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対テロリスト鎮圧用に音波銃登場(バッテリ駆動)」記事へのコメント

  • なるほど、 (スコア:3, 参考になる)

    by anakata (5746) on 2001年11月02日 12時02分 (#34970)
    指向性の高い超音波に、それより低い周波数の音を乗せる技術を持ってるんですね、ここ。
    もともとはお店の特定の場所だけに聞こえるアナウンスとかを実現する民生用の技術ですか。
    使えるかも。
    • American Technology社言うところの「ハイパーソニック・サウンド(HSS)」ですね。
      高周波を搬送波に使って、媒体の中に低周波音を発生させる。

      これはもともと海軍のASW(対潜水艦戦)のために開発されたもので、ディジタル制御
      されたトランスデューサ・アレイを用いたいわゆるパラメトリック・ソーナの技術です。現在
      では、鋭いビームを必要とする水中障害物回避や機雷探知用の高解像度ソーナに応用
      されています。

      1970年代より、アメリカや日本で非線型媒質として水より扱いにくい大気にもこの原理
      を応用する研究が始まり、American Technology社のE.ノリスとノースウェスタン大の
      J.ポンベイとによってほぼ同時に実用化の域に達したのが1998年のことです。
      ノリスの方法が従来のピエゾ圧電素子のアレイを使うのに対し、ポンベイは大きな音圧
      を得るために静電変換を使っているのが大きな違いです。

      DSRに使われているもうひとつの特許「ネオプレイナー」は、タレコミ者が感心した小
      型トランスデューサを実現するための技術で、金属ポリマーの薄幕を使います(と書
      いてありますね。こっちはよく知らない)。
      親コメント

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