パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

依然として続くみずほ銀行基幹系障害」記事へのコメント

  • 今回の事態は大多数の企業経営者や, 経済アナリストと呼ばれる人たちも予想していなかったのではなかったかと想像しています.

    ここ数年, 経営効率化のために企業合併による規模拡大ということが言われており, 実際に多くの合併話が有るわけですが, 今回の騒動で企業合併によるシステム統合が費用・期間等など極めてリスキーな物であることが, 知れ渡ったと思われます. さらに, 現在進行中の統合作業でも見直しによる体制強化が行われるでしょう.

    ただ, ここで問題になるのは, 日本の情報産業にその要求に答えられるだけの体制が無いという

    • by SS1 (6823) on 2002年04月09日 17時53分 (#80060) ホームページ 日記
      ん。つっか。リスクはオプションと常に一体にしとくべきなんではないかと。

      統合前に,まずあった事象は「システム統合作業の遅れ」で,これは関係者は,ほぼ認知してた。ここでの経営者の取れるオプションは,おおざっぱに言って次の3っつ。

      1.一部サービスのみ実施する。
      2.サービスインを延期する。
      3.強行する。

      で。それぞれには,ご存知のとおりのリスクや予想される損害,それから機会損失が用意されていました。そして,上のほうのスレッドでロケットの打ち上げに喩えてたように,上の2番目のオプション「サービスインを延期する。」を実施するためのラウンチ・マネージャがいたかどうかが問題になっています。
      あとは,3月25日の時点でポイント・オブ・ノーリターンだった。という可能性ですけど,これは考えにくいでしょう。

      よって経営上の問題点は,次のとおり。

      1.予想されるリスクを掌握できなかった。
      2.「延期」という経営判断を忌避した。
      3.はじめから,延期というオプションを用意しなかった。

      いずれにせよ,すべてビジネスとしての判断ミスで,これから経営者が,その過失を追求されることは,言うまでもありません。
      --
      斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
      親コメント

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

処理中...