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GPLでプログラムを公開した人が、プログラムの著作者から著作権を譲り受けた人である場合だ。「このとき、著作者がプログラムの改変について同意しているとは限らない」(小倉氏)。
というのを挙げているが、そもそもGPLで公開することを許諾されていない人が「勝手に」GPLで公開するという時点でマズい訳で、改変云々は関係無いのでは? 著作権者がGPLで公開することを許諾しているのであれば、改変も当然に許諾されているはずだし。 要するに、同一性保持権以前に公表権というのがある訳で、「GPLとして公表する事」を著作者人
別にソフトウェアだけでなくても、映画やテレビ番組なんかを製作する場合の契約でも同じく「著作者人格権を主張しない」というのが入っているのも多々ありますよ。そうじゃないと映画会社側やテレビ局側で編集ができなくなるからね。むかしはそのあたりの契約がないままに、映画会社側が編集して、裁判でもめたこともあったのだけど、今は契約時に明確にしていて無用なトラブルは避けている。放棄として契約したのに「著作者人格権は放棄できないからやっぱり有効」という訴訟をおこした例は見当たらない。「公序良俗に反する」ような場合(たとえば芸術作品映画を低俗なポルノに編集しなおすとかしない限り)でなければ私的自治の原則が通ります。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
「有効と見なせない」理由? (スコア:3, 参考になる)
というのを挙げているが、そもそもGPLで公開することを許諾されていない人が「勝手に」GPLで公開するという時点でマズい訳で、改変云々は関係無いのでは?
著作権者がGPLで公開することを許諾しているのであれば、改変も当然に許諾されているはずだし。
要するに、同一性保持権以前に公表権というのがある訳で、「GPLとして公表する事」を著作者人
Re:「有効と見なせない」理由? (スコア:4, 参考になる)
それはどうでしょうか?契約の有効性という観点から考えると、ちょっと
問題があるように思います。
GPL での配布を許諾する契約を結ぶということは、GPL の下で著作物に対し
て行われるあらゆる改変を、著作者があらかじめ許諾するということになり
ます。また、著作者は改変を妨げることもできません。しかし、改変範囲を
定めず、改変をやめさせられないのは著作人格権を行使できないことと同じ
です。著作物を取得した人が著作物に対してなんでもできてしまう
Re:「有効と見なせない」理由? (スコア:0)
著作者がそれを止めることができないわけですから。これはもちろん法的に
無効です。
止めたいならGPLで配布することに同意するわけはないと思うのです。GPLが著作権法に矛盾するか否か以前に。
GPLでの配布に同意
Re:「有効と見なせない」理由? (スコア:1)
>譲渡時にしっかり契約として文書に残しておけば何の問題もない気がしますが。
著作者人格権は放棄できないというご意見が多いようです(笑
前のAC さんも書いていまし、"著作者人格権 放棄"なんかをキーにして
ググってみてもすぐにわかると思いますが、著作者人格権の包括的な
(範囲の定めのない)放棄をうたった契約は法的に無効である、というのが
日本で
Re:「有効と見なせない」理由? (スコア:2, 参考になる)
別にソフトウェアだけでなくても、映画やテレビ番組なんかを製作する場合の契約でも同じく「著作者人格権を主張しない」というのが入っているのも多々ありますよ。そうじゃないと映画会社側やテレビ局側で編集ができなくなるからね。むかしはそのあたりの契約がないままに、映画会社側が編集して、裁判でもめたこともあったのだけど、今は契約時に明確にしていて無用なトラブルは避けている。放棄として契約したのに「著作者人格権は放棄できないからやっぱり有効」という訴訟をおこした例は見当たらない。「公序良俗に反する」ような場合(たとえば芸術作品映画を低俗なポルノに編集しなおすとかしない限り)でなければ私的自治の原則が通ります。
なんか混同してない? (スコア:0)