by
Anonymous Coward
on 2003年08月23日 3時41分
(#384221)
でも「Activities other than copying, distribution and modification are not covered by this License; they are outside its scope.」の後に「The act of running the Program is not restricted,」ってさらに書いてあるのだから、どうrunningしようと(runningする人は)GPL違反にはならないでしょう?
ライセンスという面では、EULAもGPLも一緒。 (スコア:1)
違反したことをやっていたのは事実。それを法律をもって罰する
のは悪事ではないだろう。
Ernie Ballだかなんだか知らないけれど、こういうご都合主義な
解釈をする人間って、自分に都合が悪くなればGPLだって無視
するんじゃないの?と穿った見方をしてしまう。
GPLはユーザを縛りません (スコア:2, すばらしい洞察)
との事ですが、GPLなソフトウェアを(ソフトウェア開発をしない)ユーザが使用していてライセンス違反する事はあり得ないと思うのですが?
Re:GPLはユーザを縛りません (スコア:2, すばらしい洞察)
ありえると思います。
- GPLの「結合物」は全体がGPLでなければならない
- 動的リンクは「結合物」である(FSFはGPL FAQでそう主張している)
という前提で、
プロプラな(あるいは、オープンソースだがGPL互換のないライセンスの)
GPL違反なりません (スコア:0)
GPL違反なりません。 経産省からオープンソースソフトウエアの利用状況調査/導入検討ガイドライン [srad.jp]の67ページの初心者向けGPLガイドラインのQ2を読んでください。一部を引用します。
Re:GPL違反なりません (スコア:1)
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GPLには「複製や頒布、改変以外の活動はこの契約書ではカバーされない」とある。
したがって、ユーザーが実行時にしたことはGPL違反ではない、とも解釈できる。
しかしこの立場に立てば、「GPLライブラリが無くても一応動くけど実際は不便で使い物にならないソフト」と「GPLライブラリ」を別々に配布して、「ユーザのやったことは知らない」と主張すれば、事実上のGPL逃れが
Re:GPL違反なりません (スコア:0)
でも「Activities other than copying, distribution and modification are not covered by this License; they are outside its scope.」の後に「The act of running the Program is not restricted,」ってさらに書いてあるのだから、どうrunningしようと(runningする人は)GPL違反にはならないでしょう?
その場合、ソフトを配布している人がGPL違反に問われる可能性はあります。ユーザ側は関係ありません。(違う?)
Re:GPL違反なりません (スコア:1)
Re:GPL違反なりません (スコア:1)
Q: 私はKaffe(*)上でプロプラなJavaアプリとJNIライブラリを実行していいですか?
A: 駄目です
Q: なんで「実行」がGPL違反なんですか?
A: (訳注:実行時に、GPLプログラムにプロプラな)二つをリンクしていっしょにするからです。
http://mail.gnu.org/archive/html/classpath/2001-11/msg00152.html [gnu.org]
(*)Kaffe - GPLなJava実行環境。例外付きGPLなGNU classpathライブラリを使う。
ここで「駄目」「GPL違反」と言われてるのは、実行する「私」です。
GPLなJava実行環境とプロプラなJavaアプリは、それぞれ単独ではライセンス上の問題はなく、それぞれの作者は実行時の組み合わせを想定できず、違反の主体たり得ません。
この主張が日本で法的に通るかどうかはわかりません。
また、RMS以外の、GPLを採用しているソフトの著作権者がどう主張するかもわかりません。
結局のところ、GPLの有効性の判例が出るまでは、RMSを信用するか、他の人(経産省)を信用するか、あるいは独自に解釈するか、AT YOUR OWN RISKってことになると思います。
いずれにせよ、(例えばリンク禁止のように)法的に有効であれ無効であれ、特に理由がない限りは作者の意思を尊重した方が道義上も精神衛生上もよかろうと個人的には思います。
Re:GPL違反なりません (スコア:0)
そんなものがライセンスと呼べるのでしょうか。