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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
コピーOKは特典CDだけ (スコア:3, 興味深い)
リンク先を読むと、コピーしてもいいよというのは、15周年記念ライブでもらえる特典CDのことだと思うのですが、タレコミだとTHE BOOMの曲はなんでもOKと勘違いされてしまうんじゃないですかね?
Re:コピーOKは特典CDだけ (スコア:1)
彼らの本意が伝わらないのではあまりに申し訳ないので、かなり遅れてしまいましたが加筆・編集しました。
誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)
この一文を見ると、
「内容自体はきちんと理解していたが、書き方がまずかった」
という風に読めますが、本当ですか?
そうだとすると、タレコミの以下の部分が不可解ですが。
> 太っ腹にも曲をコピーして家族や友人にプレゼントしてもよいと言い切った点。最近の音楽業界にはリスナーを小ばかにした活動がたびたび見える中、こういった音楽家とリスナーの信頼関係を重視する姿勢は賞賛に値するし、逆にリスナーの道徳が試されているとも言える。
これが日本の音楽業界、ひいては著作権ビジネスに一石を投じることになるのか。"
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)
> ・太っ腹にも曲をコピーして家族や友人にプレゼントしてもよい
プレゼントされる2曲についてはその通りですよね。出来るだけ多
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)
>
> プレゼントされる2曲についてはその通りですよね。出来るだけ多くの人に...とメッセージにありますし、身近な範囲にコピーして配ってよいものだと判断しましたが、それって十分太っ腹なことだと思います。
いやいや、もう一度繰り返しますが「聴いて買ってくれ」ですよね?
ならば「配布自由」を太っ腹とは思えないです。もしそうなら
「ラジオ放送」「音楽番組」etcも誰でもただで聴けるわけで、すべて太っ腹ということになりますが如何でしょうか?
とはいえ実は、「太っ腹」自体には賛成なのですけどね。
「配布自由」という点ではなく、「製品と同品質のサンプル」という点でです。
> > ・音楽家とリスナーの信頼関係を重視
>
> 配布に関して「ミュージシャンがリスナーを信頼して自分の曲を渡している」のは「配布された音楽を気に入ってくれたファンはお金を出してアルバムを買ってくれる」という信頼を基にしていると思いました。
配布したのは2曲入りのシングルCDですよね?
全曲(とまでは言わなくても半分ぐらい)入っているCDを配布して、「気に入ったら買ってください」なら確かに
「信頼して渡している」ですが、2曲程度ならそうは言えないでしょう。
(配布された曲を「金を出す価値がある曲」と判断したら、ほとんどの人が
「残りも聴きたい」>>「たたでもらえてラッキー」でしょう)
> また CCCD 拒否に関しても同様に信頼関係を重視しているからこその選択でしょう(CCCDのマーケティング的な効果を疑問視したと言うことも実際にはあるかもしれません)。
CCCD 拒否に関しては、後述の「リスナーの道徳」含めて賛成です。
じゃあ何で否定するような書き方をしたかですが、タレコミ文が
「面白いのは、音楽を配信するサイドがはっきりとCCCDとの決別を明示したこともあるが、太っ腹にも曲をコピーして家族や友人にプレゼントしてもよいと言い切った点。」
から続けて書かれているため、プレゼント云々の事を指している解釈したためです。
> > ・日本の音楽業界、ひいては著作権ビジネスに一石を投じる
>
> 彼ら側からするとこれは「新曲を無料配布し、再配布も許可することでファンからの口コミ・手渡しによるプロモーションを行い、実際に販売されるアルバムの売り上げ向上を目指す」と言うビジネスのモデルです。
これですが、それほど新しいビジネスモデルでは無いと思っています。
というのは、以前からweb上でMP3等で試聴曲を公開しているサイトがあるわけで、
そういうところは当然、「新曲を無料配布し、再配布も許可・(メール等での)口コミを期待」
ですよね?
(公開する形式によっては、ファイルの再配布はできませんが、URLを伝える事で実質的な再配布になります)
今回の物はそれに毛が生えたような物で(「毛」の部分のすばらしさは認めますが)、
少なくとも「著作権ビジネスに一石」というほど大げさな物ではないでしょう。
> また CCCD 拒否の部分についても、リスナーの利便性を無視した現状のビジネスモデルを拒否しているとも受け取れます。
> こうしたやり方は「音楽のデジタル化をデメリットとしか思っていない」「リスナーに不便を強いてもコピーの抑制を優先する」と言う日本音楽業界従来のやり方とはかなり違うと思います。ゆえにこれが成功する、ないしこうしたアクションをミュージシャンが起こすだけでも、音楽シーンに対して一石を投じると言えると思っています。
> # 他にも自分のCDをCCCDで出す・出さないの話で苦しんでいるアーティストが多数いることを考えると(最近だと奥田民夫も泣く泣くCCCDを選択したようですし)、こうした「アーティスト側からの声が事務所レベルで採用され、リスナーとの信頼関係を優先するモデルを選択しえた」と言う今回の話は結構大きな出来事だと思います。
これですが、「現状のビジネスモデル」「日本音楽業界従来のやり方」と言えるほどの物になってしまったのでしょうか?
