやぶさみたいにターゲットマーカー落としたくなるね。
Re: (スコア:0)
月まで最短1.3光秒らしいからリアルタイムに人間が判断するのは難しい