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オタキング氏が読んでいたかどうかはわかりませんが、ハリウッド映画のシナリオが実は定型化されていることは、Syd Field "The Screen Writer's Workbook" [amazon.com](邦訳は別冊宝島144『シナリオ入門』 [amazon.co.jp]
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:2, 興味深い)
自分の映画の試写会に監督が足を運び、
ストップウォッチ片手に客の反応をメモってるシーンが
かわぐちかいじの「アクター」にあったけど、
あれは本当のことらしいから。
客がどのシーンに反応したか、じゃあそのシーンの何に反応したか、
反応したそれは、別の撮り方をすればどうだったか、その時の現場の空気は?
回したカメラは?食った飯のメニューは?
とまあ結局選択肢とし
Re:創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:-1)
その話は、岡田斗司夫さんも、
『オタク学入門 [ストップウォッチのシナリオ学]』、
『東大オタキングゼミ [第4章 映画]』、
の中で解説していましたね。
→ http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakugaku/No5.html [netcity.or.jp]
→ http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/multi/No4.html [netcity.or.jp]
↑この中で語られているシナリオプロセッサーとは、多分、
dramaticaというソフトのことだと思います。
あー。うー。
dramaticaのDEMO版を使って執筆中の、
『お蚕少年ズンニーラ』
『Spoiled Rich White Kid, The』の2本のシナリオを完成させて、
ケヴィ
Re:創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:0)
オタキング氏が読んでいたかどうかはわかりませんが、ハリウッド映画のシナリオが実は定型化されていることは、Syd Field "The Screen Writer's Workbook" [amazon.com](邦訳は別冊宝島144『シナリオ入門』 [amazon.co.jp]
Re:創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:-1)
> ハリウッド映画のシナリオが実は定型化されていることは、
> Syd Field "The Screen Writer's Workbook"でも詳らかにされていました。
膨大な資金を投入して作られて、そして、
その膨大な資金を回収しなければならない使命を帯びたハリウッドの大作は、
失敗を許されないので、ほとんどの作品が、定型の作劇文法だけで作られちゃいますなぁ。
だから、物語の構造やSF公証を気にする人から見ると、
『なぜ、こんなクソ映画がヒットしてしまうんだ?』ということになる。
でも、サンダンス映画祭などに出品されるような
自主製作や独立系の映画作品だと、
かなり、定型の作劇文法から外れた『新感覚』の作品も有ります。
でもまあ、それらの『新感覚』の作品も、最近の流行では、
『どこからが現実で、どこからが妄想の世界なのか分からない。』
とか、
『MTV世代の映像感覚』とか『ゲーム世代の映像感覚』とか言われる、
『作品全体を通して、脈絡が乏しい感覚的な映像のシーンを素早くカットアップして連続させて、
論理的には破綻している物語を、全体としては何となく納得してしまう形で感覚的に伝えるような手法の多用。』
とか、そういう感じの作品が増えまくりで、
そういうものは、昔は目新しく感じたけど、今では何だかもう陳腐化してきている。
あと、dramaticaの開発元のサイト [dramatica.com]にも、
詳細な、シナリオの作り方マニュアルが掲載されているらしい。
"Dramatica Theory Book"。内容の詳しさは驚き。
キャラクタの設定、その関係や、事件の設定などシナリオの基礎のすべてがここにある。
全部英文で、450ページ。誰か日本誤訳してくれないもんでしょうか(^^;)。
→ http://www.asahi-net.or.jp/~nr9h-atm/Movie/soft.html [asahi-net.or.jp]
dramaticaのDEMO版のダウンロードは、ここ。
http://store.yahoo.com/dramatica/demos.html [yahoo.com]
ちなみに、
『お蚕少年ズンニーラ』のプロットは、
2004年8月6日放送の、たけしの誰でもピカソ [tv-tokyo.co.jp]に出てきた、
小学校1年のときから学校へは行かず、
ホームスクールで自分の好きな勉強だけをして暮らしている須藤健斗くんを見て、
近年の全世界の先進国の公的(組織的)教育の品質とホームスクールの問題について書こうかな、と思い付いた作品。
内容は、
ジョー・ダンテ監督の「エクスプローラーズ(1985年作品)」の世界を参考に、
変わり者の少年側(いじめられっ子側、ホームスクール側)として描き、
→ http://cinemakun.net/title/explorers.html [cinemakun.net]
→ http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/7823/explorers.htm [geocities.co.jp]
それとは逆の、
特別な目標や強い意思が無いままで普通に学校に通い、
平凡に、なんとなく毎日を過ごしている大勢の子供の側を、
ジョン・ヒューズ監督の「ブレックファスト・クラブ(1985年作品)」を参考にして描く、
→ http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD7985/index.html [goo.ne.jp]
作品全体の雰囲気としては、ウェス・アンダーソン監督の「天才マックスの世界(1998年公開)」をパクった感じのコメディに仕上げる。
ホームスクールの問題点である社会性や一般常識を学習する機会の欠如と、
一般的な教育機関での問題点である、
理不尽なことが『集団心理』と『慣れ』によって見過ごされてしまうという点の、双方を問題視し、
一人の子供の成長には、
ドラマチックだったり、賞賛されたり記録に残ったりするようなことだけが重要なのではなく、
なんでもないような、日々の、なにげない経験の積み重ねが、実は一番重要なのだ、
ということを語るような内容になる(予定)。
あと、
『Spoiled Rich White Kid, The』の方は、
日本だけでなく世界各地の人種差別や民族差別、歴史的な被差別地域問題を描くのだが、
そういうテーマをそのまま描くと、過剰な反応を返してくる人が居るかもしれないので、
天国から落ちた男と、ナーズの復讐と、ウェインズ・ワールドと、リトルニッキーを足して4で割った感じの、
明るくて楽しいオバカなコメディの形で描きつつ、実は暗喩としてハードなテーマに