アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:0, すばらしい洞察)
アメリカではだれも気にせず食べてます。
吉野家でも普通に牛丼出してます。
アスベストはヤバイって何十年も前から言われてたのに
ほったらかしておいた結果多くの犠牲を出している一方、
日本では実質人間への感染例がまだ認められていないBSE
で過剰反応する日本社会。
Re:毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:5, 興味深い)
産業技術総合研究所・化学物質リスク管理研究センター長という人が
「輸入再開で日本に1人/100年のヤコブ病患者が出るなら
米国では少なくとも1000人/100年の患者が出るはず。
もちろんこんなことは起きてはいない」
「1000倍以上の検出力で試験してもらっているようなもの」
と書いていて、なるほどと思ったのですが、その隣の記事で
京都大教授が
「米国ではアルツハイマー病患者が過去20年間で倍増し、
500万人に達しようとしている。
うち13%がヤコブ病という指摘もある」
と書いていました。まだ分からない部分が多そうですね。
Re:毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:5, 興味深い)
まず、全頭検査してもBSE牛を検出できる確率は非常に低いという事実。専門家からは、全頭検査しても正確に検出するのはほぼ不可能という意見も出ています。つまり、国産牛も「安全な気がする」というだけで、実際は安全性の保証はありません。実効性の無いことに巨額の税金を無駄遣いしているいう指摘
Re:毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:1)
> しょう」ということの徹底と、米国の主張している安全管理が本当に実施されることを
> 徹底すれば、あとは消費者がat your own riskで選択すればいいだけの話だと思いますが。
結局の所、あなたが言いたいのは「100%危険、100%安全のどちらとも言えないんだから、
消費者に判断させろ」ということですか?危険性のあるものもとりあえず輸入して、販売
して、それで病気になっても無知な消費者が悪いと。
みんながみんな肉やら野菜やらありとあらゆる食品の産地やら危
Re:毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:2, 興味深い)
僕がat your own riskと書いたのは、riskの存在が一般的に認知されていて、さらに、そのriskがある程度許容できるレベルの場合の話です。他の方も書いていますが、タバコや酒や塩、何にでも危険性はあります。
というように書くと「じゃ、米国産牛のBSEのriskは許容できるのか」という話になるわけですが、ここでの現時点での各人の反応は「国産牛が米国産牛よりもどれくらい安全だと思っているか」と比例する話じゃないかと思います。前に書いたように、米国産牛に対して「(国産牛で実施している)全頭検査をやってない」という*だけ*の理由で「危険だ」と騒いでいる人は、例えば「飲尿で健康になる」とか「~を食べて癌が治る」とか信じている人と同じレベルの認識しかできていないということを自覚するべきかと思いますが。米国産牛の解禁に反対派の人は、米国産牛の話どころか「国産牛の即刻販売停止」を主張しない限り、まったく支離滅裂な意見と言わざるを得ません。さらに言えば(後述しますが)「産地に関わらず、全ての牛の流通・使用の禁止」も主張するべきです。でも、なぜかそういう意見は見ませんよね。なぜでしょう?
あ、それと前の文章では書き忘れましたが、日本でBSEが確認されるよりも前の時代に、世界各国の研究者が飼育環境から推定されるBSE危険度の指標を出したことがありますが、米国は少なくとも世界的に見てもかなり安全側だったはずです。(ただし、これはBSEだけの話なので、別の品質問題については問題にしていません)少なくとも日本よりは感染の危険は少なかった気がします。
それと、中国やオーストラリアは現時点で安全という建前になっているようですが、その道の研究者で「まだBSEが広がってきていない」と本気で信じている人なんていません。ヨーロッパの外へBSE感染エリアが広がった時点で「単に確認されていないというだけで、もはや世界中の全ての地区に広がっているだろう」という見方が主流です。では、なぜそれを公式に言わないかというと、「言ったところで、せいぜい無駄にパニックを起こす程度で、解決方法が無いから」「感染が確認されていない時点でヘタなことを言うと国際問題になる危険性が高い」というような理由です。
ということで、at your own riskのriskに納得できないという人には、今後は「牛は一切食べない&牛のエキスが入っているようなものも一切使わない」という生活をお勧めします。科学的根拠に基づいて言えば、全ての牛は米国産牛と同レベルで危険ということになります。
Re:毒味役3億人じゃ足りないですか? (スコア:2, 興味深い)
> 「危険だ」と騒いでいる人は、例えば「飲尿で健康になる」とか「~を食べて癌が治る」とか信
> じている人と同じレベルの認識しかできていないということを自覚するべきかと思いますが。
全頭検査をやる意味を理解していますか?
一連の匿名の臆病者くん(同一人物かどうかわ分かりませんが)の投稿を見ていると「全頭検査をやる
理由はBSEに感染した牛を発見してその牛の肉を市場から排除するため」だけ、だと思っている節があ
ります。検査しなくても危険部位さえ取り除けば問題ないと書いているからです。
もっと重要なのは「BSE汚染の広がりを把握すること」です。BSE汚染が散発しているだけなのか、
それとも拡大傾向にあるのかを把握するには、それなりの頭数の検査が必要ではないですか?アメ
リカの言っているようなサンプル調査で全体の像が把握できますか?それを問題にしているわけで
す。日本のような年間数頭レベルの広がりを、サンプル調査で把握できますか?
米国で危険部位の除去処理の杜撰さについては各種報道されていますし、これは米国の生産者の
BSEに対する自覚のなさから来ています。日本人の消費者に米国産牛肉の危険性を啓蒙する前に、
米国の肉牛生産者に対して全頭検査を課す事によって危険部位除去の意味を啓蒙するのが先でしょ
う。最も、米国には、自主的に全頭検査を行って安全性を確保している生産者もいます。全頭検査
を行いたくないのは、生産者ではなくて米国政府なのでしょう。