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なのに今回の件では、マイクロソフトは、ユーザに負担を強いるよう な方法で回避し、またマクロメディアも、Webコンテンツ開発者の負担を 強いる、特許の揚げ足取りのような対応を行っています。そこにはユーザ やコンテンツ開発者への配慮や
10/6のCNETに、 もう一つのブラウザ戦争 [cnet.com]という記事が掲載されています。
記事によると、Doyle氏の祖父は 「自らが発明した60を超える製紙技術特許」 の対価で生活を営んでいたそうです。今なお利用されている製紙技術だそうですから、 支払われた金額も推して知るべし、です。 一方、孫であるDoyle氏の所有する技術は、 大学で開発され1998年に特許と認定されていますが、 MSの「IEのActiveX技術」がこの特許を侵害しているとして裁判が行われ、 MSの特許侵害が認定されています。 < さて、ここで問題です > Doyle氏は祖父と同じように特許技術の対価を得る事が出来るでしょうか ? 得ることが出来ないとしたら、それはなぜでしょう ?
> しょうもない発明でも、先に思いついて特許を書いた者が一方的に勝つ 状況なら、技術が広まった後に特許料を主張された、 GIF -> PNG [cnet.com] や MP3 -> Ogg [zdnet.co.jp] のように、 特許を回避するまっとうな代替手段が画策される余地があるわけですが、 この場合ウェブの中核言語であるHTMLに大幅な変更が迫られる恐れが出てくる ようなおおもとに特許が認められてしまっているので、 つらいものがあるかもしれません。
標準技術と特許の関係はむづかしいもののようです。 W3Cは今年3月、 長い公開議論 [atmarkit.co.jp]を経て、 ライセンス料を伴う技術をソフトウェア開発に利用することを基本的に禁止するという 結論に達して [zdnet.co.jp]います。 オープンソースライセンスは特許で保護された技術の利用を禁止しています。 (オープンソースと特許 例1 [zdnet.co.jp]、 例2、 [zdnet.co.jp] 例3 [zdnet.co.jp] ) この特許が、具体的にどのような技術に適用されるのかはまだ分かっていませんが、 「今回の法的勝利は、ソフトウェア開発に競争の原理を取り戻すものになるだろう。 いずれは開発者やMicrosoftのライバル企業も、 われわれが脅威ではなく友人であることに気づくはずだ」と発言しているDoyle氏 をしばらくWatchする必要があるのかな。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
特許と理念と現実の乖離 (スコア:2, 興味深い)
なのに今回の件では、マイクロソフトは、ユーザに負担を強いるよう な方法で回避し、またマクロメディアも、Webコンテンツ開発者の負担を 強いる、特許の揚げ足取りのような対応を行っています。そこにはユーザ やコンテンツ開発者への配慮や
Re:特許と理念と現実の一例 (スコア:2, 参考になる)
10/6のCNETに、 もう一つのブラウザ戦争 [cnet.com]という記事が掲載されています。
記事によると、Doyle氏の祖父は 「自らが発明した60を超える製紙技術特許」 の対価で生活を営んでいたそうです。今なお利用されている製紙技術だそうですから、 支払われた金額も推して知るべし、です。
一方、孫であるDoyle氏の所有する技術は、 大学で開発され1998年に特許と認定されていますが、 MSの「IEのActiveX技術」がこの特許を侵害しているとして裁判が行われ、 MSの特許侵害が認定されています。
< さて、ここで問題です >
Doyle氏は祖父と同じように特許技術の対価を得る事が出来るでしょうか ?
得ることが出来ないとしたら、それはなぜでしょう ?
> しょうもない発明でも、先に思いついて特許を書いた者が一方的に勝つ
状況なら、技術が広まった後に特許料を主張された、 GIF -> PNG [cnet.com] や MP3 -> Ogg [zdnet.co.jp] のように、 特許を回避するまっとうな代替手段が画策される余地があるわけですが、 この場合ウェブの中核言語であるHTMLに大幅な変更が迫られる恐れが出てくる ようなおおもとに特許が認められてしまっているので、 つらいものがあるかもしれません。
標準技術と特許の関係はむづかしいもののようです。
W3Cは今年3月、 長い公開議論 [atmarkit.co.jp]を経て、 ライセンス料を伴う技術をソフトウェア開発に利用することを基本的に禁止するという 結論に達して [zdnet.co.jp]います。 オープンソースライセンスは特許で保護された技術の利用を禁止しています。
(オープンソースと特許 例1 [zdnet.co.jp]、 例2、 [zdnet.co.jp] 例3 [zdnet.co.jp] )
この特許が、具体的にどのような技術に適用されるのかはまだ分かっていませんが、 「今回の法的勝利は、ソフトウェア開発に競争の原理を取り戻すものになるだろう。 いずれは開発者やMicrosoftのライバル企業も、 われわれが脅威ではなく友人であることに気づくはずだ」と発言しているDoyle氏 をしばらくWatchする必要があるのかな。
Re:特許と理念と現実の一例 (スコア:0)
これからはハイパーカードの時代です。(違
Re:特許と理念と現実の一例 (スコア:0)
多様性を保ち、複数の手段を用意しておく事が必要なのかも。
じゃないと、多様性の失われた農作物のように、
たった1つの特許問題で広い範囲が被害を受ける。
Webコン