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フランスは、もともと外来語を自国語に取り込むことについて非常に慎重な文化を持っていて、新語も非常に少ないという特徴をもっています。日本語は逆に外来語を取り込むのが非常に得意な言語文化を持っています。たとえば中国語では外来語を取り込むにあたって何でも意味的に近い漢字に置き換えてしまい、日本語でいうところのカタカナ語は使わないですよね。それと似たよう
CNN.co.jpの記事はこうした背景を無視し、さらには関係ない「freedom potato」を持ち出すあたり、相当根性が悪いと言わざるを得ません。
the prestigious institution that has been one of the top opponents of allowing English terms to seep into French.
それにあたが自身がおっしゃるように"freedom potato"の話は今回の件と直接関係がないし、さらにそれはアメリカ側での出来事であって、仮に読者が今回の件をフランスの報復措置と解釈したとしてもそれが日本人読者の「対仏感情」を「悪化させる」とはちょっと思えないです(先にくだらんことをしたのはアメリカだし、当のアメリカ人たちでさえもうその話はうんざりしてるくらいですし)。フランスの母国語に関する歴史的経緯に加えて、米仏どちらの当時国でもない日本の読者のために、現在のぎしぎしした米仏関係いうパースペクティブを思い起こさせようとして単に付け加えられたように思いました。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
言葉狩りねえ (スコア:4, 興味深い)
フランスは、もともと外来語を自国語に取り込むことについて非常に慎重な文化を持っていて、新語も非常に少ないという特徴をもっています。日本語は逆に外来語を取り込むのが非常に得意な言語文化を持っています。たとえば中国語では外来語を取り込むにあたって何でも意味的に近い漢字に置き換えてしまい、日本語でいうところのカタカナ語は使わないですよね。それと似たよう
...芸というものは一生勉強だと思っています...
Re:言葉狩りねえ (スコア:3, 興味深い)
もともとは、ハリウッドにやられてフランス国内の映画産業が衰退するのを文化浸食と憂いて、そこから1990年代に母国語保護の気運が高まりました。そんな中、Toubou法は1994年に制定されています。ところが、コンピューター関係はフランス語訳が追い付かず、勢い英語が叛乱します。英語表記がすっかり広まった頃に「これからはフランス語でこう言いましょう」となるのがお決まりのパターンです。「e-mail」は後手すら回らず、フランスの辞書に載った [hotwired.co.jp]ことでニュースになっていました。
CNN.co.jpの記事はこうした背景を無視し、さらには関係ない「freedom potato」を持ち出すあたり、相当根性が悪いと言わざるを得ません。対仏感情を悪化させるのが目的かと、勘ぐりたくもなります。
Re:言葉狩りねえ (スコア:2, 興味深い)
Re:言葉狩りねえ (スコア:2, 参考になる)
それにあたが自身がおっしゃるように"freedom potato"の話は今回の件と直接関係がないし、さらにそれはアメリカ側での出来事であって、仮に読者が今回の件をフランスの報復措置と解釈したとしてもそれが日本人読者の「対仏感情」を「悪化させる」とはちょっと思えないです(先にくだらんことをしたのはアメリカだし、当のアメリカ人たちでさえもうその話はうんざりしてるくらいですし)。フランスの母国語に関する歴史的経緯に加えて、米仏どちらの当時国でもない日本の読者のために、現在のぎしぎしした米仏関係いうパースペクティブを思い起こさせようとして単に付け加えられたように思いました。