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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
実は良くわかってないのですが (スコア:1)
業界レベルで国際的な競争力を制限する機能を付けてしまってるわけですよね。
国が海外版の輸入に関税をかけるという方が、まだスジが通ってる気がするのですが。
正規の海外版ゲームが日本でプレイできない事が悲しいんです。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:2, 興味深い)
ゲームに関してはわからないですが、販売戦略としては国・地域ごとのマーケティングを、他地域向け版の影響を受けない状態でやりたいと思っているのでしょうね。
あと、言語や文化の違いのための対応を組み込まないといけないけど、先行して発売される他地域向けバージョンがシェアを食ってしまうと地域対応に掛けるコストが回収できないと思ってる
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:1, 参考になる)
知ってる限りの補足をします。
現状での映画DVDのリージョンコードを推進したのは主にハリウッドの映画産業です。皆さんご存知のとおり、ハリウッド映画は膨大な予算で超大作を作るので、全世界市場での売上を見込んで商売をしています。ここでいう「商売」とは、単に映画、レンタル、ビデオ販売、TV放映、という4段階だけの単純な話ではなく、そのそれぞれの段階で、内訳がさらに数段階あり、(例えばTVだけでも米国内ではペイパービュー、プレミアムTV、一般TVと最小でも3段階はありますし、実際は5段階以上はありそうです)さらにゲーム化権の販売なども含めての商売を、全世界規模で計画的に行って成立しているものです。ですから、レンタルビデオはペイパービューよりも後にしたりと、それぞれのタイミングも巧妙に計算されて動いています。
ところが、ハリウッド映画は米国公開から最大1年くらいは世界中のどこかの国でロードショーをしている可能性があるわけで、例えば日本でstarwars episode2 の公開をする前に、米国からDVDが輸入されてしまうと、上映映画もレンタルもTV放映権も全て商売にならなくなる危険性があります。そこで、そういう事態を防ぐためにリージョンコードというものが決められたわけです。
#実際は、日本は米国公開からの遅れはかなり小さい方なので、上記のような問題は日本では起きにくいでしょうけどね。
ということで、リージョンコードによる映画DVDの管理方式は、たしかにユーザにとっては不便なものですが、上記のようにコンテンツの2次、3次利用なども含めて全て計画された上で資金が動いている現状では、個人的には「仕方がない」と感じています。その目的からすると、ある程度の時間が経過したら、リージョンフリーなDVDを発売してくれても良いような気はしますけどね。そうでないと、国内で未公開の映画は永遠に見れない...
ただし、私も、ゲームについては非常に不満を持っています。ゲームは、ゲーム以外の2次、3次的な商売などというものは、攻略本くらいしか存在していないと思いますし、昔から中古ゲームの販売を認めない辺りからしても、単なるゲーム企業の独占欲にしか見えないですね。っていうか、ゲームにリージョンコードを付ける目的自体がさっぱりわからないです。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:0)
メーカーとしては、客が「この値段だったら買ってもいい」と思う許容範囲の最大値に価格をおきたいところだろう。
ある国で気軽に買える価格でも、ほかの国だと金持ち専用、とか、
ある国で適切でも、ほかの国だと安すぎ(もっと高くても売れる=もっと儲かる)とかになるので