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JAXAのサイトにあるISSのFAQ [sfo.jaxa.jp]に、そのものズバリの「スペースシャトルの打上げ費用はいくらくらいですか」 [sfo.jaxa.jp]という項目があります。これによると、1回の打ち上げあたり4億5千万ドルだそうです。これとは別に、オービター製造時の初期費用が1機当たり18億ドル(エンデバーの場合)程度かかっているとのこと。
ちなみに、アポロ計画の総費用は約204億43万6000ドル [planetary.or.jp]だそうです。仮にアポロと同じ間隔でシャトルを打ち上げようとすると、オービターは最低2機必要(シャトルは飛行後のメンテナンス期間が必要なため)で、アポロは7号から17号までが有人飛行だったので、計11回の打ち上げとなります。つまり、18×2+4.5×11=85.5億ドルとなります。
まぁ、アポロの費用は無人の打ち上げ分を含んでいますし、そもそも物価が異なるので単純比較はできませんが、再利用が劇的なコストダウンにつながるとは言い難いと思います。
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
あぁもったいない (スコア:2, フレームのもと)
> 「1円」の扱いになっていると言う。
当事者じゃないから勝手なことを言うけれど、なぜ再利用あるいは転用できるようなもの作りができないのだろうか。
Re:あぁもったいない (スコア:4, 参考になる)
より大きく重量のあるペイロード(荷物:主に人工衛星)を衛星軌
道に投入するため、また軌道投入に必要な速度を稼ぐため、限界ま
で軽く作られます。すなわち、回収用の不要な機材などを搭載する
と重量が増し、本来の荷物であるペイロードに振り分けられる重量
が低下します。また、軌道投入に不要な機材はそれだけでトラブル
要因を増やすことにもなり、打ち上げ失敗の原因を増やすことにも
なります。
ところで、再利用可能な宇宙船(Reusable Launch Vehicle:RLV)
としてはNASAのスペースシャトルなどが有
/* 息抜きの合間の人生 */
シャトルの打ち上げコスト (スコア:2, 参考になる)
JAXAのサイトにあるISSのFAQ [sfo.jaxa.jp]に、そのものズバリの「スペースシャトルの打上げ費用はいくらくらいですか」 [sfo.jaxa.jp]という項目があります。これによると、1回の打ち上げあたり4億5千万ドルだそうです。これとは別に、オービター製造時の初期費用が1機当たり18億ドル(エンデバーの場合)程度かかっているとのこと。
ちなみに、アポロ計画の総費用は約204億43万6000ドル [planetary.or.jp]だそうです。仮にアポロと同じ間隔でシャトルを打ち上げようとすると、オービターは最低2機必要(シャトルは飛行後のメンテナンス期間が必要なため)で、アポロは7号から17号までが有人飛行だったので、計11回の打ち上げとなります。つまり、18×2+4.5×11=85.5億ドルとなります。
まぁ、アポロの費用は無人の打ち上げ分を含んでいますし、そもそも物価が異なるので単純比較はできませんが、再利用が劇的なコストダウンにつながるとは言い難いと思います。