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ということは、株の売買に参加した人全員の利益を合計すれば、ゼロになるということ。
一方、俺の考えてる株価や資金は、それ自体信用によって 成り立っているものだと考えてる。 つまり信用が資本を創出するってことね。
結局はそういうことだろうね。
対象(
というか、kyousum さんも #623479 さんも、 株価自体、それから株取引の元手となる資金というもの自体が 株(やら証券やら)とは別の、何か実質的なものによって 成立していることを前提にしてますな。
いえ、私は全然そんな事を前提にしてません。株価は会社の価値と離れる事、場合によっては大幅に離れる事も認めています。
もちろん、株式の価値を成立させている「実質的なもの」はあります。株主は利益配当を要求したり、会社を解散させて残余価値の分配を要求できるという法律上の権利を持っていますから、それです。
計算可能な形で出せる?
株式の価値は「会社の価値」÷「発行済株式数」で、求まります。
で、会社の価値はその総資産と将来の収益性に基づいて求まります。将来の収益性がリスクなどの要素を考慮した上で、他の投資先より低ければ、会社の価値は総資産より少なくなりますし、高ければ総資産より高くなります。
具体的な数値は私はもちろん、誰にも正確には出せませんよ。頑張っていくらかでも正確に求めようとしている人はいくらでもいますが。出せるなら、自由市場はいらないんで、ソ連の計画経済だって成功してます。
経済学をかじった人なら「金は湧き出る」と思ってるはず。
私は経済学を「かじった」ぐらいはしてますが、そんなことは思ってません。金が仮に「湧き出る」ものであれば、金は無価値という事になってしまうでしょうに。
的確なときに的確なところに資金を援助する(=株を買う)ことで企業の成長を促し、信用を創出し、流通する資本の量を増やすことで 経済を発展させる。
株取引はすでになされた投資に基づいて発生した企業の所有権の売買です。株を買ったって、企業には一銭の資金も入りません。企業に資金が入るのは、設立のときの株の発行と、新株発行のときだけです。
株が簡単に売れるという事は、会社の株主にとっては良い事なので、株式市場を整備する事には意味がありますし、企業への投資を増やす事にもつながりますが、株の売買自体では、投資は全く行なわれません。
その結果増えた資本の一部が株取引の利益として発生する。
別に取引をする必要はありません。資産が増えたなら配当を求めれば良いんです。
収益性の高い企業なら、配当を求めるよりその資金を企業内に残して再投資させた方が良いんでそうしますが。今、現金が必要なら、再投資によってさらに増加した企業価値に基づいて株式を売れば良いんで。
>金が仮に「湧き出る」ものであれば、金は無価値という事になってしまうでしょうに。
不換紙幣ってそういうものでしょ。 実物は、印刷機でバカスカ印刷できる紙切れですよ。 だからこそ必要に応じて供給量を変化させたり、 いろいろと便利なことができるんです。
#できるのにできないと抗弁する人たちもいますが…
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
できた (スコア:0, おもしろおかしい)
Re:できた (スコア:3, すばらしい洞察)
# 意外とあたりだったりw
Re:できた (スコア:3, 興味深い)
ということは、株の売買に参加した人全員の利益を合計すれば、ゼロになるということ。
Re:できた (スコア:0)
> ゼロになるということ。
これって本当なのでしょうか?
Re:できた (スコア:1)
>> ゼロになるということ。
>これって本当なのでしょうか?
