「文字を読むための脳の働きは表音、表意で異なる」記事へのコメント

この論文の新奇性はどこにあるのでしょうか？

[Anonymous Coward]

前から知られていることですよね？
素人の私でも聞いたことあるし。

Re:この論文の新奇性はどこにあるのでしょうか？

[hohoho (14727)]

　今までは、脳梗塞、てんかん等で脳の一部機能が障害された際に、機能していない事と障害部位とを見ていたわけですが、障害部位があくまで機能を含む部位でしかないのです。
　しかしながら、人間の脳の機能は、連動して動いているためにｆＭＲＩ（機能を見るＭＲＩ）では、正常の人を見てもよく分かりません。そこで脳機能の限定

第二言語の習得をｆMRIで見ると

[MIYU (17727)]

独立行政法人 科学技術振興機構が、今年の4月にハングルを学習した時の日本人の脳の様子をfMRIで観察して「Neuron」誌に 発表しています [jst.go.jp]。

科学技術振興機構による研究の背景 [jst.go.jp]という資料によると、「後天的に学習される読字の能力」の形成過程を明らかにする為の研究なのですが、ハングルの読字成績の向上に比例して、左脳の下側頭回後部に活動の上昇が見られたそうです。
具体的には、ハングルテスト時に活動が高まった領域と、仮名テスト時に活動が高まった部分は隣接しています。参照図 [jst.go.jp]　（英語を話す人達でも同じ部位になるのでしょうか？）
また、正字法（文字の並び）と音

Re:第二言語の習得をｆMRIで見ると

[NyaNya (12681)]

眠っている間に「脳が夜勤をしてそれを整理してくれている」そうですから。

小人さんがデフラグをしてくれるんですね :-)

Re:第二言語の習得をｆMRIで見ると

[ttm (8278)]

脳内をウェブボットで探索してインデキシングしてくれたり、
あるいはガベージコレクタが動いてコンパクションしてくれるのかも。