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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:3, すばらしい洞察)
それはあなたの主観。何を訴えるかは原告が決める事だよ。
個人情報の管理について不備があったために不利益をこうむった、
と訴えているのであれば被告はACCSなのだろうけど、
(情報管理についてはACCSに責任があると思われるので)
今回は「個人情報を漏洩した」ことが訴えの基礎(原告の遺失利益)だからね、
この
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:0)
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:2, 参考になる)
それは訴えとしては曖昧すぎるな。
「交通事故が起こったとして、その場合の相手は交通行政?それとも交通事故を起こした人?」と言うのと同じ。
裁判を起こす為には「何の利益を回復したいのか?」を明確にする必要がある。
その「利益」を明確にしていくことで自動的に相手が決まるってこと。
個人情報の管理責任を問いたいのであればACCS。
不用意に第三者に漏洩した行為に対する責任を問いたいのであればOffice氏。
で、今回原告は後者の利益回復「だけ」を行使している、それだけの話。
この「権利」は行使するもしないも「原告の自由」だからね。
実際、その権利を行使しなければならないと言う条文はどこにもない。
よって、この原告が後でACCSに対して反旗を翻すことも十分考えられる。
ただ、現実的には法人相手に争っても長期化して不利だから、
狙いやすい(かつACCSの援護を受けられる?)Office氏を訴えたのかもしれないけどね。
これこそ想像の域を出ないのでなんともいえないけど。
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:0)
自動的に決まるというよりかは、一般的には、
弁護士と相談して、狙い撃ちにするというか。
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:1)
弁護士を採用した瞬間からあとは自動的。
#児童的とも言う・・・
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:1)
法律を勉強していない人には不可思議に見えるかもしれないけど、
少なくとも民事裁判は「利益を回復する所」ですので、
まず「回復するべき利益は何か?」を明確化します。
それを明確化するためには登場人物を整理する必要が当然あって、
それを指して「自動的に」と言っているのです。
#何でも良いからトラブルを弁護士に相談してみると分かると思いますよ。
#弁護士の聞き方が「で、どうしたいの?」と言う質問に集約されていく事が分かるはずです。
結果として出てきた利益に対してどれを選ぶかは原告次第ですが。
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:0)
純粋に利益を回復するだけなら、相手は管理者でも情報を盗んだ人でもどちらでもいいのでは?
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:3, 興味深い)
法律を学べばこの感覚が分かるのでしょうが、
まずは「回復する利益がないと裁判が起こせない」と言う事実が大事です。
「誰か」は二の次なのですよ、回復する利益がない限りは被告はおろか原告すら「存在しない」のですから。
そもそも、被告が二の次じゃないと「被疑者不詳」なんて裁判は起こせません。
例えば…隣人の騒音がうるさいとします。
で、「隣人を訴える!」となるのでしょうが、
実際は「音を止めること」が回復する利益であって、
その利益を得る為には「音を止めてもらう」だけじゃなくて、
「防音をしっかりする」と言うものもあるのです。
ところが、後者は大家さんも訴える範疇に入りますよね?
…これが、「自動的に決まる」と言うことなのです。
「音がウルサイ為、音を止めて欲しい」なら隣人が対象に、
「音がウルサイ為、防音をシッカリして欲しい」なら大家も対象になる。
単純に「ウルサイ」だけでも訴える先は複数に増えるのです。
だから弁護士は「何を回復したいのか」をしつこく聞くわけです。
>相手は管理者でも情報を盗んだ人でもどちらでもいいのでは?
もちろん、最終的にどの利益を回復するのかは原告が決める事です。
それを外野がとやかく言う資格はありません。
#個人的には、裁判所が出した結果については大いに議論して欲しいですけどね。
Re:ちょっと脊髄反射っぽいぞ (スコア:0)
>それとも交通事故を起こした人?」と言うのと同じ。
すごく端的に表していると思う。
ただこの場合は『見通しの悪い十字路で信号が両方青だった』
と言った感じの状況と言うと