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ここの路線に限らず、線路は北海道が所有して鉄道会社に貸し出す上下分離方式にすればいいだろ。道路も空港もそんな感じで、それとの競争の結果鉄道が耐えられなくなってるならそうするしかない。直接保有したくないなら、維持管理費を道なり国なりが出すしかない。民営化ではもう維持が不可能で、鉄道は維持すべき社会インフラと言い張るなら、人口も需要も減少する中、もう他に手はない。お金を出したくない民間で頑張ってじゃ消え去るのみだ。
北海道からすれば、じゃあ船でいいって話になるな。道内はほぼ自動車、道外は9割が船。補助金入れて、なんとか対抗できる価格だから鉄道を使ってやっているわけだよ。
これもまたそう単純ではないんですね。北海道から移出する貨物のかなりの量が農産物ですが、出荷量に大きな季節変動があります。最大の出荷量に合わせて輸送力を整備すると、閑散時に多大な赤字を抱えることになってしまうのでやりたくない。そのため、どの季節でもだいたい見込める出荷量分の輸送力を船会社と契約して整備し、常にそちらに一定量の貨物を流す。それに対して繁忙期に増える分の貨物は、国鉄時代からの貨物運賃制度の名残で、季節変動しても同じ運賃で運んでくれるJR貨物に流す、という構造。
だから、鉄道がないなら船でいいです、とはならない。最大出荷量分の輸送力を船で整備したら、その分の費用が全部請求されてしまうから、農家からするととんでもない負担増になってしまう。
安いから使ってやってるんじゃん。言ってること同じだよ。
北海道は農家に補助金を入れればいい。それでJR貨物は自前でやってみろ。船に勝てるのか?
北海道がJR貨物に補助金を入れていたわけじゃないからなぁ。JR旅客会社が安く線路をJR貨物に貸すことで支援していたのであって、他が補助金を入れていたわけじゃない。
なので北海道が農家に補助金を入れる、という時点で北海道にとっては負担の純増。北海道が負担せずに農家が負担を(輸送費増として)被るか、北海道がその分を補助金にするか、あるいは交通機関に補助金を出すか、いずれにせよ北海道の当事者の負担増。
JR貨物は自前でやってみろ、というが、自前で線路を維持するのは無理なので、国も北海道も線路維持の負担をしないならJR貨物の北海道からの撤退が確定する。線路維持に負担する方が安いか、船の増強に負担する方が安いか、は国の支援をどれだけ引き出せるかにかかっていると思われる。
道に払い下げて道の負担にしたいという話のつづきだから。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
線路は道路と同じく公有にすべき (スコア:0)
ここの路線に限らず、線路は北海道が所有して鉄道会社に貸し出す上下分離方式にすればいいだろ。
道路も空港もそんな感じで、それとの競争の結果鉄道が耐えられなくなってるならそうするしかない。
直接保有したくないなら、維持管理費を道なり国なりが出すしかない。
民営化ではもう維持が不可能で、鉄道は維持すべき社会インフラと言い張るなら、人口も需要も減少する中、もう他に手はない。
お金を出したくない民間で頑張ってじゃ消え去るのみだ。
Re: (スコア:0)
国の資産を何でわざわざ道に払い下げてまで道に赤字を押しつけようとしてんの?
というのが道の言い分
そんなこと言うても、お前が金出さなければ全線廃止でタマネギ出荷できなくなるけどいいの?
というのが国の言い分
今回の合意書ってのは、万一全線廃止でタマネギ出荷不可、という事態になったら国の同意破りだよ、という証文なわけ。
国交省はそういう意味ではないって打ち消しに必死だけど。
Re:線路は道路と同じく公有にすべき (スコア:0)
北海道からすれば、じゃあ船でいいって話になるな。
道内はほぼ自動車、道外は9割が船。
補助金入れて、なんとか対抗できる価格だから鉄道を使ってやっているわけだよ。
Re:線路は道路と同じく公有にすべき (スコア:2)
これもまたそう単純ではないんですね。
北海道から移出する貨物のかなりの量が農産物ですが、出荷量に大きな季節変動があります。
最大の出荷量に合わせて輸送力を整備すると、閑散時に多大な赤字を抱えることになってしまうのでやりたくない。
そのため、どの季節でもだいたい見込める出荷量分の輸送力を船会社と契約して整備し、
常にそちらに一定量の貨物を流す。
それに対して繁忙期に増える分の貨物は、国鉄時代からの貨物運賃制度の名残で、
季節変動しても同じ運賃で運んでくれるJR貨物に流す、という構造。
だから、鉄道がないなら船でいいです、とはならない。
最大出荷量分の輸送力を船で整備したら、その分の費用が全部請求されてしまうから、
農家からするととんでもない負担増になってしまう。
Re: (スコア:0)
安いから使ってやってるんじゃん。言ってること同じだよ。
北海道は農家に補助金を入れればいい。
それでJR貨物は自前でやってみろ。船に勝てるのか?
Re:線路は道路と同じく公有にすべき (スコア:1)
北海道がJR貨物に補助金を入れていたわけじゃないからなぁ。
JR旅客会社が安く線路をJR貨物に貸すことで支援していたのであって、
他が補助金を入れていたわけじゃない。
なので北海道が農家に補助金を入れる、という時点で北海道にとっては負担の純増。
北海道が負担せずに農家が負担を(輸送費増として)被るか、北海道がその分を補助金にするか、
あるいは交通機関に補助金を出すか、いずれにせよ北海道の当事者の負担増。
JR貨物は自前でやってみろ、というが、自前で線路を維持するのは無理なので、
国も北海道も線路維持の負担をしないならJR貨物の北海道からの撤退が確定する。
線路維持に負担する方が安いか、船の増強に負担する方が安いか、は
国の支援をどれだけ引き出せるかにかかっていると思われる。
Re: (スコア:0)
道に払い下げて道の負担にしたいという話のつづきだから。