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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
日本語フォント (スコア:3, 参考になる)
Re:日本語フォント (スコア:1)
下の方のスレッドで議論になっていますが、Linux上でのOpenOfficeの普及にはフォントの問題の解決が
Re:日本語フォント (スコア:1, 興味深い)
DynaFontとか字他楽とか、どこかのメーカーがゴシックと明朝の各1書体を無償で提供してくれないものでしょうか・・・
良い宣伝にもなるし、追加購入したいときにその書体に合わせて購入してくれそうな気がするんですけど。
難しいですかね?
無償フォントって必要? (スコア:2, 興味深い)
フリーのフォントがなぜ必要か、を簡単に言ってしまえば、「各種アプリケーションで標準的に使えるデフォルトフォントが欲しい」ということだと思いますが、その程度の問題は「常に物理フォント名を直接利用する」以外の方法を用意してあげればいいだけだと思うんです。
例えば Java2 では、論理フォントと物理フォントを混在して利用できます。後者はまさに TTF ファイルに内蔵されたフォント名を使ってアクセスする、Windows や freetype などの世界で一般的に用いられている方法、前者は例えば XLFD のように物理的なフォントファイルをいったんシステムが認識可能な形に割り当て直して認識させる方法です。前者の方が概念的に分かりやすい反面、後者の方がさまざまな点で自由度が高い (例えば一つの名前を持つフォントとして文字集合毎に異なるグリフをマッピングするといったことなど) という利点があります。
もちろん後者には設定が難しい、という欠点があって、これは fonts.dir/fonts.alias や font.properties をホゲったことのある人ならよくお分かりだと思うのですが、とはいえ、この欠点はうまい UI によって回避可能ではないかと僕は思うわけです。TrueType フォントをインストールしたらそれをワンタッチで論理フォントにマッピング出来るようなことが出来れば嬉しいのに…。
むしろ、システムで標準的に用いられるフォントには本来この意味での「論理フォント」が用いられるべきであり、例えば KDE 等で xft を利用する際に、システムフォントとして物理フォントからしか選択出来なくなってしまっている (XLFD ベースの (論理) フォントも利用出来ますが antialias がかけられなかったりいろいろ制限があります) のは明らかな退化だと感じます。
# 最近の fontconfig 等では状況が変わっているのでしょうか?
日本語フォントの製作にはもともと非常にお金がかかることもありますし、なんとなく「無償フォント求む」という方向性よりも、「お好きなフォント使えます」という方向性に持っていった方が何かと嬉しい (フォント産業の発展や個人の嗜好/ディストロ毎の差別化要因としてのカスタマイズ可能性など) んじゃないかと思うんですがどうでしょうか?
ちょっと補足 (スコア:1)
僕はフリーフォントの存在意義自体を否定したいわけじゃなくて (もちろん僕だってフリーに使えるフォントがあればすごく嬉しい!)、それとは別レイヤーの問題として、何にせよシステムには論理フォントを扱える仕組みが必要で (そうでないと、例えばシステム標準フォントとしては Unicode 全域のグリフと embedded bitmap を持ったものが必要、というような非現実的なことになってしまいます)、今回のような話題の場合まずはそちらから手を付けた方が実現性が高いのではなかろうか、ということが言いたかったのです。