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書き言葉は本来、書物などを通じて広く伝わり
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
Re:offlineの言葉と onlineの言葉は区別すべき (スコア:3, 興味深い)
#サワリだけ少々....
この認識,明らかに事実誤認です.書き言葉=印刷媒体=広域に分布という
思い込みでしょう.印刷テクノロジが広域に広まったのは,最近80年程度です.
それまではむしろ,話言葉=口コミの方が,広まり易かったと思われます.
およそ,“源氏物語”の昔から,書き言葉が広く伝わったことなんて,ありません.
平安朝文学などは,当時のオタクな人が個人的に手書きコピーして,アングラ的に
広まって行ったもので,いわば同人誌です(キッパリ).
平安文学って,ほとんど,仲間内のジャーゴンとか,内輪受けのギャグばっかりですし,
パロディやヤヲイも日本の文学の本流であります.
で,これではタコツボ状態になっちゃうということで,明治時代に,二葉亭あたりが,
落語の口語を下敷きにして作ったのが,現代まで続く言文一致体です.
落語の口語ですから,これは全く人工的なもので,自然言語とは似て異なるものです.
ともあれ,話言葉と書き言葉が一致したように見えているのは,最近のたった
100年ばかりのことで,本来は,分離していたものですし,一旦,再び分離を始めたら,
この後で一致させるのは難しいんじゃないかな.
萌え系の話ですと,1000年前の平安貴族から近代まで,日本人は,“出合い系”の
イベントで,微かなきっかけを掴み,メールだけで親しくなり,リアルな互いに
触れあうことなく萌え合い,ヴァーチャルな恋愛感情を育てて,ラブラブに結婚して
いたわけで,これは,つい50年前まで,アッパーミドルクラス以上の日本国民だったら,
フツーのことだった.と.
ツールがちょっとばかりハイテクっぽく見えてるだけじゃん?と思うんですが.