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クラークの「楽園の泉」でも述べられていますが, 話はそう単純じゃありません.
あれだけ長大な構造物にもなると, 自励振動を防ぐためにそれなりの張力をかけておくことが必要になります. 一般的な吊り橋の場合そのためにアンカレイジという構造物を使いますが, 例えば明石海峡大橋の場合, 片側35万トンの重量を使っています. 軌道エレベータは全体の質量が小さいのでそれほどは必要でないかもしれませんが, それでも1日周期の温度変化による伸び縮みなどを吸収しようと思ったら, かなりの質量が必要になるでしょう. 「星ぼしに架ける橋」では上が小惑星, 下が山一つなんてすさまじい物でした.
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
ちょっと無理っぽいかも (スコア:2, 参考になる)
あとは建設時に宇宙側に設置するカウンターウェイトの問題もあります。これには水の入ったバケツを回す時のように、まとまった質量が必要になります。
地上から持ち上げると洒落にならないので、小惑星を持ってきて資源を採掘しながら使うというアイデアがありますが、
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:ちょっと無理っぽいかも (スコア:0)
ということは、カウンターウエイトは5トンでいいはずです。
その程度なら、現行のロケットでも打ち上げ可能でしょう。
Re:ちょっと無理っぽいかも (スコア:0)
#まぁ、それでもケーブルの素材の問題は未解決だからAC
Re:ちょっと無理っぽいかも (スコア:2, 参考になる)
クラークの「楽園の泉」でも述べられていますが, 話はそう単純じゃありません.
あれだけ長大な構造物にもなると, 自励振動を防ぐためにそれなりの張力をかけておくことが必要になります. 一般的な吊り橋の場合そのためにアンカレイジという構造物を使いますが, 例えば明石海峡大橋の場合, 片側35万トンの重量を使っています. 軌道エレベータは全体の質量が小さいのでそれほどは必要でないかもしれませんが, それでも1日周期の温度変化による伸び縮みなどを吸収しようと思ったら, かなりの質量が必要になるでしょう. 「星ぼしに架ける橋」では上が小惑星, 下が山一つなんてすさまじい物でした.