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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
ブースター (スコア:1)
多段式は仕方がないとして、切り離しが必要なブースター不要にできませんかね?10年掛かってもいいので、開発できないんですかね?それまではアリアンで打ち上げればいいじゃないですか。
Re:ブースター (スコア:1)
誰もJAXAのロケット使おうとは思わないでしょ。
Re:ブースター (スコア:0)
Re:ブースター (スコア:0)
そのまま他の目的に流用できますから。
Re:ブースター (スコア:0)
なんでそんなものが必要かというと、特性が異なるからです
短時間にばんばん燃やしてとりあえず空気抵抗の少ないところまで持ち上げる、
高く速くを目指すメインエンジンとは異なる任務を帯びているわけです
ですからブース
Re:ブースター (スコア:1)
あの円周なら、ブースター4本入るんじゃない?
で、2段目にメインエンジンを。
だめです?(笑
切り離すものを少しでも減らしてもらいたいってだけです・・・
Re:ブースター (スコア:0)
捨てれば済むものを後生大事にうえのほうまで持って上がったりすると
その分ペイロードが割を食うのですが…
Re:ブースター (スコア:1)
地表付近ではブースターというか固体ロケットの方が向いているんでしょ?だから、1段目は総固体ロケットにしちゃえばいいでしょって話です。
それに、多段式は否定していないというか、単段で行くなんて無理があるでしょうから・・・
私が言いたかったのは、1段、2段の他にブースターまでってのがね。ブースター必要ってのがなぁ、なんか補助輪付きの自転車みたいで(笑
Re:ブースター (スコア:1)
Re:ブースター (スコア:1)
液体でも、ソユーズみたいな横に束ねる方式があるわけで。
1段目が液体である理由を挙げるなら、NASDAは液体ロケットが好き、ってことでしょうね。
もっとも、月まで届く非常識な固体ロケット [www.jaxa.jp]を作ったISASと合併したんだから、第1段が固体というのは十分アリのような気もします。縄張り意識さえなければ。
Re:ブースター (スコア:1)
理由は、好悪の問題や政治的な問題ではなく、物理的な問題です。
(あるいは化学的な問題、と言ってもいいかもしれない)
固体燃料ブースタはどうがんばっても比推力280秒がいいところです。
(比推力=推力÷一秒間に消費する燃料の量。ロケットエンジンの燃費みたいなもの)
一方、液体酸素と液体水素のLE-7Aエンジンなら比推力430秒は出せるわけです。
というわけで、固体ロケットエンジンってむっちゃ効率悪いんですな。
1トン未満の宇宙機を打ち上げるのには使えても、それ以上のものを
軌道に送り込むのには文字通りいささか荷が重過ぎるかと。
それでも、打ち上げの初期に固体燃料ロケットを使うのにも意味があるのです。
なにしろ、H-2Aの初期加速の荷重の80%は二機のSRBが稼ぎ出してるわけで。
ま、結局は適材適所ってことですな。
>液体でも、ソユーズみたいな横に束ねる方式があるわけで。
アレはアレで理由があるのです。
むかし、ソ連がはじめてロケットを打ち上げたとき、高空で第二段に
点火する技術に自信が無かったのですな。
でも、単段式ではムリなのでどうしよう、そうだ、第1段をいっぱい束ねて燃焼終わったら捨てて軽くすればいいじゃん、って
アイデアが無理矢理ひねり出されたのですな。
技術が発達して高空で第二段に点火する技術が得られた後でも、
「いや、第一弾はコレはコレでいいじゃん?」という
ロシア的おおらかさのおかげでいまだに第一弾はああいうクラスター
構造になっていたりします。
Re:ブースター (スコア:0)
ESAでも最大1.5t程度の中型衛星をLEOに打ち上げるために第1段目が固体のVEGAロケットを開発していますね。
将来はアリアン5の固体ブースターにも使うのだとか。 [esa.int]
Re:ブースター (スコア:1)
> 理由は、好悪の問題や政治的な問題ではなく、物理的な問題です。
物理的な制約が大きいのはわかりますが、ここまで言い切ると、ISASのM-Vの立場が無いですよ。
> 固体燃料ブースタはどうがんばっても比推力280秒がいいところです。
> 一方、液体酸素と液体水素のLE-7Aエンジンなら比推力430秒は出せるわけです。
そのあたりは分かってますが、それでも、
> それでも、打ち上げの初期に固体燃料ロケットを使うのにも意味があるのです。
