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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
Debianユーザーとしては (スコア:0)
今のままのインストールで不便だと感じたことないんだけどなぁ・・・。
既存のも残しといて欲しいかも・・・。
Re:Debianユーザーとしては (スコア:4, 興味深い)
デビアンは、11のアーキテクチャをサポートするけど、Progeny がサポートするのは 数個のアーキテクチャだけで、現在のTesting、次期リリース向けに開発されている Debian-installer は、公式のデビアンでは、そのまま使われるそうです。
ですから、アナコンダをインストーラに使って、デビアンのパッケージと、パッケージ・リポジトリ(ダウンロードサーバ)を使った x86向けのインストールCDを誰かが作ることが出来ますよね。
また、Progeny は、Descover [progeny.com] っていうハードウェアの検出ソフトも作ってますね。これは、各ディストロがばらばらにハードウェア検出ソフト/データベースを作ってるので、それを統一したい目的で作ってるそうです。ハードウェアのデータはXMLで既述するようになっています。
Progeny は、新しいディストロを一般にリリース/サポートするつもりはないようで、あくまで「フリーのツールを提供する」ことと、「注文に応じて既存のディストロをベースにしたり組み合わせたりして、特別仕様のディストロを作る」ことに専念するそうです。
その辺を見ると、「APTベースのアナコンダ改」、「DEBとRPMを共存できるAPT改」、「統一ハートウェア検出ソフトをめざす Discover」、「各ディストロを LSBに変更するlsb」など上手い道具を用意しています。
SUSE、カルデラ、ターバのベースになっている『ユナイテッド・リナックス(UnitedLinux)』を作るのに奔走した 元カルデラ創業者のLoveさんもProgenyの取締役に招待され参加しています。ユナイテッド・リナックスを作るときには、デビアンも参加させたかったけど諦めたっていう流れがあったそうです。Progenyの道具を使って SCO(カルデラ)の抜けたUnitedLinuxをDebianを含めたもの、あるいはDebianのパッケージ/リポジトリをベースにつかうものへと生まれ変わらせる可能性もあると思います。
そうなると、「Fidora/Redhatをベースにしたもの」と「Debianをベースにしたもの」に統一(統二??)されることになり、Linuxの世界が少し住みやすくなるかもしれません。更に、Fedora が APT改(RPM+deb)を使って Debianと合体できると、リナックス界の統一が出来るかも知れません。ベースのカーネルが統一されサポートコミュニティも統一されているように、ディストロのベースも統一され、サポートコミュニティも統一される可能性が出て来るので嬉しいです。
時を同じくして、ブルース・ペレンスが ユーザ・リナックス [userlinux.com]のプロジェクトを立ち上げています。これは、デビアンをベースに、デビアン・プロジェクトの中で作業して、最小限のディストロをエンタープライズ向けにリリースしようというものです。この最小のディストロをインストールしたあとに、リポジトリ(ダウンロードサーバ)をデビアンに向けたら、デビアンに含まれるパッケージをインストールできるという物です。
ユーザ・リナックスをベースにして特長を持ったディストロを作ることもできるわけで、上の動きと非常にシンクロしていいると思います。SCOのユナイテッド・リナックス離脱で、SUSEがこの流れに乗って来る可能性もありますよね。
SUSEがノベルに買収されて、ノベルにIBMがついたようです。カーネルの開発コミュニティに大きな企業が関わっている様に、今後、統一されたデストロ(パッケージ・リポジトリ)の開発/運営に大きな企業が参加してくる可能性もあるだろうなあと思います。
ユナイテッド・リナックスとデビアンが合流して、SUSEがデビアンベースに生まれ変わる可能性もありますよね。
SUNのJavaデスクトップが中国政府やイギリス政府で採用されるようですが、JAVAデスクトップはSUSEをベースにしています。
デビアンを「インストールCDROM」と「パッケージのメンテナンス・コミュニティ」に別けて考えると良いと思います。
「一つのパッケージのメンテナンス・コミュニティ」と「沢山のタイプのインストーラ/インストールCDROM」に分れても良いかも知れないよね。