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日本版シャトル実証実験機、パラシュートが開かず大破」記事へのコメント

  • 有人宇宙飛行の技術開発って、日本に向いていない気がします。
    どっちかというと、安価に機材を軌道に載せる技術開発が向いている気がします。
    化学燃料ロケットよりも、マスドライバーやイオン系などの電磁気推進系を必死に研究して欲しいなぁ・・・というのが個人的な意見です。
    • 「有人」と、「再使用型」は分けて考えられますが、
      それでも向いていないでしょうか。
      技術的な意味合いではないと解釈してよろしい?

      #曖昧な文言に、色んな意味で釣られてる気がするのでAC
      • H2系列のロケットも、HOAPからの有翼の再使用型宇宙輸送システムも、最終的には有人を念頭に入れた設計になっていますよね。ペイロードに掛かるGも含めて。最初から貨物とか機械に限定しさえすれば、もっとローコストなシステムが出来上がる気がします。

        例えば、減圧したパイプ内をリニアで予備加速したあとで、マスドライバーで打ち出すシステムとかの方が、研究者としても楽しいんじゃないのかなぁ、作ってて。さすがにトン単位のものを打ち上げるのはしん
        •  ……さて問題です。
           4Gで加速可能な投射機構を用いて、ペイロードを7.8km/sまで加速するのに、条軌長はどのくらい必要でしょうか?

           リニアとかマスドライバとか言う人は、第1宇宙速度というものを舐め過ぎです。空気取り込み式エンジンも同じ。秒数百メートルの速度を稼ぐ程度では、SRBの代わりにし
          • ああ、中学生時代から何度も計算しましたよ(笑)

            さて、有人をあきらめろというのは4Gなんてなまっぬるい加速じゃなくて、10G以上(100Gでもいいです)の加速を使いたいってのが一つあります。

            リニアも射出機であればそこそこに速度が出ます。ただ、ある程度の体積の物を加速するために、減圧パイプはいるかなぁと。

            で、パイプはもちろん地下がメインですね。数十㎞もトンネル掘れるんですし、数㎞くらいのトンネル掘ってパイプ設置して、加速器みたいに中は減圧し
            • いろいろ課題がありますね。
              研究し甲斐があるってもんです。

              減圧の維持については、ベイキングが必要なほど真空を保つ必要はないと思うので、機械的な仕組みと、あとはプラズマバルブを研究して・・・

              Gの方は間欠的な加速と耐ショック技術を組み合わせてがんばる!
              磁場遮蔽はリニアモーターカーでも問題になっていますから、いろいろ応用できそうですよね。研究成果は。
              エネルギー問題は、例え
              • >減圧の維持については、ベイキングが必要なほど真空を保つ必要はないと思うので、機械的な仕組みと、あとはプラズマバルブを研究して・・・

                 例えば10kmトンネルを掘って、10G加速するとします。秒1.3キロまでしか加速できませんが、とにかく考えましょう。時速五千キロと考えると凄いですが、宇宙には全然届きません。
                 真空に引くのはひと仕事ですが、物量の問題です。技術的難関は、全長に渡って気密を保つことです。特に電磁投射の場合、チャンバーに瞬間的に激しいストレスが掛かることが考えられます。
                 次の問題。ここまで加速するシステムだと、導体として超伝導物質しか考えられません。もちろん毎回コイルが破壊されてもオッケエなら別に良いのですが。
                 最大の技術的問題はその超伝導物質に流せる電流の上限です。高温超伝導物質では当分の技術的進歩を当て込んでも半世紀ぐらいは大電流を流せそうに無いので、投射質量にもよりますが、液体ヘリウム級の冷却が必要でしょう。
                 こうなるとコイルも冷却設備もチャンバーの中に入れたほうが良いですね。メンテナンスは格段に難しくなりますが。
                 ……月面だとこれが格段に単純になります。月面の夜に入って充分冷えたところで運転すれば良いですし、経路長も余裕を持って取れるし、当然ながらチャンバーも必要ありません。それでも流せる電流の上限から、バカみたいな電圧を要求されます。

                 でも冷静に考えるとこの程度なら、減圧区間を走らせるより、フェアリングを被せたほうが楽ですね。

                >Gの方は間欠的な加速と耐ショック技術を組み合わせてがんばる!

                 加速度は、ペイロードのあらゆる要素、あらゆる原子に平等に働きます。これを緩和しようとしたら、反重力が必要です。SF「マッカンドルー航宙記」に出てくる、縮退物質の円盤で逆から引っ張ってやる方法とか……
                 間欠になると、衝撃が問題になりますし、制御も面倒になりますね。

                >磁場遮蔽はリニアモーターカーでも問題になっていますから、いろいろ応用できそうですよね。研究成果は。

                 磁場は電場と違い、遮蔽は面倒です。マイスナー効果もピン留め効果も万能ではありません。一番実用的なのは逆磁場を作ることですが、それは要するに……


                 私のお薦めは、レーザ/マイクロ波打ち上げです。
                 固体ロケットSRB-Aのてっぺんに10トン、うちペイロードが8トンという構成で打ち上げてまず秒4キロまで稼ぎ、そのあと光PLLで位相を揃えた、1ワット出力のレーザーダイオード五百万個、FFP広がり角1度の設備で3000度Kまで加熱してやります。最大毎秒1キログラムの推進剤消費で比推力は900秒。
                 レーザーダイオードの変換効率を50%と見込むと消費電力は10メガワット、ちょっと専用の発電所が欲しくなります。お薦めは太陽発電衛星を使った、軌道からのレーザ照射です。
                 電磁投射と比べると遥かに現実的な案だと思うのですが、賛同者は少ないっス……
                親コメント
              • > そのあと光PLLで位相を揃えた、1ワット出力のレーザーダイオード
                > 五百万個、FFP広がり角1度の設備で3000度Kまで加熱してやります。
                > レーザーダイオードの変換効率を50%と見込むと消費電力は10メガワット、

                高々10メガワットでは、物質を3000度まで加熱するのは無理です。
                10メガワットのレーザーなら、100リットルの水を一秒間に20度だけ
                温度上昇させる程度の電力量です。
                親コメント
              •  水蒸気1000グラムを毎秒、で計算したけど……
                 3000度ケルビンだと排気速度9000m/sくらいが期待できるので、ペイロードが落っこちないプラスアルファの推力は確保できるかと。
                親コメント

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