> なにしろ、H-2Aの初期加速の荷重の80%は二機のSRBが稼ぎ出してるわけで。
という状況から、#444101 でtake0mさんが
> 地表付近ではブースターというか固体ロケットの方が向いているんでしょ?だから、1段目は総固体ロケットにしちゃえばいいでしょって話です。
という話を出してるわけです。
推力だけの話なら、SRB3本にすれば、SRBだけで初期加速に必要な推力が得られる
(SRB2本+第1段で約20kN/t、SRB3本なら75t増で約19kN/t)
わけですから。
そのかわり、1段目の燃焼終了が早いですから、2段目をごつくするか、3段式にするなどの必要はあると思いますが。
結局、ブースターとして横に付けるか、0段として下につけるか、って選択で、
NASDAは横に切り離す方が良いと判断したらH2Aは横にブースターを付けてるってことですよね。
> ロシア的おおらかさのおかげでいまだに第一弾はああいうクラスター
> 構造になっていたりします。
まあ、ロシアの場合、1段目はスプートニクから変わってないですからねぇ。
ここまで枯れてると、新しく作る気にならないのもわかります。
Re:ブースター (スコア:1)
なぜかっていうと、横だと、2本、3本と本数に応じて切り離しの箇所が増えてしまいますよね。下だと本数によらず、通常の切り離しプロセスで済む訳で、LE7や5の段の切り離しと同じ技術を流用できるし、シンプルになるかなと思った訳ですよ。
Re:ブースター (スコア:1)
段数を無闇やたらと増やすのは、切り離すブースターの本数を増やすよりも質が悪いと思います。
Re:ブースター (スコア:1)
つまりロケットなんて一蓮托生。だったら切り離し箇所の数がリスクに比例しませんかね?段だろうがブースターだろうが関係なく。
1段+2段+ブースター1+ブースター2
よりも
0段+1段+2段
の方がリスクが減るって勘定ですが、何か間違ってますか?
Re:ブースター (スコア:0)
じゃあ横に付けるブースターだったら、1本や2本こけても大丈夫、ということなんでしょうか。今回の失敗を見てると「親亀」理論による多段式の優位性はそんなに無いような気が……
Re:ブースター (スコア:1)
あんな変態的・・・いや、特異なロケットと比較されましても。
H-ⅡAとは運べる重さがそもそも違いすぎますし。
固体燃料ロケットは実際、ロケット花火みたいなものなので
火をつけたら最後、出力調整もできませんし、誘導制御もむづかしいんですよ。
>> 地表付近ではブースターというか固体ロケットの方が向いているんでしょ?だから、1段目は総固体ロケットにしちゃえばいいでしょって話です。
>という話を出してるわけです。
そうですね。では一段目は固体ロケットエンジンにしましょう。
1基ではもったいないから2基とか4基のクラスターにしましょうか。
あれ?でも、この場合、二段目の液体ロケットエンジンがなにもしないのは
いかにも無駄ですよね。これじゃただのデッドウェイトだ。
一段目が燃焼中にも二段目が燃焼できればもっと効率がいいじゃないか!
クラスターの中央にスペースを開けて二段目を下に延長して固体ロケットエンジンと
同時に噴射できるようにしよう!
・・・・ああっ!H-ⅡA202とかH-ⅡA204になってしまったぞっ!
Re:ブースター (スコア:1)
> クラスターの中央にスペースを開けて二段目を下に延長して固体ロケットエンジンと
> 同時に噴射できるようにしよう!
> ・・・・ああっ!H-ⅡA202とかH-ⅡA204になってしまったぞっ!
これだと、まだ3段目の LE-5B がデッドウェイトになってますけど、それはかまわないのですか?
そこまで言うなら、そっちの方も同時に噴射できるようにしてください。
というチャチャはさておき、今の議題は、
H-2A204 だと、ブースターの分離機構が4つ必要になるが、
固体ロケットを LE-7Aの下に置けば、分離機構が1つですむ。
信頼性の点では、こっちの方がいいのではないのか?
という話ですよね。
LE-7Aが最初から使えることによる、
SRB4本だけに対する初期推力の12%の増強(SRB: 2260kN/本、LE-7A: 1074kN)と、
分離機構の複雑化による信頼性の低下
とのトレードオフの問題です。
Re:ブースター (スコア:0)
伸びが悪いから最初はサポートしてそれ以降はってのが当たり前では?
2段目以降で突然立ち上がりが悪いエンジンふかしてどうします(w
Re:ブースター (スコア:0)
ロケットのエンジンの仕組みについて、もう一回勉強しなおした方がよいと思うよ。