間違いですよね。というか、その計算自体ができないでしょう。
ある一定の期間を区切らないと計算できないけど、その期間の終わりには必ず株の
状
雑感 (スコア:0)
> ある一定の期間を区切らないと計算できないけど、その期間の終わりには必ず株の
> 状態で持ち越す人がいるわけですから。その人たちの収益は決定できません。
この「一定の期間」を極限まで小さくすれば
(一回ごとの株取引の瞬間まで短くすれば or 株価の変動が起きない単位まで短くすれば)
決定できるよ、という話。
jolly さんのは、倒産などで株券の価値がなくなってしまう
(売買の現実的な可能性が 0 になる)ことを除けば、という話。
もちろん、「倒産したって株券は手元に
Re:雑感 (スコア:0)
>(一回ごとの株取引の瞬間まで短くすれば or 株価の変動が起きない単位まで短くすれば)
>決定できるよ、という話。
株価の変動による損益は、取り引きがなくても発生すると書いてますな。
株の売買はその損益の所有権を移しているだけで、損益を発生させているわけではありませんな。
>jolly さんのは、倒産などで株券の価値がなくなってしまう
>(売買の現実的な可能性が 0 になる)ことを除けば、という話。
倒産などによる損失も、取り引きがなくても発生しますな。
その損失
Re:雑感 (スコア:0)
> 株価の変動による損益は、取り引きがなくても発生すると書いてますな。
株価を決定しているのは株取引なので、それはトートロジーに過ぎない。
というか、kyousum さんも #623479 さんも、
株価自体、それから株取引の元手となる資金というもの自体が
株(やら証券やら)とは別の、何か実質的なものによって
成立していることを前提にしてますな。
そういう前提ならそれでもいいけど、じゃあその実質的なものって何なの?
計算可能な形で出せる? ってところが問題になってくる。
一方、俺の考えてる株価や資金は、それ自体信用によって
成り立っているものだと考えてる。
つまり信用が資本を創出するってことね。
この立場からすると、倒産=信用を失った=価値がなくなった、
ってこと。
> #無から金が湧き出る夢を捨てられない気持ちはよく分かるけどさ
経済学をかじった人なら「金は湧き出る」と思ってるはず。
的確なときに的確なところに資金を援助する(=株を買う)ことで
企業の成長を促し、信用を創出し、流通する資本の量を増やすことで
経済を発展させる。その結果増えた資本の一部が株取引の利益として発生する。
それが本当の目的。momochi [srad.jp]さんのコメントがまさにそれ。
でも、デイトレードみたいな短期の投機じゃほとんどゼロサムになっちゃうけどね。
Re:雑感 (スコア:0)
>つまり信用が資本を創出するってことね。
>この立場からすると、倒産=信用を失った=価値がなくなった、
Re:雑感 (スコア:0)
結局はそういうことだろうね。
対象(
Re:雑感 (スコア:1)
いえ、私は全然そんな事を前提にしてません。株価は会社の価値と離れる事、場合によっては大幅に離れる事も認めています。
もちろん、株式の価値を成立させている「実質的なもの」はあります。株主は利益配当を要求したり、会社を解散させて残余価値の分配を要求できるという法律上の権利を持っていますから、それです。
株式の価値は「会社の価値」÷「発行済株式数」で、求まります。
で、会社の価値はその総資産と将来の収益性に基づいて求まります。将来の収益性がリスクなどの要素を考慮した上で、他の投資先より低ければ、会社の価値は総資産より少なくなりますし、高ければ総資産より高くなります。
具体的な数値は私はもちろん、誰にも正確には出せませんよ。頑張っていくらかでも正確に求めようとしている人はいくらでもいますが。出せるなら、自由市場はいらないんで、ソ連の計画経済だって成功してます。
私は経済学を「かじった」ぐらいはしてますが、そんなことは思ってません。金が仮に「湧き出る」ものであれば、金は無価値という事になってしまうでしょうに。
株取引はすでになされた投資に基づいて発生した企業の所有権の売買です。株を買ったって、企業には一銭の資金も入りません。企業に資金が入るのは、設立のときの株の発行と、新株発行のときだけです。
株が簡単に売れるという事は、会社の株主にとっては良い事なので、株式市場を整備する事には意味がありますし、企業への投資を増やす事にもつながりますが、株の売買自体では、投資は全く行なわれません。
別に取引をする必要はありません。資産が増えたなら配当を求めれば良いんです。
収益性の高い企業なら、配当を求めるよりその資金を企業内に残して再投資させた方が良いんでそうしますが。今、現金が必要なら、再投資によってさらに増加した企業価値に基づいて株式を売れば良いんで。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:雑感 (スコア:0)
>金が仮に「湧き出る」ものであれば、金は無価値という事になってしまうでしょうに。
不換紙幣ってそういうものでしょ。
実物は、印刷機でバカスカ印刷できる紙切れですよ。
だからこそ必要に応じて供給量を変化させたり、
いろいろと便利なことができるんです。
#できるのにできないと抗弁する人たちもいますが…