というのは、私の認識では「CCCDの採用はあくまで、各会社・アーティストの意向によって採用される物」
だったのですが、そうではなく
「メジャーな所では、CCCD以外全滅」
という状況なのでしょうか。それなら確かに、今回の件は大きいと思います。
(もっとも、BOOMの事務所がCCCDを採用していない場合、「会社の方針を宣言しただけ」ともとれますが)
もしそうでなければ、CCCDの採用者からは「ふーん」の一言で済ませられる物だと思います。
あと、奥田民夫ですが、「泣く泣く」なのです?
これ [sonymusic.co.jp]を見る限り、せいぜい「積極的には賛成しない」程度だと思いますが……
と書いた後にぐぐった結果の続きを見たら、
「奥田民夫のようにCCCD以外の何かを日本のユーザーに提供しようと具体的な行動をした」
とありますね。
まあ、先程の文章を見ると、メーカー者側ページに書いている事を差し引けば、奥田民夫さんは、
・音質の劣化した物を売るのは嫌だ
・コピーガードは気が進まないが仕方がない
ぐらいに思っているのではないかと思います。
> > 不信感を払拭できる回答だと思いますか?
>
> そちらのコメントを書いた方がどう感じたかまではわかりませんが、Lycurgus さんは不信感を持たれたわけですね。上記の内容で回答になっていますでしょうか。
> 少なくとも修正前のタレコミも、嘘を言ってるわけではないと思いましたので最初はそのまま採用したわけですが、元コメントにも書いたように、確かに(すべての曲を配ってもいいと言う)誤解を与えやすい記事だったとは思います。
少なくとも、どういうことを考えて書いたのかを理解できましたので、このタレコミに関する不信感は無いです。
ただ、#528926さん (=#529752さん)が依然として不信感を持たれているのも分かります。
私としては、「反CCCD」に感情移入しすぎが原因となって、「コピーOK」に過剰に反応してしまったのが原因だと思っています。
確かにCCCDは問題が多いですが、過剰反応せず冷静になることが重要だと思います。
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)
> あと、奥田民夫ですが、「泣く泣く」なのです?
最終的に CCCD を決めた以上はそれについて否定的なコメントは出来ませんから、「CCCD回避に失敗⇒CCCDを採用したアーティスト」は概ねああした「音質的に納得の行くものだった」と言うコメントを出しています(他のアーティストにもそういう例がありますし、佐野元治の場合は当初CCCDだったのを後から回避しましたね)。
もちろん本当に納得の上でなのかもしれませんが、奥田民夫に関して言えば、CCCDが出始めた当初から音質に関して疑問を持っていた一人ですし(当初は3人しかいなかった [newsplus.jp]らしいですが)、今回もアルバムを出すと言う話が出た時点から、ExtraCD や SACD、DVDAudio等も視野に入れていたと言う話を聴いています。そうした事情の後に今回の発表ですから、「泣く泣く」と言うのはあくまで私の想像でしかないですが、まったく見当はずれではないと思います。少なくともアーティスト側に(音質の余計なチェックやファンのケアなどの)無益な負担をかけさせているのは確かではないかと思います。
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:0)
おいおい、アーティストは曲作って歌って踊ってりゃそれだけでおっけーとかいう主張ですか?
CDという媒体において、アーティスト様が自分の思うような音を提供したいと思っているならば、
出来上がりチェックは当然すべきですし、ふつーにやってるア
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)
私は「CCCD化により増える手間」の話をしているつもりなんですが、そうは読めませんでしたか?
一般的に音質が劣化するという認識がされている CCCD で自分の曲をリリースする際に、「自分の曲がどの程度劣化するのか」「CCCD でリリースしても音的に納得いくものになるか」と言う事を今までの手順に加えてやる必要があり、「多少劣化していてもこの程度なら大丈夫だろう」と言う線引きを新たにする必要が出て来ます。また最終的に納得のいく音にならなかったとしてもマーケティング的な理由でCCCDを強要される場合も当然出てくるでしょう。また「CCCD でも普通の CD 並みの音質まで改善しました」と言う技術革新(いくらやっても従来のCDと同等以上にはならない)にも付き合わないといけないわけですが、これもアーティストなら必ずやるべきことのうちですか? また、「再生保証がないCCCDをファンに提供する責任」の一端もアーティストが負う事になります。最終的にこうした作業により、売上が向上するのならばアーティスト側もある程度の作業はいとわないと思うのですが、寡聞にして CCCD 化がダイレクトに売上向上に貢献していると言う資料を見たことがありません。
実際にはここまで苦労しているアーティストよりも、素直にCCCDを受け入れている人の方がずっと多いとは思いますが、あなたの言う「出来上がりの音をきっちりチェックするアーティスト」ほど、こうした負担は増えると想像できます。外野がとやかく言う筋合いがないといってしまえばそれまでですが、自分の好きなアーティストが音作り以外の余計なことに巻き込まれているのを傍観している義理も無いわけなので。
Re:誤解を招く表現、だけですか? (スコア:1)